さて、またYouTubeに関する内容をお届けします!
僕は、会社内でYouTube運営に関わらせて頂き、登録者わずか700人弱のチャンネルを約1年半で5万人まで増やす経験を裏方でさせて頂きました。
今回は、そんな経験の中で特に10個の重要なポイントについてお伝えしていければと思います。
僕らの場合は、試行錯誤の末、結果、そういったポイントを意識していたという事になるので、これからもしYouTubeを始める方、既に始めているけど思うように数字が伸びていない方、もしくは、そういった裏方の仕事に興味のある方(採用フォームにご連絡ください)
さて、では早速本題へ
- 視聴者に求められる動画を出しているか?
- チャンネルのコンセプトが明確か?
- 視聴者ターゲットが明確か?
- 視聴者を釘付けに出来ているか?
- 視聴者に不快な思いをさせてないか?
- 需要のあるテーマを扱っているか?
- サムネイルと動画の内容に大きなズレが無いか?
- 思わずコメントしたくなるか?
- よく見慣れた編集か?
- 面白いか?
順番に説明していきますね!!
1.視聴者に求められる動画を出しているか?
これは言ってしまえば、視聴者が「これだよ!こういう動画待ってた!」と思ってもらえる動画だけを出そうって事です。
これを実現するには、「常に視聴者が求めていること」をかなり正確に予想できている必要があります。
動画の向こう側には必ず人が存在します。
ここをまずは念頭において動画を出していきましょう。
「好きな事をして生きていく」=「好きな動画を出す」と間違って認識されがちですが、それでは動画は伸びません。
視聴者が何を求めているのかSNSや、インターネットで調べてみましょう。
2.チャンネルのコンセプトが明確
例えば、肉食いたい~って思って、ステーキ屋さんに入ったとします。店内のメニューでは、なぜかラーメンがオススメと書かれていて、お店の壁にはパスタのメニュー写真が貼られていてます。
ステーキ食べたいのに全然、無いじゃん。
って誰でも思いますよね?この状況が実はYouTubeでは当たり前のように発生しています。
FXのチャンネルなのにメイク動画出したら誰も見ませんよね?
もちろん、超有名ユーチューバーがやったら再生される可能性はありますがそれはあくまでも、チャンネルというか演者にファンが沢山ついた場合のみです。
もし、あなたにそこまでの知名度や、人気が無いのならまずは「1チャンネル1コンセプト」をやるべきです。
でないと、あなたのチャンネルは永遠にYouTubeジャングルを彷徨う事になります。
3.視聴者ターゲットが明確か?
このチャンネルってどんな人に向けたチャンネルですか?って質問されたら迷わず答えられるようにしましょう。
なぜなら、ターゲットによってみたい動画は異なるからです。
理想は、あなたの動画をその人に全部見てもらう事です。
って考えると、1人の人に沢山動画を見てもらうためにはどうするべきか?その人が普段どんなものに興味があるのか?ほかにどんなチャンネルを見ているのか?予想するもしくはリサーチする必要がある訳ですね。
その辺の話はまた別の機会にお話しします。
4.視聴者を釘付けに出来ているのか?
視聴者は本当に心無いです。つまらないと思ったら、すぐに離脱します。
あなたが企画や、撮影、編集に何時間もかけて頑張って作ったとしても、、、
離脱先は、他のチャンネルかもしれないですし、皿洗いとか、食事の準備かもしれないし、色々です。
という事は、それらのタスクや、用事よりも重要かつ、最後まで見続けてもるあために工夫を凝らす必要があります。
その為には、認知心理学の要素を取り入れたり、人が見続けるチャンネルはどんな特徴があるのか?しっかりとリサーチや分析する必要があります。
5.視聴者に不快な思いをさせてないか?
「え?そこは大丈夫だよ」って思う方も多いかもしれません。しかし、気づかないうちに不快にさせてしまっているパターンというのが案外、多かったりします。視聴者って暇つぶしで見ている割に、動画のクオリティにはうるさかったり厄介ですよね。でも、再生して頂く事で、お金を頂くわけですからそこは腹をくくらざるを得ません。
これだけは最低限気をつけて欲しい「よくある不快感」をまとめます。
- 効果音の音量がデカ過ぎる
- 声が聞き取りづらい
- テロップが見えづらい(小さい、字体がへん)
- 手振れがやばい
- オープニングが長い
上記は本当によくある事なので、一度、友人や家族にこれらの違和感が無いか確認してからアップするのはアリです。どんなに内容が良くても、上記があるだけで、視聴者はすぐに離脱します。
6.需要のあるテーマを扱っているか?
