どうも、TATSUYAです。
3連休は日曜日から熱発し、ベッドの上でした。一人暮らしの熱発は本当にシンドいですね。パートナーがいると違うでしょうが、この話はやめておきましょう(笑)
少しずつブログにも慣れてきました。ただ、やはり…と言うべきか、難しいなと感じる部分もあります。
堅苦しい感じの文章を書こうとすると、どうしても時間がかかりますので、同時進行で記事を進めていくのが、今の所ベストかなと。
まだまだ始めて間もないですが、日々何かネタがないかと考えるのは、メルマガのネタを探すのとあまり変わらないですし、Twitterを主戦場にしている業務もあって、情報収集はいろんなところから行っているのでその辺のスムーズさはあるかなと。
ただ、『継続する』というのは本当に大事なことなので、できるだけ頻度はあげていきながら、継続して取り組んで行きたいと思います。
さて、今日のテーマですが、大きくは「仕組み化」です。
このことについて、深掘りして得られる気づきについて書いていきたいと思います。
「仕組みで回る」
はい、口で言うのは簡単ですが、非常に難しいなと感じるテーマであり、考えさせられているテーマです。
会社レベルだろうが、チームレベルだろうが、プロジェクトレベルだろうが、仕組み化を考えるのは当然のことですね。
ここで言う「仕組みで回る」というのは、「自動化」(オートメーション)とは少しニュアンスが違います。
僕がここで言う「仕組み」というのは、
・特定の人物がいなくても仕事が日々まわり、
・特定の能力がなくてもタスクが処理でき、
・勝手にしっかり売上が上がる
こういうことを指しています。
つまり目指すのは、自分がいなくても仕事が回り、数字が出せるような仕組みですね。(もしくは、特定の人物に頼らない)
自動化っていうと、人が介さない仕組みのようなイメージが強いので、人を自動化に組み込みたくはないです。
「この人じゃないとできない」
「あの人でなければ作れない」
そういう仕事を「仕組み化」することで、円滑に仕事を回し、売上を効率的にあげる。こんなことを考えているわけですね。
そうすれば、新しい分野にチャレンジするリソースを割くことができるし、仕組み化することで規模を大きくすることが容易になるからです。
もちろん容易とはいっても、拡大する際にはまた別の問題が起きるわけですが、それは次のステージに進んでいるという証拠でもあります。
なので、最も乗り越えるべきなのは、最初の仕組み化を考えるところです。
『全体の絵を描き、それを実際に落とし込んで、具現化する』
これが今の僕にとって非常に難しいなと。すみません、ヘボくて。まだまだ若輩ものでして!
なぜ考えるのか?
きっかけとしてはいくつかあるんですが、主に「自分だけでは仕事が回らないと感じたこと」からでした。
仕事を任されることは良いことですが、僕がやることすべてが100%の結果になるかというとそういうわけではありません。それに僕自身、マルチタスクになるにつれて、パフォーマンスが落ちてしまうと感じるようになりました。
「マンパワー」(処理能力)を引き上げたとしても、改善されるかというと、実はそうでもない。
処理能力が伸びた分、さらに仕事がまわってきて、結果、その部分が改善されるわけではないんです。
横に広がるばかりで、縦に深く掘っていけない、という感覚です。あれこれもやるから、どうしても手薄になっていく。縦も横もってなると1日35時間くらい活動したいところです。
まぁ、だから企業、チームがあって、人がたくさんいるわけでもありますよね。役割分担、得手不得手。
何より僕は病気持ちなので、月に3~5日ほど動けない高熱を発するということです。そのため、僕でしかできない仕事ばかりを生み出してしまっていたら、それはハッキリ言って、「問題あり」なんですよ。
なぜなら、、、
・月に3~5日ほどはほぼ確実に高熱で動けないという問題がわかっていて、
・それをどうクリアにするのかという対策をしていない、
ということと同義だからです。
だから、常々考えてはいるんですが、僕らは大企業ではない小さい企業で、なかなかこうハマる対策を打てていないのが現状です。
どちらかというと、実力者が生き残っていき、そうでないものは淘汰されていくような。よりこれからの時代的には明確に差が広がる一方です。
それは資本主義社会である以上ある程度は仕方がないし、現に日本でも二極化は加速していってます。
これは本当に怖いことだし、危機感をとても感じる。個人の時代とか言ってますけど、それが決して「楽」なんかではない。楽しいから生き残れるわけでもない。厳しい時代でもあり、自由(リバティー)の捉え方がとても重要。
ま、これは脱線しそうな話題なのでまたいつか。
で、話を戻しますが、仕組み化をしなければ拡大はできないし、実力者にばかり仕事が集まっていくし、それをさばけなくなるし、新しい市場へのチャレンジも動きが遅くなる。
・・・想像するのは難しくないと思います。
だからこそ、こういうテーマに関しても、「社員」とか関係なく、考えていくべきだと僕は感じています。
「属人」とは?
