【解析】ディズニープリンセスから読み解く、変わりゆく女性の在り方

Briar Roseです。


ディズニープリンセスとは
ディズニー作品中のお姫様キャラクター

昔からディズニーブランドとして
圧倒的な人気があるジャンルの1つですね。


映画シュガーラッシュにもありましたが
「プリンセス」に必要な要素と言えば・・・

☑豪華なドレス

☑白馬の王子様

☑奥手で控えめ

そして「愛する王子」が
壮絶なバトルで宿敵に勝ちハッピーエンド💕

これこそが「王道」とも言える
プリンセスの定番要素だったかもしれません👑

私の場合、このような「定番要素」
どうもまどろっこしくて
生理的に合いませんでした💦


しかし、

リトルマーメイド(1991年公開)を観てから
これまでの価値観がガラッと変わります。

そして、気づけばディズニープリンセス作品を
セリフが染み付くまで観倒しています(笑)

常識や美意識、価値観は
時代によって大きく変わります。

80年以上もある
ディズニープリンセスの歴史
読み解く事で、

少女たちの理想や志、時代背景などが
垣間見れるので
私なりの解釈を綴っていこうと思います。

PRINCESS – INDEX

☑ひたすら待っているだけだった
 プリンセス


☑自己アピールでグイグイいく
 天真爛漫なプリンセス


☑人種を超えたプリンセス


☑王子よりも冒険するプリンセス


☑もはや恋愛なんて必要ない
 プリンセス


☑その時代を担う女性像こそが
 プリンセス!


1930年〜1950年代
ひたすら待ち続けるプリンセス

☑白雪姫

☑シンデレラ姫

☑オーロラ姫

舞台や時代背景は違いますが
この3つの物語の軸は、かなり似ています。

美しい少女。

その美しさゆえに義母の
逆鱗に触れて不憫な生活を強いられる。

それを救う王子様をひたすら待ち続けて
物語のラストは「結婚」してハッピーエンド💕


どうしてこんな
「お人形さん」みたいな
女の子が主役なんだろう?


もしも、王子様がいなければ
おばあちゃんになるまで
一生、待ち続けるの?

☑つらくても文句ひとつ言わず
 とにかく耐え忍ぶ


☑ひたすら王子様を待ち続ける


☑結婚こそ最大のゴールにして
 幸せとされる世界観

正直、現代の価値観には
明らかにそぐわないですね💦


私が幼少時に感じた違和感の正体は、

時代錯誤な女性像
だったからかもしれません。


それも、そのはず。

これらの作品は
遥か昔に公開されています🎥

🎬スノーホワイト(白雪姫)
1937年公開

🎬シンデレラ
1949年公開

🎬眠れる森の美女(オーロラ姫)
1959年公開

共通して言えることは
物語のラスト
”結婚”で終わっていること。

女性の結婚=人生のピーク

このようにも受け取れます。



1930年代〜1950年代は、
結婚して家庭に入れば
家族を支える影役者になることが
当然の価値観だったのかもしれません。


そんな「時代背景」
焙り出されているように思います。


映画シュガーラッシュでは
自虐ネタで演出されていましたね(苦笑)




自己アピールでグイグイいく
天真爛漫なプリンセス

時代は1990年代。
日本では、まさにバブル経済だった時期です。

☑白雪姫
☑シンデレラ姫
☑オーロラ姫

3名のレジェンドプリンセス
(通称 BIG3)が公開されてから、

相当な年月を経て
まったく新しいタイプ
ニュープリンセスが登場します!

リトルマーメイドのプリンセス
「アリエル」は1991年に登場しました🎬

「白雪姫」の公開から
50年以上も経っているんですね。


前作「眠れる森の美女」からも
30年以上経っています。

原作「人魚姫」の悲劇的なラストを
ハッピーエンドに変えてしまう
いかにもディズニーらしい作品ですが、

アリエルの性格を見れば、
これまでのプリンセスとは明らかに違う
「自己」を持っていることが分かります。


それもかなり強い(笑)

文句も言わず、ただひたすらに耐えた
お利口さんタイプ」
レジェンドプリンセスに比べて

アリエルは
「天真爛漫な わんぱく少女」

自分のやりたい事を最優先して、
愛したものには命を懸ける🔥


さらに!

