3月といえば皆さんの大好きな潮干狩りのシーズンですよね!
スヌイ(もずく)やアーサ(アオサ)や貝等を採りに海に出る人が多いのですが、
沖縄ではこの時期の潮干狩りは「浜下り(ハマウリ)」と言われる行事でもあるのです。
今月の3月26日(旧暦の3月3日)女の子の節句ですね。
まぁ沖縄のひな祭りのようなものです。
意味も同じようで、「健やかな成長と幸せを願う」行事になります。
この日は重箱料理をもって浜辺へ行き、身を清めます。
清め方もあるようです、
●額に3回海水をつける
●祈りをささげる
●砂浜に足をつける
また浜下りが行われるようになった昔話があるようで
「むかしむかし・・・ある女性がある男性と結ばれ子を身ごもったのですが、
その男性はアカマタ(蛇)が人間に化けていたそうなのです。
アカマタの子どもを身ごもってしまった女性はお爺さんに相談すると
お爺さんは「旧暦の3月3日に浜下りをし身を清めるといい」と告げたそうです。
女性は言われたとおりに浜下りをして身を清めると
アカマタの子どもを流したそうな。」
との言い伝えがあるそうです。
諸説あるそうですが。
まとめると親の言うことを聞きなさいということでしょうかw
でも子の健康を願う親の気持ちが現れたいい行事ですね!
今月の週末は潮干狩り、ピクニックを兼ねて家族、友人同士で
「浜下り」を楽しんでみてはいかがでしょうか!
ちなみに男の子の節句は本土と同じようです。