「ゲームチェンジの時代」

はいさい。今月は少し余裕を持ってブログを書いてました。
(はずですが、、、気づいたら毎度の月末に汗)

それでは気を取り直して、今年最後のお題は下記で。

「Game Change(ゲームチェンジ)」

ビジネスの従来の枠組み・ルールが崩壊し、新たなものに切り替わること。近年の代表例が、Uberやairbnbに代表されるシェアリングエコノミーを行う企業の発生である。従来のビジネスは、企業や個人同士が競争することで、市場のパイの奪い合いを行ってきた。近年はそれが崩壊し、分かち合うという新たなビジネスの概念が生まれた。

従来からのパラダイムを変換させ、人々の行動様式や社会の制度を一から変えてしまうような技術的変革や社会的変革が起こる時代。

コロナをきっかけに、上記のような風潮が強まった一年だと思いますが、
少し前から自分が携わる領域の広告代理業でも、この傾向を感じるようになりました。

今回はこちらを体現してる、ある一つの会社について書いてみたいと思います。
その企業名は、「株式会社オプト(株式会社オプトホールディング)」

今年の2月、下記のプレスリリースが流れて業界が激震しました。
※もしかしたら、自分の周りのごく一部だけだったかもしれませんが…。

【商号変更のお知らせ】オプトホールディングは、デジタルホールディングスへ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000655.000014848.html

株式会社オプトホールディング → 株式会社デジタルホールディングス
へ社名変更。

これは事業の軸足をシフトする意思表示と、
社内・社外に向けた明確なメッセージだと思います。

「オプト」といえば、ネット広告代理店業界でサイバーエージェントともよく比較される広告代理店の雄。
決して事業が行き詰ってる訳ではなく、むしろ好調。
その中での、社名変更(事業変更)にかける思いを分かりやすく伝えてる一文がありました。

「1つ1つの広告を請け負い、その広告費からマージン10%とか20%をいただく、というモデルではなくて、お客様の変革すべてに一気通貫で寄り添い、そこで得た価値の一部をパートナー企業として頂戴するような、そういうモデルが可能な実態を持っていく必要があるんです。」

「広告代理店のビジネスモデルは崩壊する」
オプト2代目社長が語る、ビジネスモデル変革のための組織論とは
https://www.fastgrow.jp/articles/opt-kanazawa
より抜粋。

今すぐに「代理店」という業態が無くなることはありませんが、
ある日突然、人は変われる訳ではありません。
来年からといわず今から少しづつでも、自分の立ち位置や仕事へのかかわり方を改革していかないといけない危機感をもって、自戒の念をこめて。

自分が描く理想は、自分が全ての専門知識やスキルを持つのではなく、自分の周りに専門の特殊スキルを持った、自分よりもその道で優秀な人達とプロジェクトを行っていく。
その時に、自分に何ができるのか?また必要とされる役割をこなせるのか?

今までの10年と、これからの10年。
挑戦できる環境があるのは有難いことです。

2020年、お疲れさまでした。
2021年もまた、変わらず宜しくお願いしますm(_ _)m