【ディズニー※BGS】超濃密な本格サスペンス!タワーオブテラーのバックグラウンドストーリー(深堀り解説)

最近、よく観る映画は
サイコスリラー
☑クライムサスペンス
☑ノワール(ネオノワール)

このあたりが多めのBriar Roseです🎥


TDS(東京ディズニーシー)は
今年で開園20年🎉

20周年テーマの水上グリーティング
「タイム・トゥ・シャイン」
かなり話題になっていますね🚢



今回の記事では、
TDSのランドマークとなっている
タワーオブテラーにフォーカスして

バックグラウンドストーリー
深堀り解説をしていきます📝



タワーオブテラーの
ライド所要時間は、たった3分⏰

事前のプレショーと合わせても10分未満ですが
混雑時の待ち時間は「200分」なんてことも😅

TDS不動の人気アトラクションですね❣


東京ディズニーリゾート中
高さナンバーワン❣

TDLのシンボル
シンデレラ城の高さは51m🏰


TDSのシンボル
プロメテウス火山も同じく51m🌋

これより高いタワー・オブ・テラーは
約59m

東京ディズニーリゾートの中で
「1番」高い建物🏢

パークでの存在感は圧倒的ですね❣


建物の高さが中途半端に
「59m」になっている理由は

航空法(第51条)によって
60m以上の建物には航空障害灯の設置
法的に義務付けられているからです✈️


航空障害灯は、夜間飛行している航空機に
建物の存在を示す白(もしくは赤)の電灯🌃💡

もしも航空障害灯が建物にあったら、
世界観や景観イメージを損なうことから
ギリギリ59mにしているんですね😅

物語の舞台
ホテルハイタワー

壮大な物語の舞台となる
ホテルハイタワー🏨


その高さは、東京ディズニーリゾート最大ですが
ただ高い建物でなく、
外観は相当細かく創り込まれています。

ディズニーパーク史上最恐が謳い文句の
フリーフォール型のアトラクションですが、
さすがに59m地点から落下はしません💦

エレベーターの最高地点は
約40m

落ちる回数は

3回

ビルの10〜11Fくらいの高さから
急降下と急上昇を繰り返します🏢


エレベーターが最高到達点に到着して
外の景色が見えます・・・

この最初に落下するタイミングで
写真を撮られます📹

写真を撮られるアトラクションでいえば
🎢スプラッシュ・マウンテン(TDL)
🎢インディー・ジョーンズ(TDS)


これら同様にアトラクション終了後
写真を見て購入するか決めるやつですね🔍


緑色の光に紛れてフラッシュが焚かれるのが
スタンバイ列からも見て分かります✨



ちなみにエレベーターは、3種類あります。


どのエレベーターに乗るかによって
落下速度や上昇距離が変わるんですよ😄


期間限定のイベント時には
落下速度やタイミングが大幅に変わり、
7回も落下するパターンもあります。
(Level 13シャドウ・オブ・シリキ )

他にも、期間限定イベント時には
呪いの偶像が何度もしつこく襲ってくる
ホラー演出も強化されています👻

本格的なサスペンス
とにかく濃密な物語設定

プレショーを観て世界観に没入してから
ライドに乗ってフリーフォールのように落ちる!


海外パークも東京ディズニーシーも
アトラクションの「流れ」は同じなのですが、
「ストーリー設定」がまったく違います📝

海外パークのタワーオブテラーは
トワイライトゾーン(1959年放映)が
物語のテーマになっています🎬

なので、海外パークのアトラクション名は

トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー
(The Twilight Zone Tower of Terror)



トワイライトゾーンは
人気番組「世にも奇妙な物語」
元ネタとしても有名ですね📺



海外版ストーリー(トワイライトゾーン)を
そのまま東京ディズニーシーで再現すると
物語設定としてかなり違和感があることから

きちんとストーリーが馴染むように
日本版にローカライズされています📖

TDSのストーリー設定は、
このようになっています。

1899年の大晦日。

ホテルオーナー、冒険家のハイタワー3世は
アフリカ探検で手に入れた呪いの偶像
「シリキ・ウトゥンドゥ」を公開します。

記者会見で偶像を公開後・・・


エレベーターで事故が発生して
ハイタワー3世は失踪します。

失踪事件から13年後・・・

ニューヨーク市保存協会が
歴史的価値があるホテルを改修して

ツアーを企画します。

ツアーに参加したゲストたちは、
事故があったエレベーターに乗り込み
最上階へと向かうことに・・・

TDSでタワーオブテラーのあるエリアは
アメリカンウォーターフロント🚢


海外パークとは違い、日本のTDSは
ニューヨークをモチーフにしたエリアにあるので、

地理的設定などに矛盾がないように
ストーリー設定や演出などは、
東京ディズニーシーだけの完全オリジナル版です。




それでは日本「だけ」のオリジナル版
タワーオブテラーは
いったいどのようなエピソードなのでしょうか?

バックグラウンドストーリーを知れば知るほど
アトラクションに乗っているときだけでなく、
待機列でスタンバイしているときも
数々の装飾品を観て楽しめますよ😄

このアニメは、物語の主要人物や関係性など
とても分かりやすく惹き込まれます📺




いったい何があった!?

謎の失踪事件を
時系列にまとめると・・・

ハイタワー3世の失踪事件。
いったい何が起こって、どうなったのか!?

