どーも、TATSUYAです。
では、今日のテーマは「働き方改革」からあることについて、少し考えてみました。少しマーケティングとは異なるが、仕事との向き合い方としては良いかなと思います。
良く耳にするようになった言葉ですが、普通に使われてますけど僕は未だに違和感を感じる言葉の1つです。
働き方改革について話したいわけではないので、なんぞ?という人は、調べてみましょう。
ただ、漠然と話してもなので少しだけ・・・。
この働き方改革の背景には「労働力人口が想定以上に減少していること」が挙げられます。
ものすごく簡単に言うと、高齢化少子化が進んで、働く人の人数増加のペースよりも、減っていくペースのほうが上回った、という感じですね。
(2105年には総人口4500万人にまで減少するとも言われているとかいないとか)
まあ、そういう背景もあって、無知な僕でも漠然と「やばいな」とはわかります。
だから、労働力不足を解消しなければいけないわけです。
●働き手を増やす
●出生率を上げて将来の働き手を増やす(少子化対策)
●労働生産性を上げる
こういう対策のための一環として、「働き方改革」なるものが掲げられた~ということです。
そこで、主に焦点となったのが・・・
●長時間労働
●非正規社員と正社員の格差
●労働人口の不足
というところです。
僕は世論を切るみたいなことをしたいわけではないので、概要を掴んでもらったら良いかなと(^^)
「二極化」ってよく耳にする
はい、この言葉、いつからかよく耳にするようになったなーと思います。
よく使われるのは、富裕層と貧困層の二極化ですかね~。資本主義社会ですから、当然と言えば当然。何も不思議なことは有りません。
これはこれで、いろんな意見や問題が孕んでいると思いますが、それは置いといて。
で、実はこのストレスに弱い人と強い人でも、二極化が進んでいるというんですね。
厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)」によれば、ですが仕事に関する強い不安や悩み、ストレスを感じる割合は約5割。
それは過去から比較すると、横ばいであるようです。
多いのか少ないのか、ちょっと判断はできかねます。
(そもそも実態調査などは、そのデータ自体が信用ならん!笑)
その原因は、仕事の質や量の問題(57.5%)、セクハラやパワハラを含む対人関係(36.4%)、仕事の失敗や責任の発生(33.2%)とのこと。
まぁ、、、何々ハラスメントってやたら増えたので、もう正直、人間関係構築って難しすぎてカオスですよね。汗
でも、同じ職場、環境にいても、ストレスで心を病む人がいたり、元気に働いている人もいるわけですよね。
全員が全員、ストレスで心病んでたら、日本は終わります。。笑
なぜそのような違いが生まれるのだろうか。
そもそも・・・
ストレスに強い人と弱い人の違いは何だ?
という疑問が湧いてくる。
だんだん書いていて、ストレスって何やねん!とゲシュタルト崩壊しかけている自分もいる。
いろいろと調べてみるとこういう理論が出てきた。
「アルバート・エリスのABC理論」というもの。それによると、「出来事に対する当人の受け取り方や捉え方」の違いがあると。
例えば、
「上司に怒られる」という出来事(A)がアさんとイさんに発生したとする。
それに対して、
アさんは「怒られてしまった、どうしよう。自分はなんてダメなんだ、なぜこんな簡単なこともできないのか」と落ち込んだ。
イさんは「次失敗しないように対策しよう、どうすればいいか」と考える。
※ここが(B)
その結果(C)がストレス反応で、アさんは落ち込んでいるし、イさんはむしろ前向きに奮起する。
これがなんとかさんのABC理論らしい。
簡単に言えば、何か出来事が起きて、感じ方や受け取り方の違いで結果が異なるという普通の理論だった。(辛辣)
僕がここで考えて欲しいことは、変えられることは何か?だ。
出来事というのは、自分ではコントロールできない。(ことが多い)
落ち込んだり、不安に思ったりしても無駄。コントロールできる範囲を合理的に考えて行動するほうが、心を病むよりもずっと良い。
