ここが変だよ沖縄!ないちゃーが驚く沖縄あるある3選

先日、個人的に海外送金を行う必要があり銀行さんに出向き送金手続きを行った際、通常の送金手数料とは別で2,500円の追加手数料を支払えばリフティングチャージ(同一通貨建て送金手数料)が必要なくなる“かもしれない”と言われ、「かもしれない課金って何!?」と本気で悩み倒した川村です。

さて今日は、通算沖縄在住歴8年になる僕が「移住組が驚く沖縄あるある」について話してみようと思います。

僕自身は大阪出身だけど、海外(香港)や東京にも数年間暮らしてきたので、ある程度は「誰から見ても」という目線で常識を語れるのではなかろうか?その上で沖縄との違いを話せるのではなかろうか?と。そういう思いもあって記事にしてみます。

ただ・・・

「沖縄あるある」ってぶっちゃけメチャクチャ沢山あります!マジでめっちゃある。笑

思いつく限り書き出すのも良いけれど、ひとまず今回は僕にとって特に衝撃的だった事を3つ選りすぐってお伝えしようと思います。

沖縄県民の方からすれば「普通」の事だと思いますが、その感覚は内地に行くと通用しないのでご注意を。

逆に旅行客や出張者、移住組の方は「え?どゆこと??」と思う事があるかも知れないので、覚えておいて損はないかな~って思います。

それではさっそくいってみましょう!

「今からくるよ!」ってどゆこと?

友人たち複数人でバーベキューをする事になり、友人の1人と待ち合わせしてから会場に向かう事になった。

待ち合わせ時間は13時なのだが時間になっても友人はやってこない。。。15分経過しても連絡の1つもない。。。

「出たよ、、、これが噂の“うちなーたいむ”ってやつか・・・」

そう思って電話すると、慌てた様子もなく普通に電話に出る友人。

川村「もしもし?まだ??」

友人「あー、ごめんごめん。今からくるよ!」

川村「は?なんで俺がそっち行くんだよ!」

友人「え?いや、すぐくるよ!」

川村「だーかーらー!!なんで俺が行かないといけねーんだよ!」

友人「えぇ・・・どゆこと?」

川村「えぇ・・・こっちのセリフなんですけど…」

はい。あるある(笑)

沖縄の言葉あるあるはメッチャ沢山あると思いますが、特に「〇〇しましょうね」と「くるよ」問題がないちゃーにとって最も「え?」となる言葉ではないでしょうか?※川村談

もうお分かりだと思いますが、ここでの「くるよ」は「行くよ」と同義なのです。

友人は「今から行くよ!すぐ行くよ!」と言ってるわけだけど、内地(沖縄以外の全都道府県)の人は「行く=GO」だし「来る=COME」なので、そっちが遅れたにも関わらず「こっちに来い!」と言われているように感じるわけですね。

「〇〇しましょうね」も大きな誤解を招く言葉(女性に「寝ましょうね」とか言われる。笑)だけど、僕はこの「行くよ来るよ問題」で喧嘩になった事があるので、特に記憶に残っていたのでこちらを取り上げてみました。

皆さんもご注意を。

警察は役職に関わらず全員「巡査」

はい。これはもう表題の通り。

警察の事は巡査部長であろうが警部であろうが警視長であろうが制服を着ていれば皆「巡査」と呼びます。

「あ!巡査だ!なんかあった?」

みたいな感じで使うわけですが、要は「警察=巡査」という表現の仕方だという事ですね。

これは内地でも地域によって変わると思いますが、代表的なところだと、マッポ、ポリ、サツ、おまわり等々がよく聞く(=即座に何を指しているか分かる)言葉ですが、巡査って階級なので「え?どゆこと??」となるわけです。

「え?お前あの警察の人と知り合いなの?」みたいな誤解を招く事もあるとかないとか。。。

僕が初めてこの言葉に触れた時は、さっきの例みたいに「なんかあったのかな?」みたいなシーンでした。そこで思わず、

「え?巡査だけなの?人数多いしガサっぽいから巡査部長とかもいてそうだけど・・・」

と、真面目に返して「そういう事じゃない。笑」と笑われた事があります。汗

こういうやりとりはあまり多くないかも知れませんが、沖縄県民の方が「巡査だ」と言うのは「警察だ」って事なので、そこは覚えておきましょう。^^

雨の道路は異常に滑る ←ガチで注意が必要!

これは旅行客とかはホントに注意してほしいのだけど、滑るところはホントにメチャクチャ滑ります。

昔に比べて最近(2022年現在)の沖縄はかなりマシになってきているので、大きな道路では内地と同じになってきました(滑らなくなった)が、今でも滑るところは滑るので注意してください。

僕は元トラックドライバーで、年間10万キロほど走ってた「市街地走行のプロ」ですが、それでも「怖い」と感じる瞬間が何度もあったので、「オレは運転がうまいから余裕」とか思ってる人ほど注意が必要です。

沖縄の道路が滑る理由は、アスファルトに「コーラルリーフロック(隆起珊瑚礁石灰岩)」と言う石灰岩が多く含まれている為らしい(真相を調べたわけではない。噂です)

どこまで本当かは分かりませんが、沖縄本島の本部ってところにある山を切り崩してアスファルトを作っていて、その山にこの石灰岩が多く含まれているとか。

内地(本土)と同じアスファルトにしようと思うと海上輸送するコストが高くつくからなかなか難しい・・・なんて話しもあります。

ちゃんと調べたい人はまずは国土交通省に問い合わせてみましょう!

話を戻しますが、理由はなんであれ滑るのは本当で、雨の降りはじめとか雨上がりとか、そういうタイミングが最も滑りやすく危険です。

二輪車(バイク)の転倒なんて何回も見ましたし、赤信号でブレーキを強めに踏むとスリップして車体がブレるわ制動距離が極端に伸びるわ、挙句の果てには信号待ちの状態から青信号で出発する際に、強めにアクセルを踏み込むとそれだけでスリップしたりします。

ちょっと余談ですが沖縄の車ってめちゃくちゃ遅いです。

追い抜き車線である右側でさえ「制限速度60km→走行速度40km」とか平気でわんさかいますから、右車線とか左車線って概念がそもそも存在しない上に、ゆっくり走る人がデフォルトで多いからどうしようもないわけです。(むしろバスレーンの関係で左車線の方が空いてるかも)

これが雨の日ともなるとメイン道路で時速30km・・・なんて人まで出てくるので、旅行できてるとイライラする人も多いと思いますが、イラつきに任せて慌てると「信号でスリップして玉突き事故」なんて事にもなりかねないので、本当に注意してくださいませ。

はい。いかがでしょうか?

僕が沖縄移住して驚いた「沖縄あるある」の内、特にビックリした3つをご紹介しました。

「分かる~」って人や「普通じゃーん」って人もいると思いますが、「え?まじか…」って感じた人は是非覚えておいてくださいね。^^

他にも、言葉の誤解のところで少し触れた「〇〇しましょうね」とか、沖縄の物価って実は高い!牛乳3~4割増しとか、おばー土産のシーサーアンダギーが油でギトギトとか、サンダルやクロックスでバイクに乗ると道交法違反で捕まる(東京でも下駄だとNG)とか、バスレーン規制を知らずに捕まる観光客とか、沖縄あるあるはまだまだ沢山あります。

また機会があれば話していこうと思いますので、沖縄県民あるあるではなく「ないちゃーが驚く沖縄あるある」に興味があれば、また覗いてやってください。^^

それではまた!