「時系列」で追っていきましょう👀

1899年12月31日
⏰朝8時
ハイタワー3世が、
シリキ・ウトゥンドゥ(呪いの偶像)の写真を撮る


⏰昼12時
プライベートオフィスで記者会見が開かれる。

新聞記者ストラングが、呪いの偶像だと指摘するが
ハイタワー3世は、呪いを馬鹿にして否定。
何度も質問する新聞記者ストラングを追い出す。


⏰昼13時
ランチタイム。
その後、2階にある「ファラオ探検クラブ」に向かう。


⏰夜19時
「アトランティス・ボールルーム」にて
アフリカ(コンゴ)遠征帰還パーティーが開催。

新聞記者ストラングが
ウエイターに変装してパーティに潜入する。


⏰夜20時

ディナータイム。
アフリカ遠征をパーティ参加者たちに解説する。


⏰夜22時
少女と一緒にダンスを踊る。


⏰夜23時55分
自室に呪いの偶像を飾るため、
執事スメルディングに招待客の接待を任せる。

呪いを信じていないハイタワー3世は
エレベーターに乗り込むタイミングで
呪いの偶像に葉巻たばこ押し付ける🚬
(新聞記者ストラングも目撃している)



⌛その直後⌛

怪しい光がホテルを包みこみ
突然、停電🌃

エレベーターはハイタワー3世を乗せたまま
12階から1階まで一気に落下💦

執事スメルディングと新聞記者ストラングが
すぐにエレベーターに駆け付けますが
残されていたのは帽子と呪いの偶像だけ・・・

ハイタワー3世の姿はどこにもありません。

事件の詳細が判明するまで、
ニューヨーク市消防署によりホテルは閉鎖されます🔑

📝ベアトリスの日記📝
(人物の詳細については、後述に記載)


突然ホテルの電気がすべて消えたの!

そのときホテルの最上階の窓が
雷のように激しく緑色に光ったのよ!

今までに見たことのない光だった。

そして、ホテルの大きな窓が
爆発ではじけ散ったのよ!

人々の叫び声は爆発音で
ほとんど聞こえなかったわ。

すぐに消防車のベルやサイレンが
聞こえてきたけれど、

最上階の部屋から煙がでているだけで
ホテルに火は見えなかった。

まるで命を吸い取られたように、
ホテルは暗闇に見えたわ。

この事件から13年後・・・

ニューヨーク市保存協会によって
ずっと閉鎖されていたホテルハイタワーは
改修されて、一般公開されます🏨



物語の登場人物は?

物語の登場人物でメインとなるのは、
この「5人」です。

☑ハイタワー3世
傲慢で強欲なホテルハイタワーのオーナー


☑コーネリアス
豪華客船SSコロンビア号の社長。
ハイタワー3世とは犬猿の仲。


☑ベアトリス
コーネリアスの娘。
ニューヨーク市保存協会の創設者


☑スメルディング
ハイタワー3世が信頼している忠実な執事


☑ストラング
失踪事件の謎を追いかけている新聞記者

他にもどのような人物が
この物語に絡んでいるのか?

物語の登場人物を見ていきましょう👀

ハリソン・ハイタワー3世

運輸業を営む大企業家に生まれる。

傲慢で利己主義な実業家。

数々の事業を成功させた
ホテルハイタワーのオーナーでもある。

世界中の美術品・文化的遺産などの収集が趣味で
冒険家として世界中を探検している。

偶像の呪いを信じずに馬鹿にしていた。

1899年12月31日、謎の失踪。
(厳密には1900年1月1日)

失踪当時の年齢は64歳。

コーネリアス・エンディコット3世

企業家・経営者。
U.S.スチームシップカンパニー社長。

TDSのもう1つのランドマーク。
豪華客船SSコロンビア号を作った会社🚢

長年に渡り、ハイタワー3世と確執がある。

ホテルハイタワー閉鎖後は取り壊して
自社の「エンディコットグランドホテル」を建設計画。

しかし、実娘ベアトリスに阻まれ対立する。


ベアトリス・ローズ・エンディコット

コーネリアスの娘。
7人姉妹の末っ子。

冒険家としてのハイタワー3世に
とても強い憧れを抱いている。

ホテルハイタワーの土地権利書を買い占めて
ホテル事業に手を広げようと父コーネリアスに頼む。

しかし父コーネリアスが密かに買収を進め、
ホテルを取り壊そうとしていることを知り対立する。

1912年に「ニューヨーク市保存協会」を設立。

ホテルハイタワーを保護の活動を行っている。

先程の日記を書いた女性📝


マンフレッド・ストラング

ニューヨーク・グローブ通信の新聞記者。

記者会見でハイタワー3世に
「呪いの偶像」だと何度も指摘してつまみだされる。

しかしウエイターに変装して再びホテルに潜入(笑)

失踪の原因と思われるエレベータ事故を目撃してから
長年に渡りハイタワー3世失踪の謎を追い続けている。


アーチボルト・スメルディング

ハイタワー3世の執事。

32年間、ずっとハイタワー3世の傍にいた忠実な従者。

20ヶ国以上の言葉を話せるハイスペックな優秀人物で
世界中を旅するときにも欠かせない存在。

ハイタワー3世からも信頼されており
コレクションの管理を任されている。

物語の主要人物は
この「5人」です。

しかし、物語の設定上、
名前だけ出てくる人物なども何人かいるので
サラッと紹介しましょう📝

アーチー

ベアトリスに声をかけたホームレス。

ホテルハイタワーでコックとして働いていたが
ホテル閉鎖とともに失業。

その後は、ブルックリンにある
姉の家で暮らしているようだが
その正体は執事スメルディング。

ベアトリスにホテル買収計画や
ツアー計画など親身にアドバイスする。

チェスター

1897年、14歳だった少女ベアトリスは
ハイタワー3世の冒険記を読んで強い憧れを抱く。

チェスターは、ベアトリスのバイブルとなった冒険記
「ハイタワー3世 真実の冒険物語」の著者

しかしチェスターという名はペンネームで
著者の正体は執事スメルディング。

キジャンジ

ムトゥンドゥ族の首長。

村の災いの元だった呪いの偶像
シリキ・ウトゥンドゥの持ち主だった。

破棄することも、譲ることも出来ない
呪いの偶像の処置に困り果てていたので
わざとハイタワー3世に偶像を奪わせる。

その後、他部族の襲撃により殺害されてしまう。

キブワナ・キジャンジ

ムトゥンドゥ族の首長、キジャンジの息子。

他部族の襲撃により、首長の父とは死別。
キブワナはなんとか逃れて、ニューヨークに辿り着く。

現在はSSコロンビア号の
石炭供給者として働いている。

ニューヨーク・グローブ通信から
事件のインタビューを受けている。

オルカー・キルノフスキー

ロシアの建築家。

ハイタワー3世からホテルの設計を頼まれるが
デザインについて意見が合わなくなり解雇される。

結果的にホテルの建築デザインは
ハイタワー3世が自ら再設計することになった。

ベンジャミン・ハリソン大統領

第23代アメリカ合衆国大統領
(任期1889年~1893年)