「自分自身から王子様に恋をする」
という構図も

これまでのような受動的ではなく
新しい時代の「感覚や価値観」を感じます。





翌1992年に公開された美女と野獣に登場する
プリンセス「ベル」も、
アリエルとは違う新しさがありました。

ベルは、ひたすら本を読みふける
風変わりな美人として描かれています📖

そんな中で彼女の学びたいという
想いを尊重してくれる野獣と
心寄り添っていくわけですが、

これまでの物語と比べると
かなりリアルな恋の落ち方に思えます。


キャリアウーマンが増えてきて
「女性が賢いことを煙たがる」という現象は

この時代(1990年代初期)は、
世界中で起きていたかもしれません。


ちなみに、ちょうどこの時期。

日本ではセーラームーン
アニメ放送されました📺

やはり、これまでの価値観や感覚と違い
女の子達が、自ら戦って
世界を救っている内容でしたね。


ただし

☑アリエル(リトルマーメイド)
☑ベル(美女と野獣)

2人とも最終的には王子様が
ハッピーエンドの鍵を
持っていることに違いはなく

ゴールイン後は物語の中で
語られることはありません。

そういう意味では
本質」は変わっていません💦


やはり、1990年代においても
「女性にとって、結婚が幸せの頂点」という
感覚や価値観が強かったんですね。


人種を超えたプリンセス

白雪姫から美女と野獣までのプリンセスは
全員「白人」でしたが

アラジン(1993年公開)では、
有色人種初のプリンセスとして
ジャスミンが登場します。

当時の私は何も深く考えずに
観ていましたが

まだまだ有色人種への強い差別が
問題視されていた世界情勢を考えると、
これはかなり大きな1歩だったと思います。





そしてポカホンタス(1995年公開)
ディズニープリンセス初の
ノンフィクション作品となります。

白人男性ジョンスミスと
有色人種のポカホンタス(首長の娘)の
恋が描かれています。

恋愛・・・とは言っても、

アメリカ先住民と
開拓時代の白人との関係性を
アメリカナイズに綺麗に描いた作品です🇺🇸


ポカホンタスは初めて知った愛と、
民族への帰属意識の間で心が揺れますが

最終的には自分の今の生活を選び、
愛する男性について行かず物語は終わります。


ディズニープリンセスの中では初めて、
恋よりも自分の役割を選んだ「女性」です。


ストーリー設定や規模感は違えど、
自分の仕事を優先させて
恋愛や結婚を犠牲にしている女性は
今の時代、多いかもしれません。

しかし、白雪姫やシンデレラの時代では
到底考えられないことだったんですよね。

そう思えば、ポカホンタスは
自分自身で動く女性の社会進出
象徴しているように思えます。


ディズニー史上初
黒人のプリンセス

『プリンセスと魔法のキス』の主役

「9番目」のディズニープリンセスとして
登場するのがティアナです。

あまり知られていない
ディズニープリンセスの1人💦

日本では有名なプリンセスじゃないので
知らない人も多いかもしれません。


物語の舞台設定は
アメリカ・ニューオーリンズ🇺🇸
(フレンチ・クォーター)

ディズニー史上初の黒人プリンセス
(アフリカ系アメリカン)だったので
公開当時は注目されたプリンセスです。


原作はグリム童話
カエルの王様

原作はグリム童話の
「カエルの王様」

カエルになってしまった王子様に
プリンセスがキスをすると、
王子様は元の人間の姿に戻る・・・

有名な童話ですね📖

しかし、本作は原作とまったく違い
王子様のカエルにキスをしたティアナまでも
カエルに変身してしまう💦

ちょっと変わったストーリーです(苦笑)

