『ブログを作ったは良いけど全然アクセスが増えない…』と悩んでいませんか?
こんにちは!しょうです!
今日はブログのアクセスアップについて。中でもキーワードの選び方について記事にしていきます。
ブログのアクセスを伸ばすにはいくつかのポイントを押さえることが重要です。その中の一つが「キーワードの選び方」。始めたブログが伸びていくのか、伸びずに終わるのかは、ここが大きく左右してくるので要注意です。
逆にワードの選び方や、その制度が上がってくると記事の書き方もそうですし、ブログの運営の方向性、記事単体の品質も変わってくるのでこれからブログを始める方や、今アクセスが増えずに困っているという方は今回の記事は一つのヒントになるかもしれません。
是非参考にしてみてください。
なぜキーワード選びが大事になるのか?
初心者の方がブログをスタートさせて真っ先にやってしまうNo1のアクションが「思いついたまま闇雲に記事を更新し続ける」ということです。
そしてこれがまず上手く行きません。
ブログ運営というテーマでは“悩む暇があるならとにかく書け”という精神論が議論の優位に立つことがほとんどです。そのため「書く」ということを優先順位で上位に付ける人が多くいる印象があります。
確かに書かないよりは書いた方が良いです。
でも闇雲に書いてアクセス増えるの?というとそれは全く別の話。書くことに不慣れな方が「書く作業」に慣れるための練習として「書く」のはOK。ですが、アクセスアップのために「闇雲に書く」はNGです。その努力の多くが無駄に終わるためです。
なので、アクセスアップを目指す方は戦略的にアクセスアップのコツを知り、アクセスアップを“狙って”行動していく必要があります。
そもそも、なぜキーワード選びが大事になるのでしょうか?
これは2つ理由があるのですが、1つ目は簡単です。検索エンジンの仕組みが「キーワード」を上位に位置付けているためです。なので当然重要になるでしょうというのが答えの一つ。
検索エンジンの動きを想定して「書く」ということですね。なので、「検索回数の多いキーワードを選ぶ」がワード選びの基本的な考え方です。
そして、もう一つが大事になるのですが、キーワードが決まっていれば「相手(市場)を知れる」というメリットを得られるようになります。これがキーワード選びを大事にするもう一つの答えです。
相手を知れるということは記事を書く前に「参入」か「撤退」かの判断を入れれるようになります。“書かない選択肢”が生まれるというのが大きな違いです。そしてこれがものすごく大きな差となってきます。
想像してみてください。例えば何かの大会で1位になりたいとします。それが例えばバレーボールの大会だとしましょう。
その大会は県の大会で、勝つと全国に行ける。県の競合が集まる大事な大会だとして、そこで「勝ちたい」と思うならまず何をしますか?この記事を読まれているあなたならどうしますか?
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真っ先に「どういうチームが出場するのか?」を見に行くのではないでしょうか?相手を知る。つまりリサーチですね。
『彼を知り己を知れば百戦殆からず』孫子
これは誰でも知っている有名な言葉だと思います。相手を知れば「目標」が見えて、目標がわかれば「目指す」という行動を起こせ、行動が出来れば事あるごとに「改善」で先に進んでいけます。
もちろん見に行った段階で相手が強すぎて「撤退」という選択になるかもしれません。
いずれにしても相手を知る事で自分がすべきことがおぼろげながら浮かんできます。バレーボールの試合なら筋肉トレーニングかもしれないし、技術・スキルレベルの向上かもしれないし、高身長な選手を揃える抜本的な改革かもしれません。でも「次の一手が見える」という状態を作れているのが大事なんですね。
ではキーワードに話を元に戻します。
これから『バレーボール アタック』で記事を書こうと思い立ったとします。記事ネタ(ワード)が決まりました。あなたなら次に何をしますか?