実在した大統領が、実名で登場。


物語では1892年1月24日に開かれた、
ホテルハイタワーオープンの祝賀会に出席。



チャップリン市長

喜劇王チャップリン
ニューヨーク市長として登場。

ディズニー創設者ウォルトと
世界の喜劇王チャップリン。

2人には、師弟とも言える絆と深い親交がありました。

チャップリンが若きウォルトに教えたことは
映画ビジネス以外にもたくさんあるようです。

チャップリン(左)若きウォルト(右)



ギルバート・ミッチェル

国際会報配信エクスプレス・サービスの記者。

1899年12月31日に開かれた
記者会見に出席。


アイリス

ベアトリスの友人。
「ニューヨーク市保存協会」の設立に協力。



物語の登場人物は
総勢「15名」

しかし、アーチーとチェスターの正体は
スメルディングなので、

実際の登場人物は「13人」になります。

忌み数でお馴染みの数字ですね💀

この忌み数「13」は
物語のあらゆる場面で出てきます。


あくまで設定のみ(名前のみ)
登場する人物も結構いますが
全体を通して主要人物の「背景」が
しっかりと考えられていますね📝


呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥには
呪術師の魂が宿っていると言われていますが
登場人物としてカウントはしていません💦




冒険家ハイタワー3世に憧れた
ベアトリス・ローズ・エンディコット

ニューヨーク市保存協会を設立した女性👩

ホテルハイタワーの保護活動をしている
物語の中枢人物です。

父親はU.S.スチームシップカンパニーの社長
コーネリアス・エンディコット3世。

彼女は7人姉妹の末っ子です。

幼少期からから父親に反発する性格だったようで
父と確執あるハイタワー3世に憧れていました。

この「憧れ」がホテルハイタワーを
保護する活動にも繋がります。

なぜ、実父と確執のある
ハイタワー3世を尊敬しているのでしょうか?

どうして、実父と対立したのでしょうか!?


きっかけは1冊の本📕

1897年2月2日。

当時、14歳の少女だったベアトリスは
父コーネリアスに会いに来た
新聞記者ストラングと出会います。

新聞記者ストラングは持っていた雑誌を
コーネリアスに差し出しながら

「ハイタワー3世の弱みを掴んだ!」
熱心に訴えます。

持っていた雑誌は
ハイタワー3世 真実の冒険物語📖

本には“象に乗った髭の男”が描かれてます。

ベアトリスはホテルハイタワーの
オープンパレードで見たハイタワー3世だと気付いて
雑誌をこっそりと持ち出します📕

1人きりになれる屋根裏部屋で
夢中になって冒険物語を読むベアトリス。

これまで読んできた
どんな本よりも面白いと感動します。

ハイタワー3世 真実の冒険物語」は
彼女のバイブルになります🌟


失踪の瞬間
エレベーター事故を目撃

1899年12月31日。

ベアトリスは屋根裏の窓から
新年のカウントダウンを眺めていました🎆

そのとき突然、ホテルの電気がすべて消えて
最上階の窓が激しく光り、
エレベーターが落下するのを目撃します👀

その様子が、先述した日記の内容になります📝

謎の男
アーチーとの出会い

失踪事件から8年後。
1908年10月21日。

公園でホテルハイタワーの
スケッチをしていたベアトリス📝

そこでボロボロの格好をした
ホームレス“アーチー”と出会います👨

元ホテルハイタワーの
コック助手だというアーチー🍴

ベアトリスは、ホテルへの愛情や想いを語り
アーチーからは、ホテルハイタワーの
色々な情報を聞くことになります。

父親への相談
そして裏切り

1911年4月15日。

ベアトリス29歳の
誕生日パーティーが行われました🎂


パーティ後、ベアトリスは
「S.S.コロンビア号就航に合わせて
ホテル事業にも手を広げよう」
ホテルハイタワーの買収計画を父に話します。


港に近いホテルハイタワーは価値があるので
ホテルの土地権利書を買い取ろうと勧めたのです💰

タワーオブテラー 🏢

S.S.コロンビア号🚢


東京ディズニーシーの地理を理解して
イメージしてみるとワクワクしますね🚢

当時、ホテルの土地権利書は
複数の人間が持っていて
どの権利書が本物か解らない状態でした💦


現代では到底考えられませんが、
時代設定は1910年代。

当時は偽造防止技術も管理体制も
かなり低かったのでしょう😅


ベアトリスは小さな無名の
不動産会社を隠れ蓑にしながら

現在、出回っているホテルの土地権利書を
「全部」買い取ろうと考えます💰


父は実娘ベアトリスから買収計画を聞くと
満足気に買収計画に乗ることに決めます・・・が!

