「マーケティングは創造と科学」をモットーに
結果にフォーカスしたマーケティングを研究している川村です。
ここ1年くらい、出版のプロデュースをしたり大手講演会(EXPO系)に登壇させたり、テレビCMを打ったりTV番組に出演させたり、この後ドラマへの出演が控えていたり・・・
マス向けのプロデュースを多々行ってきました。
その仕掛けが成功するかどうか?と言うのはまた別の機会に話すとして、そもそも「どうやって進出するのか?」という点が、まず最初にくる問題です。
大手企業からすりゃ大した話ではないけれど、一般の・・・それも「個人レベル」だとどうしても敷居が高くなってしまいがちですが、実際は個人レベルでもポイントをおさえれば難しくありません。
結論から言えば「大きく3つ」の方法があります。
1.人脈
2.お金
3.知名度
この3つ。
人脈については言葉の通り。人脈って言葉は好きじゃないけど適切な表現が見つからなかったのでこの言葉を採用しましたが、要は「知り合いがいればOK」って話です。
ホント軽いノリで「〇〇って番組出せるかな?」→「余裕だよ~。どうする?」くらいのノリで決まってしまいます。飲みの席とかのノリ。ホントに。
だけどこれは繋がりがないと難しいので、いったん候補からは外します。
次に「お金」だけど、これも簡単な話でして、マスメディア系の広告代理店とかに依頼すれば即解決です。お金さえ払えばテレビ出演も余裕。
当然CMなんかそのまま「広告費」ですから当然余裕(考査は厳しいけれど)ですが、逆に言えば資金力に依存するので個人レベルだと難しい場合もあるかと思います。
なのでこれもいったん除外します。
そうなると最後に残るのは「知名度」ですね。
個人レベルでマス進出するなら「知名度を上げる」が最も確実で、人脈や資金などの力技さえ不要な方法です。
どうやって知名度を上げるのか?
知名度と言っても芸能人になる必要はないわけで、今のご時世SNSやYouTubeで「そこそこ」になればマス進出くらい余裕です。
考えるべきは「ジャンルと競合」で、該当ジャンルにマス進出してる強者がゴロゴロいると厳しいかも知れないけど、該当ジャンルに競合が多くなければ余裕ですね。
YouTubeチャンネルの登録者数が2万人くらいしかいなくても出版のオファーとかもらえたりしますし、逆に10万登録いても埋もれたりします。
では、すでに自分の事業があってジャンルを選定出来ない場合はどうするか?
答えは簡単で「掛け合わせる」ことで、レッドオーシャンの中にブルーオーシャンを作る事ができます。
「ダイエット×睡眠×医者」とか「美容×地域×キャラクター性」とか・・・
複数の「推し」を掛け合わせる事で、オリジナルジャンルを生み出せば競合がいきなりいなくなったりするわけですね。うん簡単。
そこそこ知名度が出てきても、いきなり出演オファーもらえるってのが確約してるわけじゃないので、全然オファーもらえないようなら自分から売込みすりゃOKです。
パブリシティ戦略とまでは言わないけれど、出版社もテレビ局(制作会社の方が良い)も新聞社も「取り扱うネタに困ってる」って状態なので(だって毎日ですからね。笑)、こちらから売込みしても取り上げてもらえる可能性は意外と高いんですね。
後は扱ってもらえる可能性をあげるって点だけ意識しないといけない(これも競合は多い)ので、出来るだけ影響力(フォロワーやアクセス数など)を上げる努力や、エッジ(コンセプトなど)を効かせる試行錯誤、売込みの仕方(文面やデザイン)など、やるべきことはシンプルです。
広告でも知名度はあがる
マーケティングをかじってる人で広告を使った事ないって人はいないと思いますが、インターネットが普及した現代において、広告とは「計測できるもの」になりましたよね?しかも正確に。
だからこそ視野が狭くなりがち(費用対効果のみに注視)だけれど、広告を広く展開することで知名度を上げる事も出来る訳です。
事実、広告予算を大きく引き上げた途端に様々なメディアから営業が来たりします。それこそ出演オファーなんかも。これもある意味で「知名度アップ」と同義なわけですね。
シンプルに「費用対効果」だけどを求めた「広告」という概念に、予算をあげて露出を増やす事で生まれる「知名度アップ」という視点(要は広報)を組み合わせると、費用対効果の考え方も少し変わってくるかと思います。
ここまで来ると・・・
マスメディア進出したから何なのだ?という視点が次は必要になりますよね。
いくら承認欲求を満たしたところで売上に影響を与えなければマーケターとしてはある意味「意味がない」という答えになってしまうので、こういったマス進出がどのような効果を生むのか?それもまたどこかで話したいと思います。
ひとまず今日はこれで以上。
【マーケター】
「マーケティングとは創造と科学」をモットーに、結果にフォーカスしたマーケを研究している。
好きな言葉は「成功はクリエイティブ、失敗はサイエンス」、嫌いなことは「努力してるふり」
仕事も遊びも家庭も全部全力。楽しんだもん勝ち。おじさんだけど認めたくない病に侵されている。