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そうです!検索です!それで相手(ライバル)を見に行きましょう。
…と、こんな形で「書く前から相手をリサーチ出来る」ということがわかります。『バレーボール アタック』の場合はこういった記事達がライバルになりますね。
これらの記事が検索上位ですから、これらライバル記事を何度も読んで、マネれるところを真似ていきます。これがブログアクセスアップを目的とした記事更新の基本です。もちろん丸っとコピーするのはNGですから、自分のエッセンスを追加してオリジナルで勝負するイメージです。
ただし、やればわかりますが、相手のことを知れば知るほど彼ら上位表示陣が強敵であることに気づくはずです。簡単に上位には表示されないからです。
記事単体ではマネれる要素が多いのですが、上位に表示されるかどうかは総合判断で決まります。記事単体では決まりません。表には見えない様々な要素が隠れているためです。
その要素とは…
・ドメインの運用年数
・記事単体の被リンクの数と質
・サイト全体の被リンクの数と質
・内部リンクの構造
・サイトコンセプト
・サイトの運営者のオーソリティ
・滞在時間
・離脱率や回遊率
…などです。こういったあらゆる要素がトータルで計算されてランキング付けが行われます。なので表面的には「勝った」という記事を書けたとしても総合数値で見て「負ける」という現象が起こり得ます。
どんなに優れた、誰もが納得するような記事を書けたとして1位になれないどころか、10位以内や、50位以内にも入れない…という現象が起こる理由がこれです。
なので検索上位に入るには今あげたようなあらゆる要素を一つ一つレベル上げをして上位に食い込む努力を行っていくことになります。
そして、これを繰り返していくとキーワードを見るだけで「あ、このワードだと勝てないな(先送りにしよう)」という判断が出来るようになっていき、、、では勝つには…?と考える流れに乗っていけるようになります。
最近よく見かける「初心者はライバルが少ない3語以上の複合ワードを狙え」という話題はこういった背景から来ています。
「バレーボール アタック」では勝てなくても、「バレーボール アタック 左利き」なら勝てるかもしれない。少なくとも勝てる可能性は上がるというイメージです。
さらに複合に寄せて「バレーボール アタック 左利き 教え方」などにするとさらに上位表示の確率が上がります(ちなみに私はバレーボール経験者なのでわかりますが、私が左利き、コーチが右利きだったので指導法で苦労していたようです)。
こういったニッチワードは上位表示取れやすいので初心者におススメです。
「バレーボール」など単体のワードがいわゆるビックキーワード。「バレーボール アタック」などはミドルクラスのキーワード、「バレーボール アタック 左利き」などはスモールキーワードというクラス分けが出来て、クラスが下がれば下がるほどに攻略が容易になっていきます。
競合が多いカテゴリになると4語複合、5語複合でも勝てないことがあるので、初心者の方はそもそもそういったカテゴリは選ばないようにした方がいいです。
全ての「起こり」は…キーワードから!
リサーチするにせよ何をするにせよ、相手を調べるにしても全ては「キーワード」から起こっていたことが良くわかったと思います。
なのでキーワード選びは重要なんですね。
…というわけで前置きが長くなりますが、キーワードの選び方について7つにまとめたのでお伝えしていこうと思います。
キーワードの選び方7つのポイント
ポイント1:ユーザーが使う言葉を使う
最も大事な事がこちら。「ユーザーが使う言葉を使う」です。
キーワード選びでやりがちなミスが「使われているっぽい言葉」を選んでしまう事です。これは例えば自分がその市場のユーザーじゃないのに(バレーボーラーなのに、バスケカテゴリの記事を書こうとするなど)その市場の記事を書かなければいけない場合などによく起こります。
例えば「ズボン」なのか「パンツ」なのか「ジャージ」なのか「スラックス」なのか…こういったわずかな違いで検索順位が変わるのが検索エンジンの世界です^^;なのでその市場を知るということがすごく大切ですね。
普段どういった言葉を使っているのか、その市場に住んでいるユーザーが使う言葉を使う意識を持つと上手くいきやすいです。
ポイント2:3語以上の複合キーワードで考える
前述した通りです。これはテクニカルな話なのですが、初心者の方や生まれたばかりのサイト運営者の場合、勝てる可能性があるのが「記事の品質」だけです。記事の品質は本人の努力次第でいくらでも上げれるからです。
ドメイン歴も、被リンクも、SNSでの影響力でもスタート段階ではライバルに勝てません。
なので「記事の品質」のみで勝負できるところ。3語以上の複合キーワードの市場しかないよね…となり、だからまずはそこで頑張ろう…という流れです。
ちなみに複合キーワードで人気がついてくると、他の要素も少しずつついてきていずれトップ10のサイトとガチ勝負が出来るようになってきます。
なのでそこまでは我慢とともに練習するしかないです。
逆に3語以上の複合ワードで勝てないと、それ以上のレベルでは勝てないです。なのでコツコツと、チャクチャクと、堅実に、寡黙に、黙々と取り組むのがいいですね。
ポイント3:キーワードツールでキーワードを選ぶ
次がキーワードツールでキーワードを選ぶというやり方です。