父コーネリアスには、自身の思惑があり
ベアトリスを騙して水面下で動きます。



数人の所有者が売却を拒んだので、
ホテルの買収計画は失敗した。



このようにベアトリスに伝えますが、
実は、ホテルの権利書はすべて買い占めていました💰

父コーネリアスは、買収計画の動きが
ベアトリスにバレないように、

S.S.コロンビア号の内装や
大きな祝賀会プロジェクトなどを
ベアトリスに任せて多忙にさせます💦

そして、裏ではホテルハイタワーを
取り壊す準備を着々と進めていました。

憎きハイタワー3世の象徴であるホテルを
早く取り壊して、その跡地には
「エンディコットグランドホテル」という
新たなホテルを建てようと計画します。

ニューヨーク市保存協会を設立

1912年5月3日。

父の本当の計画を知ったベアトリスは
ショックのあまり泣きながら家を飛び出します💦

そして、公園で一夜を過ごしていると
そこにはアーチーの姿がありました⛲

ベアトリスは前日の経緯をアーチーに話して、
ホテル取り壊しの計画を中止できないか相談します。


このときのアーチーのアドバイスこそが、
歴史的・芸術的な価値のある
ホテルハイタワーを保存する専門機関の設立。

「ニューヨーク市保存協会」の創設です。

早速ベアトリスは
1人ずつ友人全員のもとを訪れて、
歴史的建造物を保護する大切さを説きました。

そして約1ヶ月後。
1912年6月5日。

カールッチ・ビルに事務所を借りて、
ニューヨーク市保存協会が設立します🏢



このような経緯があったんですね。



ちなみに、ニューヨーク市保存協会の事務所は
TDSのアメリカンウォーターフロントにあるんですよ🚢


ニューヨーク市保存協会のスタッフが
タワーオブテラーのキャストという「設定」なので

N Y C P S
New York City Preservation Society)の
頭文字の入ったワッペンを制服につけています。



アトラクションのゴミ箱にも
ニューヨーク市保存協会の文字がありますね📝
※タワーオブテラー専用のゴミ箱です。


ハイタワー3世とエンディコット
犬猿の仲の理由は!?

豪華客船S.S.コロンビア号を作った会社
U.S.スチームカンパニー🚢

その社長である
コーネリアス・エンディコット3世

ハイタワー3世とライバルなのですが
どうして犬猿の仲なのでしょうか・・・

実は2人には古くからの因縁があるようです😥

元々「親の代」から仲が悪かったという
ハイタワー家とエンディコット家🏠

親同士がいがみ合っていれば、
子供同士もいがみ合ってしまう・・・

時代設定は、今から120年以上前なので
当時の価値観だったら、
ありえる感覚かもしれません💦


1847年。
寄宿制のスノッディングトン校🏫

ハイタワー3世が12歳、
エンディコット三世が10歳の頃です。

エンディコットはハイタワー3世から
酷い「いじめ」を受けます。

これによりハイタワー3世は退学処分。

今から120年前の価値観でも
退学処分になるほどの「いじめ」って・・・
相当ヤバそうですね💦


その後、エンディコットは
父の船舶会社を受け継ぎ
事業を拡大していきます🚢

しかし、ハイタワー3世も
船舶会社を設立していました。

事業面で争うならともかく、
ハイタワー3世は不正行為で
エンディコットの船舶会社に
仕事が入らないように仕組みます👊

そもそも嫌いな相手に、
不正行為でビジネスの邪魔をされたら
怒らないわけがありません💢

この状況に腹を立てたエンディコットは
ニューヨーク・グローブ通信に協力を頼み
ハイタワー3世の不正行為を世間に公開します!


1897年2月2日。

「ハイタワー3世の弱みを掴んだ!」
新聞記者ストラングが沢山の書類を抱えて
エンディコット邸に訪れます🏠

ストラングによって不正暴露の記事が
新聞に掲載されました📝


正々堂々としたライバル関係ならまだしも、
理不尽な「いじめ」だったり、
不正をして事業の邪魔をしたり・・・

ハイタワー3世のやることが姑息すぎて、
エンディコットの気持ちも理解できますね😅


そして、1900年1月1日。
ハイタワー3世が失踪します。

良くも悪くもワンマン体制だった
ハイタワー3世の事業は次々と衰えていき
エンディコットによって次々と買収されていきます。

ホテルハイタワーも
末娘ベアトリスからの提案で買収🏨💰

しかしホテルを残して守りたい
ベアトリスに対して

父エンディコットは跡形もなく
ホテルを取り壊したい。

完全に取り壊して更地にした場所に
新たに「エンディコットグランドホテル」の
建設計画を進めますが、

ベアトリスに計画がバレてしまい
親子で対立してしまいます💦


実娘ベアトリスは
ニューヨーク市保存協会を設立。

「ホテルハイタワー」を取り壊させまいと
父の前に立ちはだかります。

父に正面から立ち向かう
彼女の行動力や熱意は、
ハイタワー3世に対する憧れによるもの。

幼少時から憎かったハイタワー3世の肩を
愛する末娘が持つという結果に・・・


ここまでの物語設定は
アトラクションに乗っただけでは
理解が追いつきませんね💦

ちょっとしたシーンでも
かなり深い物語設定があったんです。


すべて繋げていけば映画化できるくらいの
バックグラウンドストーリーですね📝


ハイタワー3世の冒険記録

「欲しいものは奪ってでも手に入れる」
傲慢で強欲で傍若無人なハイタワー3世💦


世界各地で集めた文化的遺産や美術品など
数多くのコレクションが
ホテルのあらゆるところに飾られています👑💎

冒険家としてのハイタワー3世。
その冒険記録を年表形式でまとめてみました。



1875年
アジア探検🇯🇵🇨🇳🇰🇭
(日本、清、カンボジア)

