遺伝子検査やってみた。(といっても市販のヤツ)

遺伝子検査

どうも、ロングです。

世界最大級という361の検査項目のある「ジーンライフ社」の遺伝子検査キット、「Genesis2.0」で遺伝子解析をやってみました。

https://sales.genelife.jp/product/genesis2?_ga=2.158472378.1251043334.1619775423-1741228900.1619775423

日本人基準の評価を採用しているようで、日本で100万人以上の解析実績があるようです。

大きな項目としては、

・7大生活習慣病
・各種ガンリスク評価
・高血圧
・祖先のルーツ(ミトコンドリアハプログループ)
・肥満タイプ判定
・お肌が老化しやすい原因

などなど、色々あります。

しかも、この解析に基づいてちょっとしたアドバイスもあるので、商品ページによると、例えば、

・各種疾患リスクとその予防とアドバイスも確認できて、見直しできる
・自分にあった効率的なダイエット方法
・自分にあった肌のお手入れ方法

などにも役立てることができるようです。

例えば、ダイエット。

「日本人の肥満タイプは4タイプ」とのことで、

・「りんご型(β3AR遺伝子)糖質で太りやすいタイプ」
・「洋なし型(UCP1遺伝子)脂質で太りやすいタイプ」
・「バナナ型(β2AR遺伝子)筋肉がつきにくいタイプ」
・「アダム・イヴ型(遺伝子に変異なし)生活習慣等に問題ありタイプ」あり、
 

肌の手入れ方法としては、

・「シワができやすい(MMP1遺伝子)」
・「シミができやすい(GPX1遺伝子)」
・「抗酸化力が弱い(SOD2遺伝子)」

などなど、肌の老化に関与する遺伝子を調べることで、シワやシミのできやすさ、抗酸化力が普通か弱いか傾向がわかります。

祖先のルーツを知ったりするのもなかなか面白いですし、生活習慣の改善や普段の生活の見直し、また予防にも色々役立てることができます。
 

画面はこんな感じ。

疾患カテゴリ

まずは、「疾患カテゴリ」から。

B型慢性肝炎のリスクがやや高い傾向にあるよう。

B型慢性肝炎は、主な感染は血液感染などが知られ、日本では母子感染が多いよう。ほとんどの場合、自覚症状はなく、ただ肝炎が急激に悪化すると、疲れやすい、だるい、食欲がない、尿が黒褐色のような色になるといった症状が現れることがあるようです。

B型慢性肝炎になると、肝臓の機能が徐々に失われていき、肝硬変や肝臓がんを引き起こすことが知られています。この疾患は、ウイルス感染が原因なので、ウイルス感染を防ぐことで完全に予防することができる。
 

そして、個人的に注目すべきは、ノロウィルス!

「ノロウイルスは激しい嘔吐や下痢を引き起こすことが知られている、非常に感染力の強いウイルスです。」とのこと。

ノロウィルスにかかったことはないが、かなりヘビーな腸炎になったことがある!!!これは本当につらい。(知っている人は知っている)

きっと同じようなことで、弱い傾向にあるようだ。清潔が大事だ。
 

さて、次は「がん」の傾向。

「やや高い傾向」のがんは、

・食道がん
・肝臓がん
・胆嚢がん
・甲状腺がん
・精巣がん
・黒色腫

「高い傾向」は、肺がん(肺腺がん)だ。

タバコ吸ってなくて良かったw
 

食道がんは、「食道がんでは飲酒、喫煙がリスク要因と言われています。お酒を飲まず、たばこも吸わない人が食道がんになることは少なく、飲酒・喫煙の頻度と量が増えるに伴い、リスクが増大する傾向があります。節度ある喫煙、飲酒を心掛けましょう。

遺伝的にアルコールに弱い人は飲酒による発症リスクが特に高くなるという報告もあります。「アルコール代謝」の項目で「ほとんど代謝できない」や「代謝できない」という結果であれば、特に注意しましょう。」とのこと。

了解!
 

