沖縄の観光者数とその考察

先日、沖縄県の玉城デニー知事が、GWの連休中に沖縄への航空便予約が約6万人いるとして旅行のキャンセルを呼びかけました。

理由は、もちろんコロナウイルスが県外から持ち込まれるのを防ぐためです。

これについての考察を書いていきたいと思います。

観光客数について

沖縄というと、観光で華やかなイメージですよね。

商店街は人で賑わっていて、

自然はというと海が広がっていて、穏やかで落ち着く風景を感じさせる場所です。

そんな中、上でも書いた通りですが玉城デニー知事が約6万人の観光客や、旅行を予定している人に向けて旅行キャンセルを呼びかけました。

しかし、約6万人の観光客と聞くとかなりの人数だなという印象ですが、実際のところどうなんでしょうか?

以下、琉球新報の記事です。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1113128.html

こちらの記事に間違いなければ前年の51万9308人に比べて、6万1698人ということなので、すでに大幅に減少していて、前年比87.2%減の状態です。

なので既に多くの人が自主規制していて、観光にいかない状態になっているというのは読み取れます。

そこから更に玉城知事の呼びかけによって、1万5千人にまで予約者が減少しました。

以下、沖縄タイムスの記事です。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/565854

なので、約97%の減ということで、かなり強烈に減っています。

沖縄県のH31年の住民基本台帳を見ると、日本人が145.8万人、外国人が1.7万人

合わせて147.6万人で、世帯数が日本人世帯が63.9万世帯、外国人世帯が1万世帯で合計65.4万世帯。

147.6万人の人口に対して、沖縄に訪れるのが1.5万人なので、1%以下の割合。

・・・もはや帰省じゃね?

っていう人数ですね。

感情面が大きいのではという考察

それでもやはり、沖縄に来てほしくはないというところではあります。

帰省にしてもオンライン帰省を安倍首相は呼び掛けていて、リアルに沖縄に向かうことで感染拡大する可能性があることから、それを回避したいというところです。

以前、石田純一さんが沖縄で発症したかのような報道がありましたが、潜伏期間も考えると東京で感染して沖縄滞在中に発症したと考えられますから、そういうような事例もあることから、やはりリアル帰省によって沖縄で感染が拡大するのは避けたいところではあります。

4月30日のこの記事を書いている時点で、全国で確認されているコロナウイルス感染者数は14,165人、死亡者数437人。

それに対して、沖縄県の感染者数が141人で、死亡者数が4人。

一見人数だけ見ると割合としては少ないように見えますが、全国的には17番目の感染者数です。

沖縄は前年の観光者数が1016万人と、かなりの人数が訪問するので、やはりそう考えると、少しでも来沖される人を減らして感染が拡大しないようにしたいところですね。

これは沖縄県に限らずですが、不要不急の外出は減らして、早く新型コロナウイルスが落ち着くのを待ちたいところです。