どうも、TATSUYAです。
最近は「ほにゃららロス」が続いており、ぽっかり心に穴があいてしまい、何事にも希望を見いだせない、いわゆるメンヘラという状態です。
・ペットロス(実家の犬が…)
・アニメロス(一番好きなアニメが…)
…たったの、2つでした。
ペットロスは意外と尾を引いており、何かふとした瞬間に思い出したり、考えてしまいますね。
ペットと生活している人はいずれは訪れるもので、覚悟のしようもないわけですが、可能な限り愛でてあげてください。
とても悲しいです、やっぱり。どう言葉にしていいのかわかりません。
アニメは・・・まぁ、いいでしょう。(笑)
アマゾンプライムの、あの番組
アマゾンプライムのみで見ることができる「Documental」(ドキュメンタル)シリーズはご存知の人も多いでしょうけど、僕も漏れなく番組のイチ視聴者であり、ファンです。
※あまり一家団欒で見るものではないかなと思います(苦笑)
ずっとシリーズを見てきたわけですが、僕がドキッとしたというか、リアルな“現場の空気”みたいなものが、一瞬垣間見えたシーンがあったんですね。
大きな流れはこうです。
・ドキュメンタルシリーズで、没になった回があると。
・何か下品すぎて、Amazonの上層部がお怒りだと。
・放送はできないので、まろやかにしようと。
それで、最近その回を「振り返る」という回が最近、放送されたんですね。
番組の内容を知らない人もいると思うので、簡単に説明しておきますが、
参加する芸人を松本人志(さん)が招待して、参加する芸人さんたちはそれぞれ100万円を持参して、互いに笑わせあい(笑ったら負け)、優勝者が1000万の賞金をもらう。
そういうシンプルな番組です。
ほぼほぼ何でも有り(何でもではないけど)なので、かなり下品(笑)
まぁ、そんな番組なわけです。
それで没になった回の内容は、面白くて良かったんですけど(安定の下品さもあり)、ひとまず「没」になったんですよね。この回は。
そして、優勝した芸人さん(ネタバレになるので伏せます)の賞金は、一旦没収とすると。当然、優勝者は猛烈に抗議するわけですが。
で、そこでのワンシーンで・・・
「ビジネスとして成り立っていないから当然ですよね」
(Amazonのお偉いさん?)
という発言が出たんですよね。
ゲラゲラと笑い声が飛び交っている中、ものすごい冷静な声で。
思わず「おお・・・」と思いました、僕は。
当然といえば当然なんだけど・・・
ドライな面を見てしまった気分です。
それぞれの視点で考えてみる
このワンシーンから、全然番組とは関係のない立場の僕ですが、いろんな視点で考えてしまいました。
例えば、芸人側の視点で考えると、
・言われた条件で仕事をした
・放送できるできないのルールがあるなら教えてくれよ
(ダメな範囲があるなら最初から言ってくれって感じか)
というのが大きな主張だと思います。
細かい条件とかは僕は知らないので、これ以上どうかは言えないけれど、もし仮に現場に明確に線引や目安がないなら、こういう主張をするし、納得行かない。
でも、番組側の視点で考えれば、
・放送して視聴してもらっての効果が一切得られない
・ただ、人件費や制作コストをかけただけ
という状態で、何のメリットも得られていないわけです。
しかも、優勝者が特に酷かった(原因)となったら、賞金没収は当然なわけですね。
うん、成り立っていない。
視聴者が見てこその番組だろうし、新規顧客や既存顧客へリーチするものであるわけだから、それが得られず、コストだけをかけたもので賞金が出るのは、何もメリットがないからだ。
※松本人志(さん)も自腹で100万を出しているので、それもコストです。
僕は心のどこかで、大手企業とか大きなプラットフォームなどは、どんぶり勘定でやってるもの、というような先入観があったりするのだけれど、
実際そういうところもあるのだろうけど、やっぱりそうじゃないんだってハッと一瞬で取っ払ってくれたワンフレーズ。
「ビジネスとして成り立っていない」(冷静な声)
は最後の最後に僕の顔面にビンタをしていきました。
テレビ業界のことはさっぱりわからないけど、KPIとしては、
・再生数(視聴者数)
・視聴率
・視聴時間
※ただの視聴者数とかじゃないのかも??年齢別だったり、継続年数別だったり、ものすごく細かいかもしれない
・新規顧客の獲得?
・再度、会員に戻ってきたカムバック率?