1875年=明治8年
日本では廃刀令禁止となった時期ですね。

ちなみに私の高祖父(祖父の父)が
生誕した頃でした😄

今から約150年前ですが、
当時の写真も残っているので
そこまで昔には感じません。


日本では鎧と刀🇯🇵

カンボジアでは女神像と
造船層のレリーフを入手🇰🇭

カンボジア寺院から奪った一部は
ホテルロビーにある暖炉に使われています。



1879年
欧州探検🇪🇺

※主にルーマニア🇷🇴

巨大なガーゴイル竜を抱える女神像大聖堂から
ケルト族の門を入手。

略奪したケルト族の門は書斎へ続く
ウェイティングルームの入口に使われています。

1879年=明治12年。

琉球藩が沖縄県になり、
大正天皇が生誕した時期になります。

私の5代前(高祖父の父)が逝去した頃。
実家や檀家には結構記録も残っているので、
やはり、そこまで昔には感じません😅


1880年
東アフリカ探検
🌏

大量の仮面や衣類など入手。



1881年
オセアニア探検(イースター島など)🇨🇱

モアイ像を物々交換する。




1882年
地中海探検(ギリシャ、ローマ)🇬🇷🇮🇹

古代ローマの神殿と思われる一部は
ホテルのゲスト用エレベーターの
装飾に使われています🌟

頭部が欠けたギリシャの女神像や
足だけが残ったローマの女神像。
ポセイドン像なども入手🗽

これらは庭園に飾られていますね。

1883年
メソアメリカ探検🇲🇽

TDSにあるレイジングスピリッツ祭祀場
水晶髑髏の神殿を探検したようです⛵

ここでクリスタルスカルを略奪します💀💎

さらにレイジングスピリッツの石像も略奪👊

もう、やりたい放題💦

アステカの女神像、
骸骨神トラゾルテオトルの像も強奪しています🗽

1884年
インド探検🇮🇳

タマス像、インドの女神像を入手🗽
他にも数多くの彫像やコブラと孔雀の噴水を入手⛲

1887年
エジプト探検🇪🇬

小さなスフィンクス像と墓石を略奪。
ホテルのフロントカウンターに使われています。

他にもクレオパトラの女神像など入手🗽

1888年
ペルシア遠征🇮🇷

翼の生えた女神像と
スフィンクスを略奪。

1892年
北欧遠征🇸🇪🇮🇪🇳🇴

(スウェーデン、アイルランド、ノルウェー)

詳細記述はありません。

1899年
アフリカ探検(コンゴ遠征)🇨🇩

現地のムトゥンドゥ族から
呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥを略奪
(実は、略奪するように仕向けられている)

ハイタワー3世は40歳から、
失踪する64歳までの「24年間」
世界各地を探検していたことが分かります🌏

ハイタワー3世の武勇伝

ホテルのロビーには美術品や絵画などが
ずらりと並べられています💎👑

コレクションはすべて
ハイタワー3世の手によって集められたもので、

エレベーター上部には、まるで武勇伝のように
美術品を船で持ち帰った様子が描かれています。

この大きな絵に描かれた美術品は
全部で9個。

🇮🇳インド
象に乗ったハイタワー3世。
遺跡から「タマス像」を盗み出しています。



🇯🇵日本
人力車に乗ったハイタワー3世。
どこかの城から鎧や刀を盗み出しています。
ぐったりした門番を叩き起こしている
城主の怒り顔が描かれています。



🇪🇬エジプト
砂漠でラクダに乗ったハイタワー3世。
ピラミッドからスフィンクスのような
貴重な像を盗み出しています。



🇲🇽中央アメリカ
カヌーに乗ったハイタワー3世。
ロストリバーデルタの
レイジングスピリッツの遺跡から
石像を盗み出しています。

背後には原住民たちが
槍を投げて攻撃しています。
まるでインディジョーンズのようなシーン。



🇬🇷ギリシア
ボートに乗ったハイタワー3世。

神殿からポセイドン像を盗み出しています。

荒波の中を進む姿は勇ましい限りですが、
嵐の中、ボートに重たい石像を乗せるなんて
命知らずですよね(苦笑)



🇮🇹ローマ
遺跡から騎士の像を盗み出しています。
ハイタワー3世は、荷台の上で
騎士の像と同じポーズをとっています。

執事スメルディングが「見張り」に
賄賂を渡している様子も描かれてます。



🇷🇴ルーマニア
ソリにのったハイタワー3世。

古城からガーゴイル像を盗み出しています。
6匹のオオカミに追われている様子は
やはり命知らずとしか思えません。



🌏アフリカ
原住民の仮面を盗み出している様子。
槍を持って怒って追いかけてくる原住民。

執事スメルディングが逃げるために
ナイフで吊り橋を切り落とそうとしています。



🇨🇱イースター島
カヌーに乗ったハイタワー3世

モアイ像を持ち帰る様子。

現地民から手を振って見送られているので
どうやら略奪ではなさそうです(笑)



コレクションは(美術品)は、
1875年から13年間かけて
コツコツ集めていることが分かります。

ここでも忌み数の“13”が
取り入れられてますね



それにしても・・・

入手方法は、ほぼすべて
窃盗か強奪(略奪)じゃん。



ちなみにハイタワー3世の武勇伝が
描かれた様子のすべてに
“隠れミッキー”が潜んでいるんですよ。

スタンバイ(待ち時間)のときは
是非、探してみてください🔍


📝年表まとめ📝
関係人物と事柄

1835年
ハイタワー3世が生誕🎂


1837年
コーネリアス・エンディコット3世が誕生🎂


1847年
ハイタワー3世がエンディコットに
酷い「いじめ」をして退学処分
※寄宿制の学校スノッディングトン校🏫


1867年
イギリス軍にスメルディングが入隊


1868年
アビシニア遠征
ロバートネイピア将軍率いる
イギリス軍からスメルディング(当時伍長)が脱走💨


1875年
ハイタワー3世、アジア探検🇯🇵


1879年
ハイタワー3世、
欧州探検(主にルーマニア)探検🇪🇺🇷🇴


1880年
ハイタワー3世、東アフリカ探検🌏


1881年
ハイタワー3世、
オセアニア探検(イースター島など)🇨🇱


1882年
ハイタワー3世、
地中海探検(ギリシャ・ローマ)🇬🇷🇮🇹


1882年4月15日
ベアトリス・ローズ・エンディコットが生誕🎂


1883年
ハイタワー3世、メソアメリカ探検🇲🇽


1884年
ハイタワー3世、インド探検🇮🇳


1887年
ハイタワー3世、エジプト探検旅行🇪🇬


1888年
ハイタワー3世、ペルシア探検🇮🇷


1892年
ハイタワー3世、北欧探検🇸🇪🇮🇪🇳🇴


1892年1月23日
ホテルハイタワーオープン🏨


1897年2月2日
新聞記者ストラングがエンディコット邸へ🏠
ベアトリス(当時14歳)と初対面


1899年
スメルディングが瞑想の庭園で
ベアトリス(当時17歳)の絵を描く


1899年
ハイタワー3世、アフリカ探検(コンゴ遠征)🇨🇩
呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥを強奪する


