メンタルが強い人はやらない7つの習慣

「マーケティングは創造と科学」をモットーに、
結果にフォーカスしたマーケティングを研究している川村です。

今日のテーマは「メンタル」ですが・・・

大前提として、僕は精神科医でもメンタリストでもありませんが、よくまわりから「メンタルが強い」と言われるので、このテーマについて話してみようと。

そう思った次第です。

ただ、僕自身は自分の事を「メンタルが強い」とは決して思っていません。

むしろ「弱い方」だと感じていますが、今回はあえて世間の評価に従って記事を書いてみることにしました。

自分自身の経験と、僕の目から見て「メンタルが強い」と感じる人の印象(行動)とを組み合わせて話しますので、100%正しいわけではないけど大きく外れてもいない・・・

「丁度良い話」

くらいにはなってるはずなので、自分自身のメンタルに自信のない「心が弱いな~」と感じている方は、参考がてらぜひ最後までお付き合いください。

それではさっそく、メンタルが強い人はやらない7つの習慣「その1」から話していきたいと思います。

1.自分を憐れまない。悲観しない。被害者意識を持たない。

メンタルが弱い人の特徴として、

「どうして自分ばかり・・・」
「どうせ私なんか・・・」
「自分なんか無理に決まってる!」

など、自分自身を悲観的に表現する人が多いですが、メンタルの強い人は「謙虚な表現」として使う事はあっても、本気で自分自身を卑下(ひげ)することはありません。

謙虚と悲観は似て異なるモノなので一緒にしてはいけません。

また「自分だけが不幸だ」などの被害者意識は何も生み出しません。なぜなら「他人の人生を知らない」のに、他人と比較しようがないからですね。

つまり、被害者意識も悲観的な思考も「全て無意味」なので、メンタルが強い人は考えもしないわけです。

正確に言えば・・・「どっちでもいい」というのが本音ですね。

自分が被害者であろうが、能力が無かろうが、運が悪かろうが、それを嘆いても何も変わらないのでどっちでも良い。

ただ「やるべきことをやるだけ」と考える傾向にある・・・と言うことですね。

2.変化を受け入れる。

「女心と秋の空」なんて言葉がありますが、女性の気持ちは秋の空のように変わりやすいって話を受け入れられない男性が、ストーカー的な過ちを犯してしまうわけですね。

このことわざは元々「男心と秋の空」だったので、女性側も同様の事が言えます。

つまり、変化を受け入れられない人は、みな平等に「ストーカー気質」だとも言えるわけですが、メンタルが弱い人はこの気質の人が多い印象です。

ある意味「変化した人」「変化した世の中」など、責任を自分以外の何かに転換しているからこそ変化を受け入れられないのだと考えられます。

メンタルが強い人は決して「何かのせいにしない」ので、変化を受け入れ柔軟に対応していくことが出来るわけですね。

むしろ「変化する事は当たり前」だと考えているので、世の中が変わろうが、新しいサービスにシェアを奪われようが、恋人の心が離れようが、それらを当たり前に受け入れた上で、「そこから」どうやってプラスに転換するかを考えるわけですね。

3.コントロールできないことにこだわらない

先ほど話題にした「他人の心」というのはコントロールできません。

政府や会社の方針だってそうだし、なんなら「お金の持つ価値」だってそうですが、この世の大半は「コントロールできないもの」なのです。

唯一コントロール可能なのは「自分自身だけ」です。

「あの時こうだったならば」
「これがあーなっていれば」

こういう自分以外の「コントロールできない何か」にこだわっても意味がないって事を、メンタルが強い人はよく知っているのです。

だからこだわらない。

こだわるのは「自分自身の在り方」それだけなんですね。

シンプルだし明確だからこそブレずに進んでいけるわけですね。

4.全ての人を満足させようとは考えない

あなたは「誰からも好かれている人」を見た事がありますか?

新垣結衣だって明石家さんまだって嵐だって、多くのファンを抱える一方で「アンチ」がいます。必ずアンチはいるんですね。残念ながら。

それと同じで、どれだけ人を想いやった行動を取っても、それに対して反感する者はいるので、全ての人を満足させようと思っても土台無理な話です。

あっちもこっちも全員に良い顔をしたい気持ちも分からなくはないですが、それをやっても結果は変わりません。

どの道「アンチはいる」ので、それならば最初からもっとわがままに、もっと自由に、もっと自分らしく思った通りに行動する方がストレスがありません。

「言いたい奴には言わせておけ」

という姿勢こそメンタルが強い人の特徴であり、非常に合理的な判断だと言えます。

似たような事例として「完璧主義」が挙げられます。

「完璧である事」にこだわり過ぎて全く進まない人が多いですが、メンタルが強い人は例え完璧であっても「結局結果は完璧にはならない」って事を知っているので、例えブサイクであっても前に進むことを優先します。