・・・
どうだろう。知らんけど←
まぁ、KPIがどうこうについてはさておき、この「ビジネスとして成り立っていない」という言葉。これって、すごく当たり前のことなんですけど、すごく受け取り方次第な部分もあるんですよね。
例えば、、、
(突っ込みすぎるとギスギスしそうなのでオブラートにいきますが)
雇用される側、雇用する側。
ドライな表現しますけど、「契約」をしているわけですよね。
で、雇用される側は「労働の対価」「仕事(成果)に対しての対価」などで、報酬を得るわけです。雇用側は、当然その逆。
こういうビジネスライクな考え方に寄りすぎるのは、僕としてはあまり好きではないのですが、何が良い悪いの議論は置いておいて、、、
「自分の価値」がどこにあって、「何」を対価として提供しているのか。
(どんな価値を見出してあげて、評価とするのか)
こういうことを冷静に、多角的に考えることは、常にやっておくべきことです。
なぜなら、そこにビジネスが成り立つかどうか、があるからですね。
一方通行の主張は成り立たないわけです、契約なわけだから。
・こんなにやっているのに…
・これだけの価値があるはずなのに…
・なんでなんでなんで…
こういう不満を持つくらいなら、そう思っていることを主張するほうが誰にとっても健全だと思いませんか?
不満を持つというのは、何かしらの要因(自分の中で納得できない部分)があって、それを主張するのは自然だし、それが妥当なら通るでしょう。
でも、明確にできない場合は、考えが甘いか、自分じゃない“何か”を比較対象に持ってきている可能性が非常に高いです。
つまり、、、
多角的に物事が見えなくなっている、ということですね。
(あくまでここで僕が上記の例を出したのは例でしかないです)
主観になりすぎるリスク
多角的に見れていない状況というのは、主観で物事を見ている可能性が非常に高いです。
これは僕もよく起こっていることではあると思いますが、どうしても自分マターで考えるほうが楽で、面倒くさいんですよね、いろいろ考えるのって(苦笑)
でも、やっぱり主観が強すぎると、一方通行なことが多いです。
こういう時に何が起こるかというと、“リターン(質問や疑問)を投げられたら、スムーズに返せない”ってことが起こりがちです。
何が起こっているかというと、感情論になっているわけです。
確かに、感情論は時には大事だし、全くもって不要だと言いたいわけではないです。でも、僕らはどこまで行っても仕事をしている以上はビジネスマンです。
ありふれた言葉ですが「諦めたら終了」で「諦めなければ終わらない」わけで。
常に、何が問題で、何が原因で、解決策は何があって、実施してみてどうだったか、だめならどうするか。
それを繰り返すことは、何においても言えることだと思っています。
もちろん、人間なので、途中で心が折れたり、熱が入らなくなったり、テンションが上がらない時だってあるものです。
でも、それを駄目だ駄目だと追い込んで、ムチを打って、というのも時には重要だとは思いますが、最近は芸能人の方々の自殺であったりが目立って見えることからも、少し時代の変化を感じる部分があったりします。
日本の自殺者数は、ずっと前から問題としてはよく上がっていることで、昨年のことですが僕の身近な人にもいました。
僕は割と感受性が豊かなので、そういうときには足が止まってしまいます。そして、切り替えたようには表面的には取り繕いますが、全然モヤモヤしてますし、今でも悩んだりします。
いろいろな事が早く変化し、自分も歳を取る。ずっと同じような付き合い方はできないのなら・・・
「バランス感覚」が必要
生活をしていく以上、お金というのは切っても切れませんし、働き方はどうであれ収入を得る必要があります。
結婚だったり、出産だったり、別れだったり、、、。
いろいろな出来事がある中で、どうしても自分の中でのバランス感覚を持つ必要があると思います。それは仕事とプライベートという括りでも良いですし、人生という括りでも良いと思います。
これは非常にデリケートな部分で、個々人、千差万別な部分です。
なので、こればっかりは本人(もしくは家族)で考えていくしかありません。
いろいろな選択肢がある時代で、いろいろな働き方、収入を得る方法がある時代です。選択して、行動するかどうかは、自分次第だということは、仕事においても、人生においても、変わらないですね。
途中暗い感じになってしまいましたが、、、
僕はそれなりに、元気にやってます。(笑)
次回はマーケティングによったブログ記事を掲載予定です!
それと、コロナが蔓延してから・・・あまり日本酒を飲みに行けてないので、日本酒の更新ができてないのは心残りですが、実はストックがあるのでそれも更新したいと思います^^;
それでは、また!
マーケッター / 生存率0%を生き抜いたおかげで死生観マン / 「実るほど頭を垂れる稲穂」のように謙虚で柔軟に凛と生きる/ 泥臭い30代を爆進中 / 日本酒が好きすぎてやばい(酒蔵ごと欲しい) /