1899年12月31日
ホテルハイタワーで
コンゴ遠征の帰還パーティーが開催🎉


1900年1月1日
ハイタワー3世が失踪💀


1908年10月21日
ベアトリスとアーチーが出会う


1911年4月15日
ベアトリス、29歳の誕生日🎂
実父エンディコットに、ホテル買収計画を持ちかける


1912年5月3日
エンディコットがベアトリスに内緒で
ホテルハイタワーを買収💰

跡地にエンディコットグランドホテルの
建設計画がベアトリスにバレてしまう💦


1912年5月4日
ショックで家出するベアトリス。
公園で会ったアーチーのアイデアで
ニューヨーク市保存協会の設立を計画。


1912年6月5日
ベアトリスがニューヨーク市保存協会設立🏢


1912年8月20日
ベアトリスがストラングにホテルツアーの計画を話す


1912年8月22日
ベアトリスがストラングをホテルツアーに招待する🏨


1912年9月4日
ホテルツアーが開始🎉



このように年表形式で見ると、

ハイタワー3世とエンディコットの確執。
スメルディングの出会いや
数々の冒険などの経緯も分かりますね👀



ハイタワー3世が呪われた理由

強欲で傲慢で傍若無人なハイタワー3世が、
呪われた原因は、自業自得に尽きます😥

呪いの偶像“シリキ・ウトゥンドゥ”は
スワヒリ語で「災いを信じよ」という意味で
絶対遵守のルールがあります。

・崇拝すること
・燃やさないこと
・閉ざされた場所に置かないこと
・馬鹿にしないこと
・勝手に他人には渡さないこと
・勝手に捨てないこと
・そして何より、恐れること

これらのルールを破ってしまうと
“シリキ・ウトゥンドゥ”は
持ち主に呪いをかけるようです💀


命に関わる重要なことなので
知らなかったでは済まされませんね💦

特に“シリキ・ウトゥンドゥ”は
「崇拝すること」を所有者に強く望みます。

この厳重なルールを狙ったようにすべて破りまくった
ハリソン・ハイタワー3世(笑)

記者会見で
「呪いの偶像なんて馬鹿しい」と言い放ち

最上階の自室でシリキを飾ろうと考え
エレベーターに乗る直前にはシリキの頭に
葉巻の火を押しつけています🚬

火を近づけてはいけないはずの偶像に
あろうことか葉巻の火を押し付けた上、
閉ざされた箱でもあるエレベータに乗り込んで、
屋内の自分の部屋に置こうとしていたのです🏠




他にもカウントすれば、数え切れないほど
絶対遵守のルールを破りまくっています💦

言動も行動も完全にアウトレイジ。
品性下劣、極まりないですね👊

ルールを守らず粗末に偶像を扱ったのですから
呪われて当然に思えます👻


ホテルのロゴにも出ている
傲慢なハイタワー3世の人柄

エントランス上部にある
ハイタワーホテルのロゴ

荘厳なファンタジー調で
なかなか素敵なデザインですよね👑

両脇にある2つの「H」は、
ハリソン・ハイタワーの「H」

貝殻の上には地球があり、
剣が刺さっています。

紋章の下にはラテン語で
「世界は私の牡蠣である」という文字。

これだけ見ても意味不明です💦

この答えは
入口のステンドグラスにありました。


ハイタワー3世が地球の上に立っていて、
杖はニューヨークを指しています。

まるで世界を支配しているかのような
挑戦的な描写ですね😅

【英文】
この世界は牡蠣のようなものだ。
私の剣で開いてみせよう。

牡蠣の殻をむくように剣でこじ開け
世界を支配
してみせるといったメッセージですね。

ハイタワー3世の支配欲や野望が
ビンビン伝わってきます💦


4つの建物からなる
ホテルハイタワー🏨

☑ホテルエントランスの
「大邸宅」


☑右側の
「カリフスタワー」


☑左側の
「インディアンタワー」


☑上部にあるハンマー型の
「グレートタワー」

ホテルハイタワーは
4つの建物から構成されています。


大邸宅
(5階建て)

元々はハイタワー家の大邸宅でしたが
ホテルのメインエントランスとして改築されました🌟

ハイタワー3世の書斎
『パークプレイスの竜』

ハイタワー3世が会長の
『ファラオ探検クラブ』

世界中の珍味を集めた
『オリンピック・レストラン』


カリフスタワー
(5階建て)

現在はニューヨーク市保存協会の
お土産屋となっている
『ラジャのスパ&プール』に隣接しています🛀

サンルームやイスラム調の
豪華なスイートルームがあります🌟

屋根にある銃眼は、ハイタワー3世が
1878年に遠征したアラビア探検で手に入れたもの。

インディアンタワー
(8階建て)

コンゴ遠征帰還記念パーティーが行われた
アトランティス・ボールルームがあり、
ポンペイで発見された大きな壁画が飾られています。

屋上には太陽の庭があります。

エントランスホールには
アメリカで最大(物語の設定当時)の
継ぎ目のない鏡が置かれています。


グレートタワー
(14階建て)

上部がハンマー型になっている建物。

ハンマー部分の12階~14階は
アフリカ風に装飾されたハイタワーの私室。

他にも豪華なスイートルームがあります🌟🌟


☑大邸宅
ゴシック様式



☑カリフスタワー
イスラム様式


☑インディアンタワー
ムガール様式


☑グレートタワー
ビクトリア様式


☑ハイタワー3世の「私室」
アフリカ風


☑ハイタワー3世の「書斎」
フランス中世風

このようにホテルハイタワーは建物によって
コンセプトがまったくバラバラ💦

色々な建築様式を取り入れています。


また、庭園には
世界各地の女神像が並べられて
ハイタワー3世の世界観が覗えます⛲

建物や敷地内のすべてが
どこから見てもインパクト抜群ですね🏨

1つ1つの装飾品にも細かく濃密な物語が
設定されていることが分かります📝

HOTEL DIRECTORY
地上14階・地下3階
各フロア案内🏨

1892年1月〜1900年1月まで8年間は
ホテルとして経営されていたハイタワー🏨

各フロアは、どんなものだったのでしょうか?

