明けてめでたい。締めてめでたい1年に。

2020年、明けましておめでとうございます。

「マーケティングは創造と科学」をモットーに、
結果にフォーカスしたマーケティングを研究している川村です。

今日は、この記事を読んでくれてる全ての方・・・

通りすがりの方、僕のメルマガを読んでくれてる方、会社のスタッフの皆、家族、友達、そして自分自身を含めたすべての人に向けてお話します。

年始の挨拶くらいはマーケティングがどうとかは忘れて、気持ちをダラっと垂れ流す日でもいいかな~っと。まぁそういう感じですね。

何よりまず、こうして新年の挨拶をさせて頂ける環境に感謝です。

読んでくれる人がいてはじめて「発信しよう!」というモチベーションがわいてくるモノなので、元旦の朝っぱらからパソコンに向かってカタカタと記事を書き始めるモチベーションを頂けてる事に本当に感謝です。

僕が起業したのは2001年の夏、21歳の時でしたが、それから紆余曲折様々な事があって、今このハイロというチームと一緒に歩んでいます。

そうして今年40歳を迎える節目の年ですが、改めて思う事は「人に感謝して生きる」という当たり前の事を大切にしたいなと。

そうしみじみ感じている新年です。

僕には過去ツッパッてた時期があり、自分は1人でも生きていけると、自分は1人でも何とかなると、むしろ変に人と関わるよりは1人の方がマシだと、そう思っていた時期がありました。

しかし、当たり前ですがやはり人は1人では生きていけません。

他人がいて、はじめて自分が存在する・・・言わば相対的な関係で成り立っているのが人間ですから、他人がいてはじめて自分が存在できるわけですね。

「人は自分の写し鏡だ」

なんて事が言われる理由も、何だかんだよく分かると言うか・・・とても納得のいく話だな~と思うわけです。

まだ短い人生ですが、今まで僕に関わってくれてきた周りの人達を見渡してみた時に、人に感謝して生きている人と言うのは、総じて「人から愛されている人」です。

人から愛されるためには人を愛すことです。

人を愛せる人は努力ができる人です。

「誰かの為に」というモチベーションは、自分の為だけのモチベーションより遥かに強い力を持っています。

真剣に努力が出来る人と言うのは人の痛みや辛さ、苦痛が分かる人です。

人の痛みが分かる人は人に優しくなれます。

人に優しくなれると人に愛されます。

愛されると感謝の気持ちが溢れてきて、感謝できると人を想いやれるし、想いを寄せた人がいればまた努力できます。

努力が出来ないと人のせいにします。

すると人に厳しくなり、愛の無い攻撃で人を苦しめます。

そうすると人から嫌われます。

人から嫌われると感謝の気持ちを持てなくなり、モチベーションに繋がらずに努力もできなくなります。

愛の正体

愛とは「少しでも相手を思いやる気持ち」だと僕は定義しています。

色だ恋だのと言う愛とは違いまして、相手に感謝して思いやる気持ちこそ愛だと定義しているわけですね。

実際問題で言えば人間なんて心の底では自分がカワイイと言うのが本音なのかも知れませんが、逆に言えば意識していないと相手を思いやれないのが人だと言うこと。

だったならば、思いっきり意識してでも人を愛した方が良い。

自分自身を押し上げてくれるのはいつだって自分以外の誰かです。

押し上げてくれる力は、それまでに人を愛した大きさと数に比例します。

たくさんの「プラス」を積み重ねてきた人は、それだけ信頼貯金が貯まっていきますが、「マイナス」を積み重ねてきてしまった人は信頼貯金どころか「不信感貯金」が貯まってしまうわけですね。

信頼関係があれば同じ方向を向いて歩いて行けるけれど、不信感を持った関係だと正面から向き合う「対立関係」になってしまいます。

人と言うのは人の気持ちに敏感です。

「あ、この人は自分の事しか考えていないな」
「あ、この人は自分の欲をうまく隠して良い恰好したいだけだな」
「あ、この人は結局のところ保身ばっかで自分がカワイイだけなんだな」

