さよなら2020年

「マーケティングは創造と科学」をモットーに
結果にフォーカスしたマーケティングを研究している川村です。

総論として「鬼滅とコロナ」の1年だったと感じる2020年が終わり、明日から2021年が始まる。

個人的には「年末年始」という半強制的な「区切り」は凄く良い習慣だと思っていて、否が応でも整理整頓せざるを得ない。

こういう区切りは「上手く活用したい」ものだ。

2020年の振り返りと2021年の展望は、また改めてレポートか何かでまとめて(しっかりと)話そうと思っているので、今日はピンポイントに1点だけ話したい。
(ブログ書いてねぇ~~って慌ててるから端折ったわけじゃないよ。汗)

その1点。
何に着目したいかと言うと・・・

二極化の加速と原因と

この点に注目したいと思います。

まずは何を置いても国家間の大きな差・・・

新型コロナウイルス発生地の中国は早期に抑え込みに成功したにも関わらず、アメリカやヨーロッパは深刻なダメージを負っている。

そもそも、ヨーロッパ諸国と比較するとアジア圏は比較的「軽傷」と言える状況である。

ある意味、西洋と東洋で二分された形だ。

ここまでハッキリ分かれるとは想像もしていなかったけれど、結果的には二極化した形である。

次に企業。

企業間でも悲しいくらい「二極化」した。

大別するならばインターネットを含む「IT関連」の企業は、「コロナ特需」と言われるくらい大きな利益を挙げた企業が大半である。

弊社も他のIT関連企業と比較すると大した事はないが、それでもコロナ禍において利益を出す事は出来ているので良かった方なのだと思われる。

対照的にサービス業は大打撃も大打撃で瀕死の状態に追いやられていると言っても過言ではない。

そしてその波はサービス業だけでなく、製造業なども巻き込み幅広い業種が痛手を受けている。

と、ここまでは「周知の事実」だと思いますが問題はここから。

弊社が他のIT関連企業と比較すると「大して伸びていない」という結果を招いた事とも共通するのですが、サービス業の中でも「伸びた会社と瀕死の会社」が存在する。

かたや死活問題レベルにまで追い詰められているのに対し、同じサービス業でも予約待ちが続くほど大盛況の企業もある。

そして最後に個人だ。

2020年はコロナウイルスによる直接的な「死」とは別で、長年に渡って減り続けていた自殺者数は11年振りに増加してしまった。

10月単体だと前年度比で39%増という恐ろしい数字も出ています。

逆に、年収という単位で比較した場合、恐らく「超富裕層は増えている」という結果になると予想している。

ここはまだ数字が出揃っていないので所感になってしまうけれど、ニューヨークダウは過去最高値をマークし、日経平均もコロナ以前よりも上昇している点と、単純な肌感覚という点からの予想では、

「総年収は減っているけど年収3千万円オーバーの層は増えている」

と言う結果になるのではないかと感じている。

結論として、理由はさておきあらゆる点で二極化が加速した1年だったと結論付けているわけだ。

二極化している原因は?

さすがに「これが理由」と断定できるようなモノは見出せていないけれど、国家は別として「哲学の無い者(個人も企業も)は弱い!」という印象を持った1年ではあった。

哲学という表現が正しいかは分からないけれど、「己が正しいと信じる道を持てているかどうか?」という点で、腹に決めた何かを持てていない者は総じて弱い(折れやすい)印象だったという事ですね。

特に日本人と言うのは、教育が関係しているのか国民性なのか分からないけれど、劣等感や優越感といった「勝った負けた」という感情を軸にした「嫉妬心」の強い人種です。

この感情は「大きな波」があると簡単に流されてしまう(一定の方向を向く)ので、自分自身の中にある価値観で「正しいかどうか?」を持っていないと、一瞬で飲み込まれてしまう。

負の感情や空気は、新型コロナウイルスのような問題が起きれば国全体が偏った方向に向かうし、小さなコミュニティにおいてもそのコミュニティ独自の問題(例えば学校のいじめ等)で起きる問題だ。

新型コロナウイルスは日本と言う国の危機管理対策マニュアルには載っていない出来事だったわけだけど、マニュアルがないと「どう対応していいか分からない」という問題に直面する。

これは個人においても同じで、人生には予期せぬことなどいくらでも起こりうるわけだけど、本来なら個々人の努力において解決策を見出していくべきなのだけど、自分自身の中から「何が正しいか?」をひねり出す事が出来ない人の多い「日本人」という人種は、どうしても「待ち」に徹して流れに身を任せがちなのだ。

そりゃそうだ。指示待ちは心地良い。

良い結果になれば万々歳だし悪い結果になれば「指示した者が悪い」と文句を言えば良いだけだから心地良い。

なぜ安倍前総理があそこまでバッシングを受けたのか?菅現総理がここまで集中砲火を浴びているのか?少し考えれば分かる事である。

多くの人が「その他大勢に流される」という状況に陥っている中、己が正しいと信じる道を持っている人と言うのは、良くも悪くも空気を読まない。

黙々と「正しいと信じる事を成す」ことだけを考え行動する。

時には世間からバッシングも浴びるし迷惑(だと思われてしまう)な事をする可能性も否定できないが、それでもいちいち浮いたり沈んだりと言った感情の起伏はあまりなく、淡々と・・・粛々とやるべき事を成すから「強い」のだ。

これが正しい事とは言わないけれど、単純に「強いか弱いか?」で言うならば「強い」と言うのは間違いないだろうなと。

そう感じた1年でした。

そんなわけで「さよなら2020年」です。

1年間お世話になりました。また来年もよろしくお願いします。