現在も残っている案内プレートには
このように書かれています📝

🏨Lobby revel(ロビー階)
HOTEL SHOP
(ホテル売店)

THE RAJAH’S POOL
(ラジャのプール)

OLYMPIC RESTAURANT
(オリンピックレストラン)

🏨Mezzanine(中2階)
CHINA DOLL – SALON DE BEAUTE
(美容室チャイナドール)

AZTECA GAMING ROOM
(アステカゲームルーム)

ALEXANDRIA LIBRARY
(アレクサンドリア図書館)

SOLARIUM
(サンルーム)

🏨1st Floor(1階)
LADIES RETIRING ROOM
(婦人化粧室)

🏨2nd Floor(2階)
GENTLEMEN’S SMOKING ROOM
(紳士用の喫煙所)

🏨4th Floor(4階)
ATLANTIS BALLROOM
(アトランティス宴会場)

🏨5th Floor(5階)
EXPLORER’S CLUB MEETING HALL
(探検家クラブミーティングホール)

🏨6th & 7th Floor(6~7階)
HIGHTTOWER MUSEUM
(ハイタワー博物館)

🏨Lobby revel(ロビー階)
HOTEL SHOP
(ホテル売店)

THE RAJAH’S POOL
(ラジャのプール)

OLYMPIC RESTAURANT
(オリンピックレストラン)

🏨Mezzanine(中2階)
CHINA DOLL – SALON DE BEAUTE
(美容室チャイナドール)

AZTECA GAMING ROOM
(アステカゲームルーム)

ALEXANDRIA LIBRARY
(アレクサンドリア図書館)

SOLARIUM
(サンルーム)

🏨1st Floor(1階)
LADIES RETIRING ROOM
(婦人化粧室)

🏨2nd Floor(2階)
GENTLEMEN’S SMOKING ROOM
(紳士用の喫煙所)

🏨4th Floor(4階)
ATLANTIS BALLROOM
(アトランティス宴会場)

🏨5th Floor(5階)
EXPLORER’S CLUB MEETING HALL
(探検家クラブミーティングホール)

🏨6th & 7th Floor(6~7階)
HIGHTTOWER MUSEUM
(ハイタワー博物館)

🏨12th Floor(12階)
PENTHOUSE(ハイタワーの部屋)