では、具体的に仕組み化を考えていく上で、必ず出てくる言葉があります。
それが「属人」という言葉です。
使い方としては、「属人性」「属人的」「属人化」などです。
※属人とは?
その人に属すること。法律などで、人を基本として考えること。
https://kotobank.jp/word/%E5%B1%9E%E4%BA%BA-553892
※属人化とは?
企業などにおいて、ある業務を特定の人が担当し、その人にしかやり方が分からない状態になることを意味する表現。多くの場合批判的に用いられ、誰にでも分かるように、マニュアルの作成などにより「標準化」するべきだとされることが多い。企画・開発業務など、属人化されているのが一般的と言われる業務もある。
https://www.weblio.jp/content/%E5%B1%9E%E4%BA%BA%E5%8C%96
つまり、人に属することを属人といい、誰か特定の人に依存することを属人化というわけです。
「属人化」の説明にあるように、割と批判的な言葉として使われている事が多く、「標準化」されるべきだと言われていることのほうが多いかもしれません。
このテーマとして有名な著書としては、「無印良品は仕組みが9割」という本でしょうか?ご存知ですかね??
こちらの本です。
無印良品では、マニュアル化を促進しており、仕組みで回るようにしたということですね。それでどうなったとか、どういうことが起きたとか、そういうことが書かれています。僕も書籍を購入して、読みました。
凄いなーと思ったのと同時に、それを自分ならどう具現化するか、ということを考えてみても、正直なところ結びつきませんでしたね。(実力不足)
属人性を排除し、標準化する。
さて、具体的に、考えをアウトプットしていきましょう。
仕組み化する上では、誰かに個人がいないと回らないということを排除することが上げられるわけです。これを属人性を排除すると言います。
属人性を排除するということは、誰か個人が突出した能力を持っていて、それに依存しない。
つまり、、、
能力を標準化する必要があるわけです。
Aさんでも、Bさんでも、Cさんでも同じ結果(成果)になるように。誰がやっても同じパフォーマンスとなるように。
Aさんがいなければ完成しない仕事があるなら、それはAさんが休んだり、退職したりするだけで、企業としては大きな損失が待っていますから。
仮に、特定の能力を持つAさんを、待遇を良くしたとしましょう。給料を高く。
でも、それは意味ないですよね。
もっと待遇の良い企業に引き抜かれるかもしれませんし。さらに言えば、Aさんが病気になってしまった・・・とか、そういうことへのリスクヘッジではないです。
なので、これでは甘いですね。何の対策にもなっていない。
そのため、標準化をする必要性が高まるわけです。
これは理屈として考えればわかりやすいはずです。
では、標準化するために、細かくタスクを分散したり、部署を切り分けたり、マニュアル化するとしましょう。標準化のためには必要ですからね。
ただ、ここで僕には1つの疑問が出てきました。
それが・・・
今は「個」の時代じゃないのか?
今、時代の流れとしては、個人が尊重される?というか、個人の時代になってきていると思います。
終身雇用問題も最近ではニュースになりましたし、副業を推進する企業も多いですね。
■「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/051400346/
引用元:日経ビジネスより
前々から言われていたことですけど、年金問題もありますし、老後破産なんて言葉も出てきています。
時代の何かに台頭してくるかのようにここ数年で伸びてきたのが「YouTube」であり「YouTuber」です。
一気に個人が何千万、億単位の収入を手にしてしまう。情報発信やコミュニティを形成できてしまう。そういうプラットフォームへと変化しました。
YouTuberたちを見ていても、Twitterなどを見ていても、検索エンジンを見ていても、一定の時代の変化を感じるわけです。
「何を発信するかではなく、誰が発信しているか?」
つまり、ここでの僕の疑問は、
「個人の時代になるってことは、属人化がより顕著になるんじゃないの?」
ってことです。
誰々だから、そこに集まるし、ついていきたい(属していたい)と思う。そういう時代はとっくに始まっているわけですよね。※神化ビジネスと似ています
標準化するのではなく、属人性を強くしてその人だからできることを伸ばすというのが正しい表現かもしれません。
どうでしょう。
この疑問を突き詰めて考えてみようとすると、また新たな1つの疑問が出てきました。
仕組み化と個は相反しているんじゃないか?