再生されていない動画の特徴として、誰需要?という動画が多く見受けられます。「自分が出来る事」を基軸にやってしまうとそうなりがちです。ただの知識のひけらかしでは、誰も見ません。そこまでもうYouTubeは甘い時代ではないんです。求められている事を動画にする必要があります。
ライバルがいないからラッキーって思うパターンは、本当に一部の天才的な発想をベースにしないと厳しいです。(ただそれも実は天才的に見えて実は、ニーズがある内容を含んでいる場合がありますが)
なので、まずは王道に突っ込むのが実は成功の近道だったりします。
一見、参入の余地が無いと思われる市場でも、ちょっとずらせばニーズがあるなんてところはまだまだある訳で。
決して、無理ゲーではないので、やる前から諦めないでください
7.サムネイルと動画の内容に大きなズレがないか?
これは、言ってしまえばサムネイルを見て、視聴者さんは、面白そうだからもしくは自分の好奇心や、興味を引く内容だからクリックする訳ですが、その時点で動画には期待値が生まれる訳です。漠然と、こんな動画であって欲しいと。
しかしながら、内容があれ何か違うな、何か違うな、が続くと動画の評価、もっと言うとチャンネルの評価が下がってしまい、結果的にその人の目には触れないようにフェードアウトされてしまいます。
一般的に全てのジャンルひっくるめて、サムネイルのクリック率は5%無いときついと言われています。
クリック率が10%以上あれば、まだまだチャンネルは成長の余地があるので、まずは10%を常に上回るように頑張りましょう。
ただ、クリック率が良くても動画の内容が面白くないと、離脱されるので、クリック率を下げないように、動画の視聴者維持率も下げないようにしましょう。
平均的な動画の視聴者維持率は10分程度であれば、40%、20分程度であれば30%となりますが、より高みを目指すのであれば、10分程度であれば60%、20分程度であれば50%は目指したい所ですね。そこのレベルまで行けば、確実にチャンネルは良い評価をYouTubeから受けられます。
8.思わずコメントしたくなるか?
伸びいる動画はほぼ、コメント欄がにぎわっています。これは、YouTube側が良いチャンネルの定義として、コメントが多いチャンネルと現状は評価しているからです。
そういったチャンネルは結果として、YouTube側からどんどんおすすめに表示してもらえて、登録者や、再生数が伸びまくります。
思わず、コメントしたくなる時ってどんな時ですかね?共感を生んだり、もしくは、それは違うと指摘したくなったり、何かクイズを出して答えてもらったり、色々とやり方はあると思います。そして、コメントが多いチャンネルはなぜ、コメントが多いのか傾向をチェックしてみると面白いかもしれません。
9.よく見慣れた編集か?
良く、差別化を図るために斬新さや、目あたらしさを重視する人がいますが、それだとだいぶ精度が落ちます。もちろん、そのやり方で、圧倒的な差別化に成功しているチャンネルも無くはないですが、あくまでもほんの一握りです。
例えば、分かりやすい例で言うと、みんな大好きディズニー映画(ピクサーも、マーベルも含む)。あれって毎回同じようなシナリオだって気づいていますか?じゃあ、サザエさんがなぜ長年愛され続けているか?ちびまる子ちゃんや、ドラえもん、名探偵コナン、すべて、大枠のシナリオは一緒ですよね?
でも人は飽きずに、毎回見に行く。
YouTubeにも全く同じことが言えます。
なんとなく分かっていても、ついつい見てしまう。
ストーリーラインや、テロップ、BGM、etc
大きく逸脱するのではなく、既定路線に沿いつつ見せ方を変えるなど工夫をすると、案外見られるものです。
10.面白いか?
ずっと今まで散々、力説してきましたが結局、結論
面白いか
ここに尽きると思います。
「ためになる」「詳しい」「情報が正確」ではなく、面白いか?です。
もちろん、ためになるはあっても良いですがそこにプラスの要素として視聴者が面白いと思う要素があるか?ここが最も重要です。
大学の講義では面白くないですが、林先生の初耳学だったら面白いのと一緒です。
是非、面白いを意識してみてください。
最後に
以上、10個の点を挙げてきましたが、これらは基本的な事になりますが、ほとんどの人は出来ていない、つまり、これをしっかりと意識して取り組んでいたらまだまだ勝ち目はあります。
始めるに決して遅いなんてない。
ぜひ、トライしてみてください。
YouTube担当の男。沖縄に移住して20キロ近く体重が増えた。
2021年は目指せマイナス20キロ。