つまり、変えられそうなのは、Bの考え方であり受け取り方ということだ。
非合理な考え方から合理的な考え方への転換
先程の例で言えば、アさんの考え方は酷く非合理的だ。
これは僕のチームメンバーには常々言ってきていることではあるのですが、何かのミスをしたことに対して、
「防止策、対策を提案してくれ。謝罪は不要。」
これはずっと言い続けているけれど、ドライな人間なわけじゃなくて、合理的に考えてそうだから、だ。
※もちろんチームメンバー間であって、企業間とかだと謝る必要はあるだろう
基本的には合理的だ。非合理を楽しむ時ももちろんある。
合理的なことが優位とか優秀とかではないし、非合理がダメとかではない。
何事も柔軟性だ。合理的でなければいけない、なんてことはなくて、基本的には合理的で、時には非合理も受け入れるという柔軟性を重視している。
ま、私の話は置いといて・・・
この非合理的な考え方を認知の歪みと言い、代表的な認知パターンを言語化したのが、そうあの、デビッド・D・バーンズだ。(誰やねん)
下記の10個の認知パターンは、その個人に現実を不正確に認識させ、ネガティブな試行や感情を再強化させうる、という内容だ。
なので、下記の10個のような思考パターン認知パターンになることがある人は、トレーニングで改善する努力をしてみると良いかもしれない。
1.全か無かの思考
グレーがなく、物事を全てを白か黒かで認識するという、誤った二分法を用いること。
2.行き過ぎた一般化
経験や根拠が不十分なまま早まった一般化を下すこと。 ひとつの事例や、単一の証拠を元に、非常に幅広く一般化した結論を下すことである。たった一回の問題発生だけで、その問題は何度も繰り返すと結論付けてしまう。
3.心のフィルター
物事全体のうち、悪い部分のほうへ目が行ってしまい、良い部分が除外されてしまう。
4.マイナス思考
上手くいったら「これはまぐれだ」と思い、上手くいかなかったら「やっぱりそうなんだ」と考える。良い事があったことを無視してしまうばかりか、それを悪い方にすり替えてしまう。など。
5.論理の飛躍
心の読みすぎは、他人の行動や非言語的コミュニケーションから、ネガティブな可能性を推測すること。当人に尋ねることなく、論理的に起こりうる最悪のケースを推測し、その予防措置を取ったりする。
先読みの誤りは、物事が悪い結果をもたらすと推測すること。悲劇的な結論に一足先にジャンプしてしまう。
6.拡大解釈、過小解釈
失敗、弱み、脅威について、実際よりも過大に受け取ったり、一方で成功、強み、チャンスについて実際よりも過小に考えている。
7.感情の理由づけ
単なる感情のみを根拠として、自分の考えが正しいと結論を下すこと。
8.~すべき思考
他人に対し、その人が直面しているケース(状況・状態)に関係なく、彼らは道徳的に「すべきである」「しなければならない」と期待すること
9.レッテル貼り
偶発性・外因性の出来事であるのに、それを誰かの人物像やこれまでの行動に帰属させて、ネガティブなレッテルを張ること。
10.誤った自己責任化(個人化)
自分がコントロールできないような結果が起こった時、それを自分の個人的責任として帰属させることである
※トレーニング方法は、めんどっちいので、省略w
死ななきゃなんとかかんとか
死ななきゃかすり傷なんて言葉があるが、死なないにしても重症になるものは多い。
受け取り側も柔軟性を失うと、一方通行のような考え方になって、目の前のことしか考えられなくなる。
ストレスを感じて、自分の人生ごと壊して、棒に振るなんてのは、本末転倒だ。
今は息抜きもしづらい状態だけれど、どこかで息抜き、リフレッシュは大切。
それは誰かに教えられてやるものではないから、自発性が問われる。
だからこそ、面白いと捉える人もいれば、苦痛しか感じない人もいる。
人それぞれだ。
マーケッター / 生存率0%を生き抜いたおかげで死生観マン / 「実るほど頭を垂れる稲穂」のように謙虚で柔軟に凛と生きる/ 泥臭い30代を爆進中 / 日本酒が好きすぎてやばい(酒蔵ごと欲しい) /