こんにちは!しょうです。
「記事を書く」というのは思いのほか大変ですよね。書ける時はスラスラ~と書けるけど、書けない時は本当に書けない。ムリゲーな時も多々ある。それが記事を書くという作業だと思ってます。
リサーチして、情報集めて、整理して、記事にして、チェックして…。やってみるとわかる。案外大変なんですよ(笑 でもそうやって苦労して書くわけだから、どうせなら・・・せっかくなら・・・
一人でも多くの人に見て欲しい!
と思いますよね。
そんな時に意識したいのが「SEO(検索エンジン最適化)」です。
ただしSEOは奥が深く、一朝一夕で身につくものではないです。本格的にSEOをやろうと思うと市場選定・サイト設計&構造・キーワード戦略などなど、1から作り込まなければならず・・・控え目に言って難易度高めです。
なので今回の記事では「記事単位で使えるSEO」として『ここをチェックしておくといいよ!』という話をしたいと思います。
これから記事を書く際には是非ぜひ意識してみてください。
1.「記事タイトル」がほぼ全てのカギを握る
記事タイトルは「お店の外観」として捉えると重要度を理解しやすいです。
街でとあるお店を見つけたとして『そのお店に入ってみたい』と思うかどうか。お客さんが『入りたい』と思えば成功。『別にいっか』と思わせたら失敗。
つまり、お店の外観って大事ってこと。
記事タイトルもこれとまったく一緒なんですね。
記事タイトルが雑ならば雑なりにお客さんは素通りするし、記事タイトルが考え込まれたものであればお客さんの目を引く「確率」を上げることが出来ます。
Googleが定めている検索順位決定要素の中には「検索結果ページのリンククリック率」も入っているために、お客さんにクリックしてもらうことがもの凄く大事です。
じゃあ具体的にどうやると良いタイトルを作れるの?という話です。
良いタイトルを作るために意識したい3つのポイント
では順番に解説していきましょう!
1.目をひく言葉を入れる
出来るサイト運営者やバズを上手に起こす人が必ず行っていること。それが『目をひく言葉を入れる』です。
目をひく言葉とは…、ターゲットが気になる言葉、クリックせずにはいられない言葉などを指します。筋トレをしている人がターゲットなら「筋」や「割」や「強化」「増大」などの言葉に反応しますし、TOEIC勉強中の人なら「3日で3000単語暗記」などのようなワードに反応しますよね。
最近では新型コロナが世界中に広まっているために「コロナ」や、それに関連するワードを入れるだけでも目を引き付けやすいです。
ターゲットが気になって気になってしょうがない言葉を、“自然な感じで”タイトルに入れることが出来ると完璧。いかに目を引けるか。これはサイト運営者の中においての永遠のテーマと言ってもいいかもしれません。
いずれにしても最初に目を引く言葉を入れる。これが出来ると検索結果内でのクリック率を上げることが出来ます。
2.キーワードを入れる
これは完全にSEOを意識した話です。SEOにおいてタイトルにキーワードを入れることは基本中の基本です。
意識したいことは
1.狙っているキーワードをストレートに入れること
2.関係の無いキーワードを入れないようにすること
3.30文字前後を目安に作成すること
4.同じワードの連発はNG(いれすぎない)
など、基本としてはこの4つを意識するだけでOKです。以前は42文字の法則や、重要ワードは先頭に持ってくるなど、色々言われていました。ですが最近はGoogleアルゴリズムの精度も上がってきていて、あまり影響を与えていない印象です。
いずれにしても狙うワードはタイトルに一回は入れるべきですね!
「SEO」「マーケティング」「ダイエット」「ラーメン」「筋トレ」「英会話」「スラング」「〇〇(地名)+ランチ」…などなど。
記事のテーマや、メインワード、狙っているワードをタイトルに入れること。大事です。
3.数字を使う
数字のパワーは計り知れないものがあります。
この記事のタイトルは『5分で読める!記事をアップする前に必ず確認しておきたいSEO的7つのチェックポイント』としていますが、これにも理由があり、、、
「記事を書くことを仕事にしている人に向けて上位表示のヒントを提供する」
「SEOは難しいと捉えている人に向けて“5分で読める”という安堵感を与える」
この2つの目的からこのタイトルを選択しています。
タイトルに数字を入れること。それは想像よりも大きな効果を得られるために、積極的に使っていきたいですね!
2.「アイキャッチ」はタイトルと同じくらい重要
次に意識したいのがアイキャッチ。
『これSEOに効果あるの?』と思われがちですが、ありありです。
アイキャッチの品質を上げると…
- 目立つ!
- 差別化出来る!
- 目を引き付けることが出来る!
- 見てみようという気持ちを引き起こせる!
