どうもたまひでです。
2020年もそろそろ終わり・・・というタイミングで、約16年ぶりに6泊7日の入院の旅に出てきました。
入院してきたおかげで、他愛もない日常がとても“素晴らしいもの”だという事を実感することが出来ました。
今回は、あくまで“検査”が目的の入院だったので、「とりあえず1週間泊まればいいんだろう」と甘くみていたのですが、予想以上に苦痛だったので、ネタにしてみようと思います。
まずは準備
まずは準備からです。体には心電図・頭には脳波測定器・腕には点滴の針が繋がれます。
うわーーーーーーー
「ベッドから動いたらダメだよ」と言われましたが、「そもそも動けないよ」という状態にされました。
地獄の条件
もう全身に色々と線を繋がれ、寝返りの度に起きてしまう状態の中で、さらなる地獄の条件を突きつけられました。
- ①ベッドから動いたらダメ
- ②充電しながらスマホを触っちゃダメ
- ③テレビはイヤホンが届かないから音声ナシ
- ④Wi-Fiなし
- ⑤パソコンダメ
- ⑥24時間カメラで録画
- ⑦シャワーを浴びれない
こんな感じです。
やる事がない。暇という地獄。
その他、勘弁して欲しかったこと
条件だけでもなかなかキツかったのですが、その他にもなかなかキツかったこともありました。
- ①「迎えが来てる」と夜中に騒ぐ隣のおばあちゃん
- ②「おーい!おーい!!」とずっと叫ぶ患者さん
- ③鳴りやまないナースコール
- ④大きい声でおしゃべりする看護師さんの声
耳栓をする、もしくは眠すぎて寝落ちする状況じゃないと寝れない環境もなかなかキツかったです。。。ただ、看護師さんって本当に大変な仕事をしてるな・・・というのも知ることができましたね。。
そんな状況の中での楽しみ
地獄の条件の中でも、楽しみはいくつかありました。
- ①充電の溜まったスマホを触る時間
- ②本を読む
- ③ご飯
- ④トイレには自由に行ける
この時間です。日常では当たり前のこれらの時間が本当に嬉しい。そんな嬉しい時間にしていたことも紹介しようと思います。
楽しみ①:スマホを触る時間
バッテリーが切れるまではスマホが触れるのですが、Wi-FiはないのでYouTubeを見ることはできません。
なので、とりあえず色んな有名人になってみました。
ブルースリーになって暴れる
割とハマったかな?と思います。
アーノルド・シュワルツェネッガーになってジョンコナーを助ける
シルベスター・スタローンになって最強の帰還兵になる
ぱみゅぱみゅになってつけまつける
AKBになって恋するフォーチュンクッキーする
ブルースリーがハマったかな?という感じです。
楽しみ②:本を読む
とりあえず、家にあった本を3冊ほど持っていきました。でもね、飽きるんですね。1冊読んでもういいやとなりました。
楽しみ③:ご飯の時間
これが1番の楽しみだったかも知れません。「病院食は美味しくない」といった声をよく聞きますが、その通り美味しくない日が多かったです。
それなのに、ご飯が楽しみでした。
どうしても味気ないものの、“健康食”として考えると素晴らしいご飯でした。
作ってくださった調理師の皆様、味気ないけど健康的なご飯をありがとうございました。m(__)m
楽しみ④:トイレには行ける
さすがにこのシーンを撮るわけにはいかないので、特に紹介できるネタはありません。
退院してみて
他愛もない世の中でも、とても素晴らしい毎日なのだと感じました。コロナやら色々と制限のある日常ではありますが、“好きな時に好きなことが出来る”という事だけでも、本当に素晴らしい事なんだなと感じました。
「シャバの空気が吸いてえ!」とかいう囚人の気持ちが、少しは分かりましたね。
動ける身体があるうちは、何でも色々とやってみるもんですね!
あと3ヶ月に1回くらいは、こういった経験をするのもアリだなと思いますね!いかに何事もない日常が素晴らしいかを体験する事が出来るかと思います!
ある意味“非日常ツアー”って感じですね!
そういうツアーを作ってもいいかも知れませんね!