沖縄はだいぶ、気温が高くなってきています。
あれ?そういえば、全然くしゃみも鼻水も出ない。
花粉症が治ったTKです。
と、思いきや沖縄にはどうやらスギが自生していないらしく、スギ花粉に悩まされないとの事。
沖縄サイコー!!!
とまあ、これだけ、あったかければ
メダカを外で飼っていても産卵しても良い状態ですね。
室外飼育の場合
沖縄のメダカの産卵時期は3月~11月末くらいまでと言われています。
ちなみに、関東では4月末くらいから10月くらいまででしょうか。
ビニールハウス飼育の場合
本州が真冬でも沖縄では、ビニールハウスの中は
夏くらいの気温を簡単に維持できるので
1年中、メダカの卵を産ませることができます。
ちなみに、関東でそれをやろうとすると
ビニールハウス内にこんな石油ストーブを設置しなきゃいけません。
夜間、つけっぱなしにするので、
灯油代がすごいことになりますw
沖縄は、卵を産む期間が長いということで
沖縄のメダカ屋さんに本州のメダカ屋さん仲間から
冬の時期に卵を産ませて欲しいという依頼が多く届くみたいです。
冬の時期に、増やしたいメダカの親を沖縄に送り
卵を産ませて、増やし販売に備える。
人気の品種の需要は多いので
いかに、トレンドを先読みして高く多く売れる品種を抱えることができるか?
これがメダカ屋さんの腕の見せ所なわけです。
メダカは値段の変動?というより
下降が早いです。
1年前は1ペア2万円だったのが1年経過したら4000円とか500円とかざらにあります。
そして、今年は
去年、業界をざわつかせた「あの」品種と掛け合わせたできた新しい品種のメダカが市場にどんどん投入されてくることが予想されます。
以前、ブログで取り上げた1ペア約50万円のメダカ(プラチナロングフィン)です。
とにかく尾びれが大きくて長いんです。
この特徴は今まで流通していませんでした。
つまり、この特徴を既存のメダカに遺伝させることができれば
超ウルトラ簡単に【新】品種を作れてしまうのです。
ですから、今年は新品種ラッシュが予想されますし
メダカ業界ってそこまで整備がされているわけではないので
自分で名前を付けて販売ができてしまうのです。
そう考えると
Aさんが 卑弥呼とこのプラチナロングフィンを掛け合わせてできた
卑弥呼リプラチナロングフィンっていう品種を「デカ卑弥呼」って名前で販売できますし
Bさんが同じく卑弥呼とこのプラチナロングフィンを掛け合わせてできた
卑弥呼尾びれ大っていう品種を「大和なでしこ」って名前で販売もできるわけです。
※卑弥呼はこちら
↓ ↓
同じ特徴を持つメダカがそこらじゅうで売られてしまいます。
ですから、某オークションサイトでは
「デカ卑弥呼」レア品種 2ペア
新品種!!「大和なでしこ」の稚魚10匹
現物出品「卑弥呼プラチナロングフィン」1ペア
とかいううたい文句でいろんな名前の品種の出品ラッシュが起こる可能性が高いです。
そして、最終的には
発信力、影響力がある人が名付けた名前や品評会で賞を獲った名前がスタンダードになっていくでしょう。
そう考えると、今年は
今まで見たことがないような綺麗なメダカが市場にたくさん出てきたら
これも欲しい、それも欲しいってなるわけです。
購入金額が膨らむという、うれしい悲鳴が(>_<)
逆にたくさん出回るという事で、愛好家たちの購入意識が広くなり綺麗な新品種をいつもより安く購入できるというプラス思考で行きたいと思います。