進んだ結果を取り入れて「進化させる事」を選択します。

メンタルが弱い人は怖がって進めないのですが、どのちみち完璧にはならないので、だったら進んだ方がよっぽどマシだと言う考え方ですね。

5.過去や未来についてグダグダ考えない

メンタルが弱い人の多くは過去の失敗を引きずる傾向にありますが、メンタルが強い人はすぎた事に「不必要には」こだわりません。

必要な学習はしますが、それ以上にこだわっても意味がないことを知っているからですね。

だからこそ、1度や2度失敗したからと言って「いちいち」凹みませんし諦めません。それを糧に未来を考えるわけです。

すでに起きてしまった過去の事実は何があっても変わりませんが、その過去に対する「感情」を変える事は出来るので、悪い過去もこれからの努力で良い過去にしようと努力するのです。

同時に必要以上に未来を恐れないから進んでいるわけです。

「失敗したらどうしよう」というリスクを考える事は重要ですが、その失敗が起きないように努力するわけで、その努力を全力でした上で臨む未来で失敗しても「仕方ない」のです。

その時全力でやったのだから、次はそれを超える以外に選択肢がないからですね。

必要以上にリスクを恐れて動けなくなるよりも、可能な限り努力した上でリスクを許容する方が生産的なのだと理解しているのが、メンタルが強い人の特徴です。

6.他人の成功に嫉妬しない

これは「3」で話した「コントロールできない事にこだわらない」という話にも通じる事ですが、極端なことを言うならば自分以外の人がやることなす事をいちいち気にしないのがメンタルが強い人の特徴。

逆にいちいち気にしてあーだこーだ言うのがメンタルの弱い人。

他人が成功した理由なんて実際のところは当の本人も含めて「全ては分からない」のに、いちいち「あーだこーだ」と想いを巡らせ、挙句の果てには嫉妬しても何の意味も価値もありません。

自分は自分。

成功者から学ぶべきことは多々ありますが、嫉妬にかられて曇った目では冷静に見る事なんかできませんので、余計な感情を挟まずに淡々とやるべき事をやるべきです。

嫉妬する人の特徴として「目先の結果」を追いかける傾向にあるのですが、なぜそうなるのかと言うと、ちょっとした事で感情が揺さぶられるからバイアスがかかりやすいのです。

「嫉妬」と言うのは正にその象徴です。

目先の事に極端にとらわれるのをやめて、地に足をつけてやるべき事を淡々とこなすことが、健全なメンタルを生む秘訣ですね。

7.世界(他の誰か)から何かを与えてもらえると期待しない。

表現的に「つめたい表現」に聞こえるかも知れませんが、決して「絶望からくる感情」とかではなく、ただ「事実の受け入れ」だとお考えください。

実際は与えてもらえることもあるので、その時はただただ素直に「ありがとうございます」ですし、全力で感謝すれば良いのですが、根本的に言うならそれらは「ただのラッキー」です。

極端な事を言うならば期待するから裏切られるし、期待するから一方通行で盲目的な考えに陥るのです。

最近で言うなら「新型コロナウイルス」に対する政府の対応に多くの人が批判していましたが、そういった行動に何の意味もないし、期待して裏切られて「損するのは結局自分」なんですね。

実害もそうだし落ち込むという感情もそうですが、ただただ自分が損するだけなので、だったら最初から期待などせず「自分で何とかする」というスタンスに立ってる方が楽です。

このスタンスに立っていると「人のせいにする」という事も無くなる(大幅に減る)ので、ここでもメンタルをすり減らす必要もないし、余計な争いに発展することもありません。

「人のせいにする人」と言うのは総じて「自分に甘い」のです。自分への甘さがメンタルの弱さに直結してると思ってもらえばほぼ間違いない。

他の誰か、政府、世の中があなたに何かを与えてくれる事は「ない」ので、与えてくれなかった事、やってくれなかった事、助けてくれなかった事を嘆いても意味がないし、責任をおしつけても責任なんかとってくれません。

「自分で”全て”やればいい」

このスタンスを持っている人は、やはりメンタルが強い人が多いです。

はい。いかがだったでしょうか?

何かの役に立ちそうでしょうか??

人はどうやっても「他人にはなれない」ので、全ては「自己対話できるか?」「自分自身と戦えるか?」というポイントに物事を集約できるかどうかが、メンタルを強く保つ秘訣であり、メンタルが強い人は総じて当たり前のように持っている能力です。

もしあなたが「メンタルが弱いな~」と感じている部分があるのなら、否定から入らずに「参考」にしてみてください。

以上です。