【TDR】恐ろしいほど緻密な「こだわり」バックグラウンドストーリー(続編)

Briar Roseです。


以前ご紹介した記事では、

ディズニーパーク内の
アトラクションやショップなど

1つ1つ「すべて」に物語があること

そして、物語は、地域(国)によって
ローカライズされているので

日本(舞浜)と海外パークでは
同じアトラクションでも
「物語の設定」が違うことを書きました📝


東京ディズニーリゾートでは

🎠ディズニーランド
38アトラクション


🚢ディズニーシー
28アトラクション

両パークを合わせたアトラクションは
「66個」もあります🎢


すべてのバックグランドストーリーを
1度にご紹介するのは、難しいので

前回の【続編】として、
いくつかご紹介しましょう。



ミッキーのフィルハーマジック

ファンタジーランドにある
ミッキーのフィルハーマジックとは

🎻Philharmonic(交響楽団)

✡️Magic(魔法)

これらを組み合わせてます。

このアトラクションには
音楽をテーマにした装飾
あらゆるところに施されています♫

アトラクション入口にある「譜面」



この楽譜はディズニー映画
🎬ファンタジア(1940年公開)

魔法使いの弟子のテーマ曲
ピアノ譜で表現されているんです🎹




アトラクションに入ると壁には
「ミッキーマウス・マーチ」
楽譜もあるんですよ🎼



アトラクションを体験する前に
周囲をよく見てみると
ワクワクするストーリーが隠れてますね♫




プーさんのハニーハント

プーさんのハニーハントは
ハニーポット(はちみつの壷)に乗って

プーさんたちが住んでいる
100エーカーの森を冒険する
人気アトラクションです🎠

ハニーポッドで通る道が
「青色」の理由は、

川を流れながらポッドで進んでいる

こんな設定だからです。


なるほど〜!!

私たちゲストは
川を流れていたんですね⛵

ユーモアに溢れた
可愛らしいスペルミス

ハチミツの英表記は「HONEY」ですが
アトラクション内では
すべて「HUNNY」となっています。

完全にスペルが間違っていますね💦


これはプーさんの世界を作り上げている
少年クリストファーロビンが幼いため、
スペルを間違えてしまったという
可愛らしい設定になっているんですよ。


世界最先端のライドポッド

プーさんのハニーハントは、
比較的新しいアトラクションの
イメージがあるかもしれませんが、

実は、今年で20年目!

ちなみにアトラクションの工事総額は
110億円も掛かっています💴


レール無しでライドが動く仕組みは
ハニーポット1台ずつ「すべて」に
コンピュータが搭載して

現在位置や状態を正確に管理して
各ポッドの動きを緻密に制御しています。

レールが存在せずに
床面に電磁誘導コイルが埋め込まれて
1台ずつ制御されて動いているのですが、

この仕様は2000年のオープン当時は、
世界最先端で画期的なテクノロジーでした。


非効率でも安全性能を最優先しているので
システム調整も多いことから
何の前触れなく突然「システム調整」
一時運営休止になることも多いんですね💦



魅惑のフレーバー
はちみつ大砲🔥

ハニーハントは「匂い」においても
忠実に計算をしているアトラクションです。

プーさんがハチミツの木に埋もれる
最後のシーンでは、

人工香料の
「ハチミツフレーバー」が噴射されます🔥

本当に「ハチミツの木の中」に
いるかのような感覚になりますね。


ちなみにアトラクションを降りた外には
「ハニー味」のポップコーン
販売されてます。

もう完全に分かりきった罠です(笑)

それでも、高温で熱されたハチミツの香りが
アトラクション周辺に漂っているので
ついつい食べたくなっちゃいますね!



コスチュームとバッチも可愛い

ネッカチーフもバッチも可愛らしい
まるでボーイスカウトのような制服。

森の冒険にピッタリです🌴

キャストさんが付けている
「バッジ」を見ると・・・

☑Knottying(ロープ技術)
☑Hiking(ハイキング)
☑Swimming(水泳)
☑Birdwatching(野鳥観察)
☑Astronomy(天文学)
☑Storytelling(読み聞かせ)
☑Cooking(料理)

これもボーイスカウトの
「技能証」みたいですね。

「7種類」あるバッチ。

実は、キャストさん自身で選べるらしく
コスチュームの右胸に付けています。

アトラクションの世界観が
キャストさんのコスチュームにもあって
とても可愛らしいですね💕



ホーンテッドマンション

ホーンテッドマンションは、
「ドゥームバギー」と呼ばれる

専用ライドに乗る
西洋風のオシャレなお化け屋敷です👻

物語の設定を簡単に説明すると・・・

この大きな屋敷の主人は、
自分の家族以外に
降霊術師であるマダムレオタ
住まわせていました。

主人の1人目の妻、2人目の妻も
なんと降霊術師マダムレオタに
殺されてしまいます。

さらにマダムレオタは、
屋敷の主人も水晶玉に
閉じ込めようと企んでいました。


こいつ、とんでもないやつですね(苦笑)