肝臓がんは、「肝臓がんは肝炎ウイルスの感染が主な要因で、肝臓は症状が出にくい臓器で、初期症状はほとんど無く、かなり進行してから食欲不振やからだのだるさ、腹部の張りやしこりなどの自覚症状が現れることがことがある。

(肝炎ウイルスの主な感染経路は体液・血液の接触によるものと考えられています。歯ブラシ・カミソリなど他の人の血液が付いている可能性があるものは共用しないように)」

胆嚢がんは、「胆嚢がんの発症リスクに関わる生活習慣や食習慣は明らかになっていません。ただし、胆嚢がんの患者には胆石症の人が多い(半数以上)ことから、胆石症は胆嚢がん発症のリスク要因であると考えられています。

まずは胆石症の予防から始めましょう。高脂肪の食事を続けると、血液中のコレステロールが上昇し、胆石症の発症リスクが上がります。」

甲状腺がんは、「甲状腺は喉仏のすぐ下にある蝶のような形をした臓器であり、甲状腺ホルモンを作る機能を持っています。この部位にできるがんのことを甲状腺がんと言います。甲状腺がんの特徴は、多くのがんとは異なり、女性の方が多い点です。

甲状腺がんの主な症状はしこりが見られる程度ですが、のどに違和感や痛みを感じる場合もあるようです。甲状腺は喉仏の部分にあるので、しこりができたり硬くなったりしているかどうかを自分で触れてチェックしてみることができます。もし何か違和感を感じたら、早めに病院へ相談」

黒色腫(メラノーマ)は、「黒色腫は皮膚がんの一種で、メラニン色素を作りだす色素細胞(メラニン細胞)が原因の悪性腫瘍です。症状としては、皮膚に斑点を伴ったり、平坦もしくは盛り上がった不規則な茶色の皮疹が生じたり、黒または灰色の硬い隆起が生じます。

紫外線の強い地域に住む白人に多い疾患であることから、紫外線の影響が考えられていますが、日本人での発症部位は紫外線が当たりにくい足の裏が多いため、日本人の発症要因は別にある可能性もあります。

黒色腫は日光に長期間当たることで引き起こされる可能性が高い疾患です。日頃から日光に当たりすぎることを避ける、あるいは外出する際は日焼け止めを使用するなどの対策をしましょう。

一方、日本人の黒色腫は足裏に多く、紫外線以外の影響を受けていると考えられています。明確な予防法はありませんが、足裏を清潔に保ち、気になるホクロやシミがあれば皮膚科で診てもらいましょう。」とのこと。

精巣がんは、「精巣から発生する腫瘍を精巣がんと言います。精巣がんはその95%が精母細胞(精子をつくるもとになる細胞のこと。胚細胞とも言う)から発生するため、精巣胚細胞腫瘍とも言います。

精巣がんの大きな特徴は、20~30歳代といった若い世代に多いことです。この世代ではもっとも罹患リスクの高いがんになります。

主な症状は、精巣の片方に腫れが出る、硬くなるなどがあります。ただし、痛みや発熱などが無いため、初めのうちは気づかないことも多いようです。

・発症年齢・発症率について
人口10万人あたりの罹患率は、年間1人と比較的珍しい腫瘍となっています。しかし、このがんは他のがんとは異なり、20歳代や30歳代といった若い世代に多いことが特徴です。20~30歳代の男性が注意を払うべきがんの1つと言えるでしょう。

・予防と対策
精巣がんは比較的珍しいがんですが、若い男性に多いことが特徴です。20~30歳代の男性が特に注意すべきがんと言えます。
入浴中やトイレ中など、普段から自分の身体をチェックして、異常がないかどうかを確認しましょう。そして何か違和感を感じたら、早めに病院へ相談しましょう。」

などなど、特に大きな病気である「がん」などは気になる所。

飲酒量などにも注意したい。w

バセドウ病眼症は、うちの父親がなっていたので、おそらく遺伝的な要因なのかも。

アルコール依存症のリスク、「高い傾向」w

飲む頻度に注意したい。

体質カテゴリ

次は、「体質カテゴリ」。

塩分摂取による血圧変化は、大きい傾向とのこと。塩分摂り過ぎに気をつけようw

肌タイプは、TypeⅡ型。

<TypeⅡ型>
「TypeⅡ型はコラーゲンの分解が進みやすいため、ハリ・弾力を維持する力が弱く、たるみやシワができやすいタイプです。紫外線の影響を受けやすいため、冬場や曇りの日でも日傘や帽子、手袋などを着用し、常に日焼け止め化粧品などを活用しましょう。女性の場合、生理前は黄体ホルモンの影響で日焼けをしやすくなるので注意が必要です。