など、様々な効果を得ることが出来ます。また『しっかり作ってある』という安心感を提供することも出来ます。
結果・・・直帰率、滞在時間に好影響が出るためSEO効果が見込るということです。なので社内や仲間、知り合いにデザイナーの方がいるならば作ってもらった方が良いと思います。
プロが作るアイキャッチ。素人が作るアイキャッチ。
どちらが良いかは説明するまでもありません。
3. パーマリンク設定は基本と捉える
『パーマリンク』。これはWordpress特有の設定ですね。この部分です。
この部分は必ず設定しておきましょう。パーマリンクは何もせずにいると日本語のまま、または謎の記号文字列になってしまいます。
記事の内容がわかるように英単語を入れておきましょう。
この記事の場合は「seo-article-check」として設定を行っています。
4. 読みやすさチェック
検索上位表示のことを考えるときに「読みやすさのチェック」は外せません。
読みやすい内容にするには推敲・校正・校閲をしながらメリハリをつけていく必要があります。また欲を言うならば抑揚をつけたり、重要部分を際立たせたり、図解を入れたり工夫をし、より精度を高めた文章にしていきたいところ。
読みやすくするためのチェックは…
- 誤字脱字を無くす
- 文章表現を工夫する
- 余白、行間、改行を見やすくする
- 下線、ハイライトを使う
- BOXを使う
- 画像を使う
- 図解を使う
- 太文字や斜体を用いる
など・・・。こういった工夫を行う事が大事になってきます。
この読みやすさの工夫はユーザビリティの向上につながります。結果、先ほども書きましたが滞在時間の向上や離脱率の低下につながり、自然とSEOに強い記事となっていきます。
なので「ちょっとくらいサボってもいいよね・・・?」ではなく。常に徹底的に意識して制作する必要があるわけですね。
SEO効果を狙った記事作成って本当に大変ですね!わかります!その気持ち。出来ることは頑張るのみ!
5. 内部リンクは記事単位で意識する
内部リンクが重要というのはSEOをかじったことがある人なら一度は聞いたことがあると思います。
はい、重要です。内部リンク。
ただし、Wordpressなどブログでサイト運用をする場合はブログそのものが内部リンクの強い構造になっているため(パンくずリストや新着記事やランキング記事…他仕組みが複数ある)構造的な部分は今回は触れません。
なので意識しておきたいのは記事の執筆者単位で出来る“記事単位での内部リンク”です。
これは「記事を書く人」や最終チェックを行う「編集者」が行う現場ベースの話でもあります。
例えば、自サイトの記事を書く時に、話の内容によって「より詳しい話はこの記事が詳しいので見てね!」とリンク付きで案内するケースがあると思います。それが内部リンクです。
内部リンク=記事の中で、同じサイトの記事を紹介すること
これはユーザー側から見て「より詳しい情報を知る事が出来る」という点で利便性を高める行為です。結果、リンク元ページ・リンク先ページの質向上になり、Googleに評価され、上位表示しやすくなるという仕組みです。
なので何か1つ記事を書く時は、自社サイトの記事を何か紹介出来ないか考えておくと作業的にもスムーズでおススメです。
6.タグを設定しよう!
忘れがちな設定がタグ。
記事をアップする前にタグを設定しておきましょう!
タグはこの部分ですね。
キチンと理解しておきたいのは「カテゴリー」と「タグ」の使い分けです。どちらとも“話題の区分け”のために用いる機能ですが、若干意味合いが違います。
具体的には
- カテゴリ:投稿記事をグループ化するためのもの
- タグ:投稿記事の中でメインとなるキーワードを割り当てるもの。カテゴリでグループ化されたものの中で、さらに細かく分類するイメージ
です。
またカテゴリは1記事に対して1つが基本です。対してタグは1記事に対して複数設定しても問題なしです。ただし、1記事に対してタグは3つ~5つが適切で、設定しすぎないことも大切です。
タグは記事数がたまってきた時に運営側にとっても、読者側にとっても活用する機能なので漏れなく設定しておきましょう!
7.アップする前に誰かに見てもらおう!
1~6までチェックしていったら、最後はこの作業を入れるとベスト!それが…
『アップする前に誰かに見てもらう』
です。SEOに慣れてくると、気づかぬ内に「ロボットに向けて記事を書いてしまう」ことがあります。本来読者のために書いているはずが、、、SEOSEOSEOと考えている内にGoogleに向けて記事を書いてしまう。これはSEOに取り組む多くの人がハマる部分です。
なので誰かに見てもらって、
- 自然に読めるかどうか
- 違和感を感じないか
- 人間っぽさを感じるか
などをチェックしてもらうとなお良きですね!
まとめ
ここまで「検索上位表示を狙うために、記事アップ前にチェックすべき7つのこと」を書いてきましたがいかがでしたか?
面倒だなぁ、手間だなぁと思う方も多いかもしれません。
ただこのひと手間ふた手間がユーザーのためになり、サイトのためになり、アクセスアップにつながり、努力に対する評価にも繋がる…と考えれば細かくてもやった方が良いはず。
せっかく記事を書くわけだから、1人でも多くの方に見てもらいたいものですね!
上場企業を含む営業会社を3社経験。その後にウェブマーケティング会社の取締役を経て株式会社ウェブエンジンを創業。2019年にハイロックスワルドに合流。
メディア運用&新規事業立ち上げを担当。
タグは設置してなかった・・・!!
ので、改めて設定しておきます。
参考になりました、★2つです()