最愛の妻たちを殺した犯人が
マダムレオタだと知った主人は
恐怖のあまり、首つり自殺を図ります。

主人を水晶に閉じ込めるはずの呪文は
術師のマダムレオタに跳ね返り、
逆にマダムレオタは水晶玉に
閉じ込められてしまいます。


日本と海外では
少し違うBGM♫

ホーンテッドマンションは、
海外ディズニーランドでも
人気アトラクションなのですが、

日本と海外では「BGM」の
ピッチ(音程)が違います。

米国では高めのキーに対して
日本では低めのキーになっています。


日本人は不協和音に敏感で、
低い音程を怖がる傾向があるので、
あえて海外パークのBGMよりも
低いピッチに調整しているそうですよ♫

不気味な納骨堂

キューライン
(スタンバイ列が伸びた際整列する庭園)には

アトラクションに登場する
「納骨堂」があります💀


納骨堂をよく見てみると・・・

不気味な屋敷を彷徨っている
亡霊たちの足跡も再現されてます👻


なんとも細かい演出ですね。

ホーンテッドマンションを
「物件」として紹介している
公式動画も面白いですよ🎬




カリブの海賊

カリブの海賊は、実在する海賊や
人気映画がモチーフになって
迫力満点の世界観ですよね!


アトラクション考案は1967年。

米国アナハイムにある
最初のディズニーランドにおいて
ウォルト自身が監修しています。


カリブの海賊における
ウォルトの世界観や設定は、

その後、世界中にオープンしていった
ディズニーパークでも継承され
多くのファンに愛され続けてます。

【カリブの海賊があるパーク】

🇺🇸ディズニーランド・リゾート
ディズニーランド

🇺🇸ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
マジック・キングダム

🇯🇵東京ディズニーリゾート
東京ディズニーランド

🇫🇷ディズニーランド・パリ
ディズニーランドパーク

🇨🇳上海ディズニーリゾート
上海ディズニーランド


まるで映画のような街並み

米国ルイジアナ州
ニューオーリンズ🇺🇸

フランスからの移民たちによって
作られた街並みは
本場のパリを思わせるほど
とってもエレガントですね🇫🇷


ウォルト・ディズニーは
自身が生まれ育った
ニューオーリンズ特有の雰囲気が大好きで

もっともお気に入りの場所は
ロイヤルストリートだったそうです。

自分が生まれ育った
大好きなニューオーリンズの街並み

このロイヤルストリートを 
ディズニーランド内に再現しよう!

このようなウォルトの考えのもと、
ニューオーリンズが完全再現されて

そこに「カリブの海賊」もオープンしました🎢


東京ディズニーランドでも
ニューオリンズのロイヤルストリートが
しっかり再現されているんですよ♪


残虐非道?
ユーモラス?
人間味あふれる海賊たち

時代は19世紀。

ニューオーリンズ近海に実在した
海賊船長「ジャン・ラフィット」
カリブの海賊のモデルになっています。

アトラクションの乗船直後に
「上」を見上げると
木製の看板がぶら下がっています。

看板には
「LAFFITE‘S LANDING」の文字。

この船着場。
実は「ラフィットの家」なんです🏠

彼は「海賊」だったので、
あらゆる追っ手から逃げるために

一般の港や入り江からは見えないような
「隠れ場所」に船着き場を作りました⛵

アトラクションでは
ボートに乗って出発しても・・・

しばらくは草に囲まれた
狭い水路を抜けていく理由が
ちゃんとあったんですね。


実在した海賊船帳
ラフィットって本当は何者?

ラフィットは海賊でありながら、
貿易ビジネスも行い、奪った物資や金品を
貧しい人々に分け与えたりもしていました。

ラフィットは悪党 だったのか?
それとも 義賊 だったのか?
本来は善良者の「裏の顔」だったのか・・・

実在した人物なのに現代でも議論が絶えない
なんだか不思議な人物です。

アトラクションを待っている建物内に
ラフィットの肖像画も飾ってあります。


ボートに刻まれている文字は
女性の名前

アトラクション内に入ってすぐ右側。
この位置からボートをよく見ると、
船の前部と脇に「文字」が書かれています。

Claire(クレール)
Simone(シモーネ)
Chirstine(クリスティーヌ)


などなど。

実はこれら「すべて」女性の名前で
ボートの数だけ、女性の名前があります👩


海賊達が船に愛する恋人や
妻の名前を書いていたことを
しっかりと再現しているんですね。

傍若無人で残虐非道な海賊でも、
こんなところで「人間味」を感じます(笑)

聞き取れない会話

アトラクション内の会話。

ガヤガヤと聞こえる沢山の声は
ネイティブな英語ではなく、

西部地方の訛りや、海賊特有のスラング
たくさん使われています。

英語が解る人でも1度に聞きとることが
出来ないようになっているようです(苦笑)

あの会話、なんて言ってるのかな?

もう1回乗って確かめてみよう!