また、コラーゲン活性を高めるため、肉や魚、卵、豆、乳製品といったさまざまなたんぱく質をまんべんなく摂ることを心がけましょう。

さらに、ビタミンCは摂取したたんぱく質から体内でコラーゲンを生成するときに欠かせません。ビタミンCを多く含むグレープフルーツやいちごなどの果物、ピーマンやほうれん草などの野菜をたんぱく質と一緒に摂取すると良いでしょう。」

前歯の裏の形、「シャベル型傾向」。確かにw

肥満タイプは「洋なし型」

 

「夜型傾向」で、アルコール代謝は「ほとんど分解できないタイプ」。w

ちなみに、歯ぎしりはしたことはない。(多分)

遺伝的には、「やや長寿傾向」とのことです。

祖先のルーツは、「Dグループ(D4)」で、東アジア最大集団で、Dグループは長寿に関連しているという研究結果が報告されているよう。100歳を超える長寿者のミトコンドリア遺伝子を調べたところ、Dグループが他のグループに比べ出現率が高いという結果が出ているようです。

ミトコンドリアDNAは母親から子供へと受け継がれています。そのため、ミトコンドリアDNAを解析することで母方の祖先を遡ることができます。

疾患リスクレベル一覧

最後は、「疾患リスクレベル一覧」。

こんな感じで一覧で見れるので便利。

「遺伝子とCOVID-19」という項目が追加されたが、いくら「詳細を見る」をクリックしてもスマホがフリーズしてしまうw

スマホを再起動しても無理だったw 次回のアップデートに期待。
 

親としては、子供の遺伝子解析をして、傾向と対策を把握すると良いのかもしれませんね。

自分のことを知るのも面白いので、ぜひ試してみてください。
 

これからの未来は、遺伝子解析のデータをカルテに入れて、病院での共有や体のこともデータベース化できるのが一般的になったりするのかなと思ったり、思わなかったり。

データ量が増えれば増えるほど精度も上がるだろうし、原因不明と言われている病(盲点だったり医者の技量にもよる)や、医者の診察の技量に左右されず、病を見逃したり、間違ったり、「遺伝子解析情報から早期発見と病気の特定の盲点をなくす」ことができると良いなと。

今後はAI診療も増えるだろうし、それに重要な付加情報として遺伝子解析の情報を入れ込むことで根本的な傾向を把握して、珍しい病気なども見落とさず、正確に診療できるようになるのかも?
 

こういったのを中央集権的に「国などの管理者のプラットフォーム上でデータを共有する」のではなく、個人がデータを保有してデータベース化できると良いなー。

既往歴とか受診履歴や薬、処置などのデータを個人のスマホとかに送信して、お薬手帳やカルテを一括して個人データベース化できるみたいな。

免許もそうだし、住民票とか、個人番号、パスポート、保険証などなども一括して、ブロックチェーンみたいにつないで信用を担保して、国や役所ではなく、個人が主体でそれぞれ管理・追加できるようなアプリ(プラットフォーム)とかあると便利w
(台湾ならいざしらず、今の日本ではおそらく国や役所、自治体ではリテラシー的にも構造的にも到底実現不可能だろうとは思う。COCOAを見れば分かる)

他にも、毎回ホテルに宿泊する時も、予約時に名前・住所など記載して送信しているのに、現場で毎回書くの面倒だし、そういった自分の情報が包括的にデータベース化、また選択して追加できる汎用性の高いアプリ・プラットフォームがあると良いなと思う。

イメージ的には、KeePerみたいな個人が使うセキュアなクラウドアプリで、ポイントカード、あらゆる登録カード、様々な情報を「ピッ」とインプット、アウトプットできるような感じw
(Appleとか作ってくれそう)

そうすれば、銀行、病院、国、自治体が主導で大規模なシステム開発をそれぞれする必要がなく、例えば、IDとかPayPayなどを導入するようなノリで、そのアプリやプラットフォームに対応(入出力)する端末1つさえあれば対応できるのかもなと。分からないけどw

以上、妄想でした。
 

それでは、アデュー。

良いGWを!
 
 
 

P.S.

今日4月30日は、次男の3歳の誕生日でした。

ハッピーバースデイ。

※保育園の一コマ

 かわいい。笑