こういう気持ちを自分に向けられると、協力者はいなくなるし、誰も助けてくれなくなるし、不必要に敵を作ってしまうので百害あって一利なしです。

僕ももう今年で40歳という節目を迎えます。

これまでの人生を振り返り、大いに反省することや後悔していることも1つや2つじゃありません。

だからこそ、これからの人生・・・たった1度限りの人生を悔いなく「生ききる為」に思う事は多々あるし、真面目に「夢」の為に生きていきたいと強く心に誓っています。

ですが、その夢の為に「人を踏み台にする」という選択肢は僕にはないし、そういう行為は必ず自分に跳ね返ってくるので、夢は追いかけるけれど人を思いやる気持ちを忘れず、感謝を持って進んでいきたいのです。

僕は「今の自分」に満足していません。
あなたはどうでしょうか?

いま僕が満足出来ていないという現実は、今までの自分自身の行い、行動、選択、ありとあらゆる決断の結果にしかすぎません。

人に対する思いやりが足りてなかった。
今までの努力や勉強が足りてなかった。
多くの事を先送りしてきてしまった

それら全ての結果でしかなく、何もかも自分自身の決断によるものです。

仕事も遊びも家庭環境も何もかも、人生におけるあらゆる事において、他人のせいにしていい事なんか1つもありません。

誤解を恐れず言うなら「全て自己責任」なのです。

ですが、自己責任という言葉を「マイナスのイメージ」で捉えないでほしいのです。

むしろ、どのような環境であっても自分の努力次第で変えていける・・・抜け出せないトンネルはない!という「プラスのイメージ」で受け止めてほしいのです。

自分の努力が全ての源です。

明日を、来月を、来年を、もしかすると来世をも作るのが「今の自分の努力」なのです。

本当に当たり前すぎる事かも知れませんが、改めて言葉にします。

2020年は「人に感謝する年」にしませんか?

そして努力する1年にしましょう。

あなたは今、この記事をコタツでゴロゴロしながら読んでいるかも知れません。

ソファーにもたれかかって読んでいるかも知れません。

ミカン片手に新春かくし芸大会なんかを見ているついでに読んでいるかも知れませんね。

そしてふと、

「今年はどんな1年にしようかな?」
「あれもこれもそれもやりたいな」
「まだどうして良いのか決めきれないな」

なんて事が頭に浮かんで、去年を振り返ったり今年に想いをはせたりしながら色々と考えていると思います。

そしてその考えもどこかで行き詰まり、またミカンをほお張ったりかくし芸大会を見たりして気分を紛らわし、またふと思い出したように考え込むでしょう。

ですが、残念ですがそれらは「無駄」なことです。

「いま、どういう”行動”をとるか?」

それが全ての答えですし、行動して少しでも歩みを進めない事には何も変わりません。

こういう行動のことを「努力」と言うのです。

他人の「悪いところ」を見て文句を言ったり責めたりするのも時間の無駄です。

そんな暇があるなら努力しましょう。

時間の無駄どころか、そういう行いは自分に「悪い意味で」返ってきてしまうので、人に意識を向ける時は「悪い面」ではなく「良い面」に意識を向けて感謝して接しましょう。

「2020年は一切悪口は言わない!」

そう決めるのも良いと思います。

人に感謝すること。
自分の努力を怠らないこと。

決める事はこれだけで良いくらいです。

自分で自分に「努力してるな~」と、清々しい気持ちで向き合えている日々を毎日積み重ねていきましょう。

そして努力できている事に感謝して、そういう環境を作ってくれている周りの人達に感謝してみましょう。

そうすればきっと、2020年の年の瀬・・・2021年をむかえる大晦日の夜は、きっと心からの「幸せな気持ち」で締めくくることができるはずです。

明けてめでたい2020年ですが、
締めてめでたい2020年にもしましょうね

2020年、あなたが発する多くの言葉の中で、最もたくさん発した言葉が「ありがとう」であるように、今年もどうぞ宜しくお願い致します。