クレームダンジュはフランスのアンジュ地方で生まれたケーキです。
また、「アンジュ」にはフランス語で「天使(エンジェル)」という意味もあり、「天使のようなクリーム」と名付けられました。
「クレーム・ド・アンジュ」
ですね。
「ド・アンジュ」がリエゾンして、「ダンジュ」と読まれます。
※「天使のようなクリーム」って・・
天使ってたべるんかい?どんな味なん?というツッコミは無しで。笑
通常は、フロマージュブランと呼ばれるフレッシュチーズを使って作りますが、そんな小洒落たものは成城石井でも、置いていなかったりします。
そ・こ・で
どこでも手に入る「あるもの」を代用して、簡単にお家で作る方法をお伝えします。
その「あるもの」とは?
はい!
ヨーグルトです。
ヘルシーだし、手間いらずで簡単に作れるので、ぜひためしてみてください。
作り方
1)ヨーグルトをボールにあけ、ハチミツを混ぜる。
ハチミツの量はお好みの甘さで。
食べる時にソースをトッピングするので、甘さ控えめが良いかもです。
2)水分を抜く
これも、簡単。家にあるコーヒーフィルターをセットして、1)のヨーグルトを流し込みます。
下に、カップなどを置いて、ぽたぽた水分が落ち切るのを待つだけ。
匂い移りしないように、全体にラップをかけて一晩冷蔵庫に寝かせておけばよいです。
3)あとは盛り付けるだけ
一晩寝かせると、下の写真のように、カップに水分が貯まり、ヨーグルトが濃厚がクリームチーズに変身しています。
砂糖ではなくハチミツを和えておくのが、さっぱりしたチーズなのにまるでクリームチーズのようにコクが出るポイントです。
ペーパーフィルターを破かないように、丁寧にはがしてまとめます。
※コーヒー用のペーパーフィルターが一番良いです。
ペータータオルで作ると、なぜか雑味が出てしまい美味しくないという悲惨な結果に。(失敗経験ありです。笑)
4)お皿に盛り付けて、お好みのソースをかけたら完成!
お皿に盛ります。
今回は、そのままお皿に「デン!」と盛ってみました。
ココットにガーゼを敷いて、入れれば見た目は市販のクレームダンジュの見栄えになりますね。
あとは、お好みのソースをかけるだけです。
市販のヨーグルトソースやジャムなどでも相性抜群です。特に、ベリー系のソースと相性が良いですよ。
私は、苦めに焦がした自家製カラメルソースをかけました。
お好みで、イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ミントなどを飾るとおもてなしケーキに変身しますよ。
まとめ
市販の400gのヨーグルト1本で3~4人分作れます。
生クリームを混ぜるレシピもあるのですが、ダイエット優先(どの口が言うか~?)でヨーグルトにハチミツのみで作ってみました。
レンジもオーブンも不要。
コーヒーフィルターにセットして、一晩冷蔵庫で寝かせるだけなので、
夜仕込んで、朝食べられます^^
もちろん、トッピング具材に凝れば、お持てなしにも使えます。
美味しいので、ぜひ試してみてください。
元料理人。
50歳の時にフライパンからパソコンに商売道具を持ち替えた。
未だに料理するのが大好き♪