プリンセスでも「一般人」
夢と目標が明確な少女

ティアナの夢は
将来自分のレストランを開くこと🍴

幼い頃から料理が得意で
亡き父に代わってお店を持ちたいという
夢と強い意思を抱えている少女です。


ディズニープリンセスの多くは、
もともと王女出身が多いのですが、
珍しくもティアナの場合は

一般人であり非王女


他のディズニープリンセスと
圧倒的に違う点は

夢は自分自身のお店を持つことで
王子様と結婚することではない

ということ。

誰か(王子様)に頼るのではなく
自分の夢のためには
自分自身で道を切り開く


このような彼女の芯のある心構えは、
多くの女性からも共感を得ました。

とても真面目な性格で、
毎日忙しく働くキャリアウーマンなんですね。

とにかく変更点が多かった
プリンセス映画

本作は『プリンセスと魔法のキス』という
タイトルで公開されていますが、

最初のタイトルは
『カエルのお姫様』だったそうです💦

しかし、ヒロインの女性が
黒人という設定上、

黒人差別の解釈が生まれることから
急遽タイトルが変更になりました。

ティアナという名前も
設定当初は“マディ”でしたが

“泥だらけ”という意味も含まれるため
差別にあたることから変更されています。

また作中のティアナは
レストランで働いていますが、

当初はメイドで働いていた設定だったため、
偏見的な見方も避けるよう変更されています。


主人公が黒人であることから、
色々な配慮の上で「現在の作品」に
仕上がったことが分かりますね。

笑顔がとてもチャーミングなティアナ💕

プリンセスの中で
唯一「笑うとエクボ」が出るのも
ティアナだけなんですよ😍


王子様よりも
冒険するプリンセス

時代とともにセル画も廃止されて
完全にフルCGになった2010年。

遂にあの冒険王
ラプンツェル姫が登場します!


義母に利用されて続けてきた
狭い世界(塔)を抜け出して、

本当の両親(王様)の元に帰り、
愛する男性とも結婚ゴールイン💕


全体の流れ「だけ」を見れば、
白雪姫と変わってない感は否めません💦

しかし「物語の細部」を見ていくと
格段に変化していることが分かります。

そもそも「姫自身」で考えて
計画して行動まで起こします。

そして難関クリアのために
男を利用してでも冒険を進めていきます(笑)

危険な目にあっても、
けっして「助けて」もらわず
自ら、道を切り開いていく逞しさ!


これは、白雪姫の時代では
絶対にありえない「感覚」ですね。




もはや恋愛なんて必要ない
プリンセス

そして2013年公開された
「アナと雪の女王」


ディズニーアニメ初の
ダブルヒロイン(アナとエルサ)
日本でも大人気のプリンセス姉妹ですね。


なんと、この作品では

プリンセスであるアナを
王子様が裏切ります!

白雪姫世代の価値観で観たら
衝撃すぎて、完全にトラウマものです(苦笑)


その後・・・

アナは王子様ではなく
一般男性(クリストフ)と恋に落ちますが、
あくまで物語の副産物としての設定です。


「アナと雪の女王」の凄いポイントは
これまでのディズニープリンセスと違い

物語のメインを
恋愛に消費しなかったことです(笑)


恋愛シーンはありますが、
メインテーマは揺るぎない姉妹愛

家族との絆(家族愛)が1番なんですね。

とにかく「アナと雪の女王」は、
これまでのディズニープリンセスの
世界観から見るとかなり衝撃でした!





その後、2016年に登場したモアナに関しては
恋愛対象のパートナーすら出てきません(笑)

完全に家族愛

過去と未来を繋ぐこと「だけ」
フォーカスされています。





白馬に乗った王子様が来ることを
夢見て待ち続けた白雪姫。


いつか自分自身が
この時代を切り開こうと夢見る
現代のモアナ。

「同じ」ディズニープリンセスでも
時代によってここまで感覚も変わるんですね。


ディズニープリンセス
年齢と国籍

🎬スノーホワイト
白雪姫(14歳)
1937年公開
🇩🇪ドイツ

【特徴】
王室出身でも家事全般をこなせる。
小人に対してちょっと偉そう(苦笑)