ただし、これは「補助」として考えるのが吉です。というのも私の経験上キーワードツールでツールで作られたワードを攻略していくと、別に悪くはないのですが「つまらない記事」が量産されて「つまらないサイト」になっていく傾向があるからなんですね。
ブログやサイトを外注に依頼するとほぼこのパターンでサイトが作られていくのですが、どうしてもこの温度感を上げていけないという問題にぶつかります。温度感を上げて行けるような腕の立つライターが運よく担当としてついてくれればいいのだけど、現実はそう甘くないですし、ビジネスでそういった不確定要素に頼るのも良くないと思うんですね。
なのでポイント1に上げたような「ユーザーに着目する」でキーワードを選ぶ方が結果的に効率が上がるし、面白い記事が集まる面白いサイトが出来上がると思います。
さらに言うとキーワードツールに頼らなくても、、、ユーザーの事を知れば知るほど、そこから記事ネタ(記事ワード)は大量に見つかります。なのでツールは補助ぐらいでちょうどいいです。
ヤバイ!今日本当に記事ネタが思い浮かばない!でも18時にはアップしないといけない!あと2時間…!…こんなシーンで使うぐらいで良いと思います。
ポイント4:ユーザーが気にしている言葉を使う
ポイント1に考え方として近いのですが、その市場のユーザーが「気にしている話題」を不定期で取り上げると独り勝ち出来るチャンスをつかみやすいです。
例えば同じカテゴリで最近人気が出始めたYoutuberを調べて記事にしたり(今後も成長するかもしれない。成長すると検索ユーザーが増えるため)、気にはなっているけど調べるのはめんどくさい系のテーマを記事にしたり(忙しいユーザーに代わって調べてあげる)、ユーザーが興味を持っている話題を高頻度で取り上げると上手く行くことが多々あります。
そしてこういったワードは「キーワードツール」で調べてもほぼ出てきません。ライバルがいないので勝ちやすいということでしょう。
ユーザーの動き、興味、関心、話題、流行り、廃り、人気、不人気、悪役、愚痴、文句、ストレス、快楽…などを深く追っていくと良いと思います。
ポイント5:共起語をタイトルに含める
共起語とはメインのワードに関連したワードですね。こちらを見てください。これは共起語分析ツールで「キーワード」として検索した場合のキャプです。
↑共起語をまとめたワードクラウドです。
「春」というキーワードの共起語は…さくら、あけぼの、キャンプ場、まつり、雪解け、ピクニック、ツーブロック、きのこ、フードイベント。など色々出てきますね。
共起語は3語複合、4語複合で攻める場合は自ずと含まれてくると思います。
ただ、理想としては「前提として共起語を入れる」ではなく、「ユーザーのために書いていたら共起語が入っていた」というスタンスがおススメです。なんでもかんでも入れればいいというロボット思考ではなく、ユーザーの心情に寄り添った人間目線の記事の方が反応が良くなりますし、長期的成功が見込めます。
ポイント6:キーワードを入れ過ぎない
キーワードスパムという言葉を知っていますか?
一時期「SEOにはキーワードが効く」という話が広がり(事実そうだった時期があった)、本当にキーワードを大量にいれるだけで上位表示することがありました。今は一切ありません。
その時に生まれたのが“キーワードスパム”という言葉です。
これはページの中(タイトル、見出し、本文、その他思いつくところ全部)に同じワードを大量に入れるというやり方で、非常に嫌な印象を受けるやり方でもあります。
普通に本屋さんで本を読んでいて、普通に本が読めるくらいの「The・普通」な感じで記事を作るのがおススメですね。
ポイント7:Googleの事ではなくユーザーの事を考える
こういったSEO関連の話題に常に付きまとうのが書き手のマインドセットの問題です。
「Googleの検索エンジンを意識して書く」のか「ユーザーの事を考えて書く」のか。もちろん後者の方が良いです。間違いなく。ユーザーが喜ぶ記事を用意するのが求める結果(アクセスアップ)を得るにはベストと思います。
もちろん正確に言うと前者を意識して作っても上位になることがまだまだたくさんありますし、それを狙った運営者も多いです。無くなることも無いのでは?と思っています。
ただ、Googleは時価総額で言うと今世界5位の位置につける超大企業です。そのGoogleが出している検索エンジンはこの10年(たった10年)で恐ろしいほどに高機能化してきていますし、今後もそれが続く(なんなら加速する)と考えると、穴はどんどん無くなっていくと予想できます。
なので総合で考えても、Googleが推奨する「ユーザーの事を考えて書く」がベストと思います。
まとめ
書いている内に「キーワードの選び方」から「記事の書き方」にまで話が及んでしまいましたが、いかがだったでしょうか。
自分が書きたいネタと、ユーザーが読みたいネタが全く別だったりするのでキーワード選びは面白いんですよね。こういった書き手と読み手のズレを感じ続けて、気づけば最近ではツールの利用をあまりおススメしなくなりました。
ツール100回使うより、ユーザーと触れ合う1時間の方が多くのネタ(ワード)が思い浮かぶからです。そういう意味で言うと、、、キーワードの選び方なんて言っている時点でナンセンスで、ユーザーが聞きたいと思う話だけすればいいのでは?という議論もあるかもしれません。
ただ今のところは両方バランス良くがベストだと思います。
上場企業を含む営業会社を3社経験。その後にウェブマーケティング会社の取締役を経て株式会社ウェブエンジンを創業。2019年にハイロックスワルドに合流。
メディア運用&新規事業立ち上げを担当。