100歳おめでとう。

百寿祝い

どうも、ロングです。

いつも長めなので、今日は短めに。

さて、長寿祝いの大きな節目、100歳のお祝い「百寿」。

ついにうちの祖母が今年100歳になったので、百寿を祝ってきました。

なんと、大正10年生まれw

ちなみに、百歳になるとその時の内閣総理大臣名で、賞状や記念品をもらえるよ。
(実際には市町村が届けてくれる)

戦争時代も経験し、祖父が軍医として戦争に駆り出されて死去してから、女手一つで親父を育て、戦時中、戦後の混沌とした時代を生き抜いたパワフルな人です。

しかも、まだ若かりし現役の頃は仕事も両立し、戦没者への遺族年金があっても質素倹約に努めたのか、貯蓄もしっかり残しているのは本当に脱帽。

今となって、そのすごさをひしひしと感じています。

 

夫婦での家計と違って、シングルでの収入や時間は限られているのに、親父を育て上げ、大学まで行かせて、さらに大人になった親父に仕事を斡旋して公務員に就かせ、38年前、実家を建てるお金や土地代の半分以上を多く出し、それでもかなりの貯蓄を残している。
(ちなみに、実家と僕は同い年)

その時の苦労や我慢は、想像を絶するものがあるのではないかと思います。

鋼メンタル。

その時の我慢強さや、辛抱強さは、素直にすごいなと。

自分には絶対出来ないw

祖母には兄弟姉妹は居ても、身近に相談できる夫がいないので、色々我慢したこともあるでしょうし、話し相手のいない孤独さ、苦労を心にしまって激動の時代を駆け抜けてきた「強さ」には言葉を失います。

もしかしたら、長寿とメンタルも影響受けたかも?

「経営と子育て。」でも以前書いたように、

エリック・バーン博士が提唱した「人生脚本」という理論によると、子供の性格や価値観は、幼児期の生活環境や両親、同居家族の価値観、モノの考え方やクセなどに大きく影響を受けるようで、赤ちゃんは記憶されたデータを子供なりに解釈し、生まれた時から潜在意識(長期記憶)の中で無意識に自分の人生の脚本を書き始めます。

そして、3~6歳頃には人生脚本のあらすじを決めてしまい、小学校を卒業する頃には脚本のあらすじに詳細なストーリーを書き足し、自分の人生の物語を書き終えると言われています。

そういう意味では、祖母の強さや考え方は、多少なりとも影響を与えてくれたのかもしれません。(そう信じたい)
 

遺伝子検査をした際も、

遺伝的には、「やや長寿傾向」でした。 祖先のルーツは、「Dグループ(D4)」で、東アジア最大集団で、Dグループは長寿に関連しているという研究結果が報告されているよう。100歳を超える長寿者のミトコンドリア遺伝子を調べたところ、Dグループが他のグループに比べ出現率が高いという結果が出ているようです。 ミトコンドリアDNAは母親から子供へと受け継がれています。そのため、ミトコンドリアDNAを解析することで母方の祖先を遡ることができます。

とのこと。

 

・・・・

・・・・

・・・・

 

母方の祖母じゃないから、違うなw

 

でもきっと、何かしらの良い長寿遺伝子があることを願っています。

「ポジティブ足りない」時にふと、祖母。

仕事や様々な事情が重なった時に、『めちゃくちゃ大変だな…、もっと頑張っている人ってどんな人がいるんだろう?』と何となく考えた時に、破産を経験して這い上がってきた人だったり、『そう言えば』とふと祖母が思い浮かんだりしました。

そう考えると、『自分より大変な人も、頑張っている人もいる』『すごい』『おれも乗り越えられる』と、励まされるわけですw
 

忙殺されてマインド的に弱っている時に、もし春木開が目の前に居たら、きっと『ポジティブ足りない!』と言われていることだと思います。

ポジティブあるに越したことはない。

でも、ある意味、一つの結論が出ました。

本当にキツイ時、やっている仕事の内容によっては、ポジティブなマインドだけでは乗り越えられないかもなーと。

だから、「どんなにキツくても、ワクワクできる・ポジティブでいられる信念を貫き通せる仕事をやる」とか、「得意なこと、好きな仕事を徹底的にやる」とか、「ポジティブでいられる仕事の仕組みや体制、チームを作る」ということは大事なんじゃないかなと感じました。
 

「ポジティブになれないことはやらない」「キツくても、ポジティブになれることをやる、体制を作る」という感じ。

もっと思慮深く。プラン。チームビルディング。チーム戦。

根性と精神力だけでは乗り越えられないこともあるのではと思うからです。
 

マインドセットで無理やりポジティブになるのではなく、ポジティブになれる仕組み(状態)を作る。

ここのさじ加減は難しい所ですが、ネガティブな人やそもそも足りていない人は、根性と精神力も必要かもしれませんw
 

祖母の強さにも思いを馳せながら、自分ともリンクしたりして、色々考えてみた次第です。

百歳おめでとう。元気が一番!
 

ではでは~。