という疑問です。
そうなってくると、ものすごい矛盾を抱えた状況になってしまうわけですね。
■会社としては、属人性を排除したい。(標準化して、仕組みで回そう)
■でも時代は、属人性が強まっている。(その人に依存する)
これが大きな矛盾として、僕の頭の中に存在してしまいました。
YouTuberなどは、ヒカキンだから集まるし、面白いと思うし、見たくなる。ホリエモンだから、サロンに入るし、人が集まってくる。
YouTubeやTwitterは本当に誰が発信しているのかが、顕著に出ます。興味が持てなければ、集まらないだけですから。
Twitterだと、「Facebook広告で個人で1億円突破」という人がエビデンス(証拠)とともにつぶやいていたら、もうわんさか集まってくるわけですよ。※集め方とかはおいといて
エビデンスが本物なら、その人から出てくる言葉もやはり重みがありますし、それに人が魅せられて集まる。そういうプラットフォームです。
人によっては、検索エンジンで検索するのではなく、Twitterで情報検索する人も多くなってきています。匿名だからこそ、リアルな情報が得られる、と。
検索エンジンも、必死でしょうね。w
よりテーマに具体性をもたせたいので、少し表現を変えてみましょう。
「個人の時代で、企業は属人性を排除するのか?」です。
相反しているのではないかと思うわけですよ。時代に。
・・・困りました。無限ループに陥ってしまったわけです。このままでは、着地が見つかりません。E難度の着地が求められます。(謎)
でも、真剣に考え続けていると、僕の中で1つの仮説が見えてきました。
要は、バランスじゃね?
はい、これです。
バランス、比重の問題だと考えてみました。
会社を回す上で、やはり仕組み化というのは外せません。
ですが、時代は個。
であれば、、、
できる限り仕組み化(属人性の排除)へ取り組みつつも、属人性を強める仕事を要所要所で設ける。
ということになるのではないだろうかと。
つまり、割合です。バランス。
属人性の排除が絶対だと頑なになるのではなく、属人性を排除しつつも属人性が強い仕事を一定割合は残しておく。
無印良品の書籍で「9割」と表現されていることに近いのですが、それが何割残すかというバランスなのではないかと。
企業は、どういうバランスで仕事を取り組んでいくか、仕組み化していくかということを考えながら、個人個人の能力を活かす仕事のスキームを考える。
これだなと。
個人の時代であり、個人の能力依存が悪いことではないと思います。
仕組み化することは大前提ではありますが、自らの経営、仕事、チームで落とし込んだ時に、「属人性が排除できない・・・」となる必要はないのだと思います。
「属人性を排除できる仕事」
「属人性を強められる仕事」
として仕事を振り分けて、状況分析することが、スキーム改善に繋がるかなと考えます。
僕は、◯◯さんでなければできない仕事があるというのは、大事なことだと思います。
耳にしたことがあるのが、「俺がいないと回らないんだよ」と言っている人間を否定する意見です。
「仕組みを回すのがお前の仕事だから、こういうこと言う人は仕事ができないヤツ」という結論のようです。
でも僕はそれはそれで良いんじゃないかと思うわけですね。
お前がいれば仕事が回るなら、凄いじゃんと。
一昔の成功哲学、固定概念にとらわれていてはいけないんだと感じてます。
常に時代の変化を感じて、アンテナをたてて、柔軟に解釈して、落とし込むべきかなと。
普遍的な、本質的な考え方は変わることはありませんが、柔軟性だけは常に意識しないと、頑固オヤジみたいになると取り残されてしまいますから・・・。笑
ただ、少し残酷な表現をすれば、生き残りをかけて、属人性を強められる個を発揮しなければ、厳しい時代だということも同時に言えます。
できることだけを任されて、そこだけ利用される。そういう人材(役割分担)として企業が見るのは、至極当然です。
そうなると、よほどの個を発揮するスペシャリストになるしかないわけです。
でも、難しい問題はアウトソーシング、外注化が活発になりました。簡単にランサーズなどで委託できます。スムーズです。
そこにプラスとなる価値をどう発揮するか。難しい時代になりました。生き残りです、サバイバルです。ラブプラスです(これは違う)
暗い話のように思えるかもしれませんが、逆に言えば、成長すればいいだけとも言えるのではないでしょうか。やれば差になり、やらなければ差になる。
それが顕著に出るよっていうだけの話。そういうシンプルな話でもあるなと。
ちょっと今日は長くなってしまいましたが、考えるテーマとしては面白いと感じました。別に企業のことでなくても、あなたの現場レベルの仕事で考えられるテーマです。
あくまでも僕の脳内でのアウトプットだったので、参考になるかはわかりませんが、少しでもお役に立てば嬉しいですね^^
それでは、また。
あとがき
小倉唯の新曲が出ました。死ぬほど可愛いですね。以上です。
マーケッター / 生存率0%を生き抜いたおかげで死生観マン / 「実るほど頭を垂れる稲穂」のように謙虚で柔軟に凛と生きる/ 泥臭い30代を爆進中 / 日本酒が好きすぎてやばい(酒蔵ごと欲しい) /