🎬シンデレラ
シンデレラ(19歳)
1949年公開
🇫🇷フランス

【特徴】
執拗で陰険ないじめに耐え抜く。
クヨクヨせず、マインドが強い。
動物とも仲良し。





🎬眠れる森の美女
オーロラ(16歳)
1959年公開
🇫🇷フランス

【特徴】
生まれたとたん呪われる。
苦労人になっても気品は失わない。





🎬リトルマーメイド
アリエル(16歳)
1991年公開
🇩🇰デンマーク

【特徴】
とにかく地上の生活に憧れている「地上オタ」
好奇心が強く、行動力もエグい。





🎬美女と野獣
ベル(17歳)
1992年公開
🇫🇷フランス

【特徴】
時計職人の娘(一般人)
読書が大好きで変わり者扱い。
偏見や差別感覚がなく聡明。





🎬アラジン
ジャスミン(15歳)
1993年公開
🇸🇦サウジアラビア

【特徴】
平民に変装するのが好き。
動物も大好き。





🎬プリンセスと魔法のキス
ティアナ(19歳)
2009年公開
🇺🇸米国

【特徴】
貧しい家庭に生まれ育つ。

レストランを持つ夢を叶えるため、
とにかく一生懸命の頑張り屋。





🎬塔の上のラプンツェル
ラプンツェル(18歳)
2010年公開
🇩🇪ドイツ

【特徴】
18年間も幽閉。
想像力豊かでポジティブ。
自分が王女だと知らない。





🎬メリダとおそろしの森
メリダ(14歳)
2012年公開
🇬🇧英国

【特徴】
王位継承者。
伝統的に堅苦しく生きる気ゼロ。
スーパーおてんばで自分勝手。
男よりも強い(笑)





🎬アナと雪の女王
アナ(18歳)
エルサ(21歳)
2013年公開(続編は2019年公開)
🇳🇴ノルウェー


【エルサの特徴】
第一王女。
生まれつき魔法使い。
魔力が増大するが制御できず
他人を傷つけたくなくネガティブになる。


【アナの特徴】
第二王女。
超ポジティブシンキング。
とにかく姉思い。





🎬モアナと伝説の海
モアナ(16歳)
2016年公開
🇵🇫ポリネシア

【特徴】
村長の後継者という意識が異常に強い。


思いやりがあって前向きな白雪姫。

クヨクヨしない強さを持つシンデレラ。

気立てがよく上品なオーロラ姫。

好奇心が強く冒険好きなアリエル。

聡明で広い心を持つベル。

意志が強く親切なジャスミン。

自分の夢のために一生懸命なティアナ

探究心と豊かな想像力を持つラプンツェル。

家族思いの姉妹、アナとエルサ。

負けず嫌いで頑張り屋のモアナ。


このように、それぞれの
ディズニープリンセスは「全員」

ユニークで優れた
パーソナリティや信念があります。




その時代を担う女性像こそが
プリンセス!

最初のディズニープリンセス
「白雪姫」の公開から80年以上🎬


このようにディズニープリンセスを
公開された順番に振り返り、
歴史を見直してみて感じるのは

プリンセス「1人、1人」が

その「時代」を生きていた
女性の象徴だということ!

私がずっと
「ディズニープリンセスって痒い」
思っていたのは、

ドレスを着て王子様を待っている
プリンセスこそが定番だったからです。

しかし、時代とともに
プリンセスの価値観や感覚も
どんどん変化していきます。



これからも新たなディズニープリンセスが
登場していくと思いますが、

その背景にある
「現代の女性像」にフォーカスすると
違う楽しみが見つかるかもしれません。


次世代のプリンセスが、
一体どんな姿を見せてくれるか考えると
ワクワクしますね💕



「女性らしさ」なんて言葉自体が
ナンセンスになっている現代。

もしかしたら・・・

もはや「性別」すら超越して
男の子のプリンセス!? がみられる日だって、
そう遠くはないかもしれません(笑)



【番外編】

お子様に推奨!
プリンセスになりきれる
ビビディ・バビディ・ブティック

お子様がディズニープリンセスになれる
ビューティーサロンでは

憧れのプリンセスのような
髪型やドレスに変身できます💇👗


衣装やヘアメイクだけではなく
アイシャドウやチークなど
メイクアップも本格的😍

ネイルシールを貼って、
水溶性マニキュアも塗ってもらえるんですよ💅


プリンセスになるまで


【料金・コース】
東京ディズニーホテル


【料金・コース】
ディズニーランド
(ワールドバザール)







Imagining the Magic

Briar Rose