敢えて断片的に聞こえることで
興味を引くようにしているんですね。

2007年にリニューアルしたタイミングで
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』
モチーフにした内容に変更されました。

そのタイミングで
「ジャック・スパロウ」が登場します💀

ちなみに、ジャック・スパロウの声は、
ジョニーデップ本人なんですよ🎤



モンスターズインク
ライド&ゴーシーク

映画でもお馴染みモンスターズインク。

懐中電灯を使って
モンスターたちを探してまわる
シューティングゲームタイプの
可愛らしいアトラクションです🔫


モンスターシティにやって来た
ゲストを楽しませるため、

マイクやサリーたちモンスターは
「夜のかくれんぼ」を始めます👻


キャストさんが、朝でも昼間でも
「こんばんは」と挨拶するのは

「夜」の設定だからなんですね🌃



ハングリーベアレストラン

ウェスタンランドにある
ボリューム満点のカレー専門店で有名な
ハングリーベアレストラン🍴

ハングリーベア・・・

つまり”お腹をすかせたクマ”のレストランは
理髪店と保安官事務所の跡地を購入して
店舗を拡張したという物語があります。

そのため、拡張された部分には
理髪店や保安官事務所の形跡があるんですね🐾

ポップコーンワゴンも
クマが営業中

ハングリーベア・レストランの近くには、
ポップコーンワゴンがあります。

よく見ると、ミニポップコーンマシンを
くるくる回している
カントリーベアの姿が(笑)


カントリーベアシアター
エンターテイナーとして働くクマ🐻

カレー屋さんの名前もクマ🐻

ポップコーンワゴンもクマ🐻


もう、クマだらけ(笑)


ウェスタンランドでは
かなりクマたちが活躍しています。




まだまだユニークな
「物語」
パーク内にたくさん隠れてます!

エントランスのワールドバザールや
レストラン、アトラクションの脇など、

パーク内のあらゆるところで見かける
「レトロなポスター」



実は、これらにも「1つ」ずつ
緻密に物語が隠されています。



例えば、ウエスタンランド にある
ダイヤモンドホースシュー🐴


ここの壁に貼っている
ポスターを拡大してみると・・・🔍

①FRONTIER freight & express co.
フロンティアの貨物速達会社


②Eastern & local shipping
東部と現地の配送をします。


③By mostly reliable means
かなり信用できる手段です。

④(But by no means limited to)
絶対ではありません。

おいおい(苦笑)


とっても大事な部分なのに
めちゃくちゃ小さな字で書かれています。




その下を見ると・・・

①We move everything but mountains
私たちは山以外ならすべて動かします

アメリカ人らしいフレーズで
随分とハッキリ言い切りますね!


②(But will consider if price is
favorable)
でも値段によって可能か考えます。

またかよ😅


ここでも読めないほど小さな文字で
シレっと書いてあります(苦笑)



他には・・・

Serving the big thunder mountain mining regionfor
three successive month.

ゴールドラッシュで栄えている
ビックサンダーマウンテン地域に

3ヶ月連続で
サービス提供中ということも分かります。

ポスターのイラストの中には
頭蓋骨が落ちています。

とても過酷な地域いうことなんですね。


グレートアメリカン
ワッフルカンパニー

美味しいワッフルで大人気
グレートアメリカン・ワッフルカンパニー。

店内にあるポスターを見ると・・・


簡単なワッフルの作り方を知っていますか? と

書いてあります。

さらに、よく見てみると、
ワッフルのレシピ
詳しく書いてあるんですよ📝

ワッフルの基本レシピ

小麦粉 2カップ
ベーキングパウダー 小さじ4杯
塩 小さじ1/4
牛乳 3/4カップ
たまご 2個
溶かしたショートニング


【作り方】

小麦粉を一緒にふるいにかけます。

ベーキングパウダーと
塩少々と卵黄、牛乳を加えて

よくかき混ぜます。

よく混ぜ合わせたら小麦粉と
ベーキングパウダーを加える。

溶けたショートニングと
しっかり混ぜた

たまごの白身を入れます。


BOLO(ボロ)とは、
Big Oven Little Oven という言葉の
頭文字なんですね。

このポスターは グリスウォルド社 という
ワッフルメーカーの宣伝でした。

実際に、グリスウォルド社製の
ワッフルメーカーで食べてみたい・・・

と思ったら、

リアルに実在してました(笑)

正直、誰も見向きもしないような
小さな店内のポスターにも

本物の情報 を使っているなんて
さすがディズニーのこだわりですね。

もちろんパークのミッキーワッフルは
こんなレトロでアンティークな
ワッフルメーカーで作られていません(笑)

しかし、こんな誰も見ないような
小さな店内ポスターにも

しっかりとした物語があるなんて
とてもステキだと思いませんか?


こだわり抜いた
バックグラウンドストーリーを知ることで、
もっともっとパークが楽めると思います。


気になるアトラクションやショップがあれば、
是非、バックグラウンドストーリーも
併せて知っておきたいですね。


ディスカバー
東京ディズニーリゾート
スーパーストーリー

今回参考にした
最強のガイドDVDをご紹介します📀


全24話。

アトラクションテーマポートに潜む
バックグランドストーリーを、
丁寧に、興味深く紹介しています。

各話「約4分」なので
とても見やすくオススメですよ📺




【追記】
以前ご紹介した
バックグラウンドストーリーはこちら





Imagining the Magic

Briar Rose