12~14階はハンマー型になっています。

「あの」横にせり出している部分で、
ハイタワー3世の私室になります🏠

ロビーにあるエレベータでは
12階までしか行けません💦

13階〜14階に行くためには
専用の小型リフトが用意されていました。


また、地下には秘密の倉庫があって
最下層は港の倉庫街までの水路と繋がっています。

そこから収集(略奪)してきた
コレクションを搬入していました⛵

しかし水路と繋がっているため湿気がすごく、
タペストリーのコレクションは、ほぼ台無しに💦


浸水してコレクションが
水浸しになっている場所もあります😥


秘密の倉庫には、ファラオ像を中心に

☑太陽神アモン
☑金の玉座
☑生産の神オシリス
☑ラムセス二世
☑ワニの頭のソベク
☑鳥の頭のホルス
☑ジャッカルの頭のアヌビス
☑人の姿のトトメス三世の像

これらが置かれているようです🗽



「中2階」のフロアには
美容室や図書館などがあるようですね💇📖

もちろん設定上の話ですから
実際には、客室も水路もありません😅

しかし「舞台設定」を細かく知っていれば
また違った角度でアトラクションが楽しめますね😄


不気味な女神像🗽

呪いの現場となったハイタワーホテルが
現在のタワーオブテラーです。

改修されたとはいえ、
事故当時のまま残っている箇所も多いので
重々しげな空気と怪しげな雰囲気に包まれています。


アトラクションよりも
スタンバイ列のほうが怖いほど💦

とにかく物語が緻密ですし、
細かな造り込みのクオリティも高く
リアリティがありますね😄

普段は封鎖されているQライン(待機列)にあるので、
混雑時にしか解放されない上、
見えづらい場所になっています。

庭園にある女神の彫像

🗽女神カーリー像
※カンボジアの女神

像髑髏飾りを肩からかけ、
左腕を挙げてポーズをとっている彫像💀


🗽女神アフロディーテ像
※ギリシャの愛の女神像

欠けた頭を手に持っている彫像。
庭園内にある絵からホテルオープン時は
まだ破損していなかったようですね。


🗽女神ターラー像
※インドの女神

像腕が四本ある彫像。


🗽聖アーデン像
※ドラゴンを抱える女神像

両手で小さなドラゴンを抱えている彫像。


🗽女神ヴィーナス像
ローマの裸像
貝の上に乗っているので足しか残っていません💦


🗽ペルシアの翼の生えた女神像
スフィンクスの彫像

ペルシアのスフィンクスは
髭を生やした男性がスタンダードなので
女性像は珍しいようです。


🗽ヴェネツィアの像
女性の顔に獅子のような体を持つ彫像。

スフィンクス2体が向き合うように並んでいます。


🗽アステカの戦いの女神像
剣を両手に持った彫像

これだけの女神像が集められているとは💦
ハイタワー3世の収集癖はとんでもないレベルですね。


🗽隠れている女神像
コブラを持つクレオパトラ像
倒れて、草の中に隠れてしまっています。

隠れている設定は不明ですが
きっと何かしらの意味があるのでしょう。





小さなプレートにも!
細かな物語設定

オーナーが失踪して、
廃墟になったホテル。

現在はニューヨーク市保存協会が
ガイドツアーのために公開している。

このような物語設定を
リアルに再現しているので

ホテルの「周辺」には女神像だけではなく、
廃墟時の名残らしさも見ることが出来ます。

ホテル横の庭園入口やアトラクションの
反対側にあるショップなどにかけられている
一見何の変哲もない閉鎖プレート。

プレートに書かれている文章をよく見てみると、
物語の設定に沿った内容になっています📝

CLOSEDBY ORDER OF THE CITY OF NEW YORKDEPARTMENT OF BUILDING SAFETYNO ADMITTANCE



閉鎖中ニューヨーク市の命令により、
安全性のない建物なので入場不可


さらにプレートの下には小さな文字で
ASUMTH SIGN COMPANY.
DELANCY STREET
と書いてあります。

これは、このプレートを作った
看板会社とその住所🏠


実際にこの住所の場所である
マクダックスデパートメントストアの裏側には

ASUMTH SIGN COMPANY
(アスモスサインカンパニー)という
小さな看板屋が存在します。

誰もそんなところまで
気にかけない細部まで徹底的に作り込み、
きちんと関連性を持たせて繋げているからこそ、

夢と魔法の国なのに、リアルな世界観を
作りだすことが出来るのでしょうね🌈


まさかのギャグ!?
暖炉に書かれている文字は・・・

ハイタワー3世の自己主張の強さを感じるコレクションが
ホテルのロビーに存在します。

ロビーの右側にある暖炉🔥

その暖炉前に置かれた安全柵には大きく
「高塔」という文字が彫られています📝

ホテルハイタワー

ハイ(高い)タワー(塔)

高塔

細かい演出も抜かりなかったのに
突然、こんな直球勝負をしてくるとは(笑)

自己主張が激しいというか
外人らしいというか(苦笑)

とにかくハイタワー3世の
「自分大好き感」が
全面に出ていることは間違いないですね😅


暖炉上に飾られた絵画を見ると
文化的遺産遺産を背にした
ハイタワー3世が描かれています。

どうやら暖炉自体が「文化遺産」のようです。

自画像を飾るために
中央にあったはずの人型像を
足だけ残して取り除いていますね😅

貴重な遺産をこうも雑に扱うなんて・・・

もはや傲慢という言葉だけで
片付けられる行為じゃありません💦


大好物はお取り寄せ!?
ハイタワー3世が食べていたものは?

珍しいものが大好きなハイタワー3世ですが、
一体どんな食べ物を好んでいたのでしょうか!?

その1つがアトラクション内にあります。

場所は落下時の写真を購入できるショップ
「タワー・オブ・メモラビリア」の手前の通路。

アトラクションを終えて
ササッと通り過ぎてしまいそうですが

この通路に“ある木箱”が置かれています📦



木箱に書いてある文字を読むと・・・

ケープゴット名産
“タラの缶詰”


GRAND BANKS CANNERYの文字と
魚のマーク🐟


ケープゴットと言えば
TDSのレストランでお馴染みですね🍴

ハイタワー3世は、タラの缶詰を
ケープゴットから取り寄せていたのでしょうか!?

こうした要素からキャラクター像を
探って考えてみるのも面白いですね🔍


ハイタワー3世には
実在モデルがいた!?

ハイタワー3世のモデルが存在します。


その人物とは

ディズニー屈指のイマジニア
ジョー・ロード

アニマル・キングダムやアウラニの
リードデザイナーとして知られてる
ディズニー界隈では、かなり有名人😄

顔立ちはハイタワー3世そのものですね(笑)


ファストパス発券所がある場所の秘密

ファストパスの発券所は「馬車寄せ」

ホテル・ハイワターのゲストたちが乗りつけた
「馬車」を停めるための場所でした🐴


入口には

CARRIAGE ENTRANCE

馬車の入口

このように書かれたプレートと

COACHMEN MUST BE RESPONSIBLE FOR THEIR CARRIAGES AT ALL TIMES


御者には馬車のすべての責任があります。

このようなプレートが掲げられています。


御者とは馬車の運転手のことなので、

この場所で起きたトラブル等は御者の責任であり、
ホテル側は一切、責任を負いません。

というわけですね😅



ハンマー構造の外観
理由と真実

ホテルハイタワーは、上部が横に出っ張って
まるでハンマーのような構造になっています🏢

欲しいものは手段を選ばずに手に入れる
強欲なハイタワー3世のイメージから
どんなものでも打ち砕けるような
ハンマーを連想させる形になっているのでしょうか!?

そうだとしたら、まさにハイタワー3世の
富と権力とエゴが象徴されていますね💦


しかし、公式ページでは

張り出し部分が造られた本当の理由。

建物がほとんど完成している状態で
ハイタワー3世が
自分の部屋を拡張したくなった。

そうするための唯一の方法が、
部屋の端を張り出させることであった。

建物がアンバランスに
ならないようにするために
張り出し部分は反対側にも付け加えられた。

このようにハッキリと書かれています。

つまり「ただ自分の部屋を広くしたかった」から、
あのようなハンマー型になったようです🏠

どちらにせよハイタワー3世の傲慢な性格に
ドンピシャの設定ですね(笑)



掲示板には何が書かれている?

見落としてしまいがちですが
スタンバイ列には「3つの掲示板」が設置されています。

☑1つ目の掲示板(1番手前)


The NEW YORK CITY PRESERVATION SOCIETYOFFERS for your EDIFICATION & ENLIGHTENMENTA GUIDED TOUR of the MYSTERIOUSHOTEL HIGHTOWER “TOWER Of TERROR”


ニューヨーク市保存協会は
あなたに正しい情報をお届けします。

神秘的な内容が理解できるように
“タワー・オブ・テラー”は
ガイド付きツアーで提供しています。


☑2つ目の掲示板(真ん中)


The NEW YORK CITY PRESERVATION SOCIETY PROUD CONSERVATOR of NEW YORK’S FINEST ARCHITECTURAL LANDMARKS CELEBRATESTHE LEGACY of HARRISON HIGHTOWER



ニューヨーク市保存協会は
ハリソン・ハイタワー3世の
遺産である最高級建築を讃えます。


☑3つ目の掲示板(入口から1番奥)


THE HOTEL HIGHTOWER A PARADIGM OF ARCHITECTURAL EXCELLENCE. “TOWER Of TERROR” A BAFFLING MYSTERY of EPIC PROPORTIONS Tours Daily The NEW YORK CITY PRESERVATION SOCIETY.


ホテルハイタワーは
時代を超越した最高建築です。

まだ未解決の壮大な謎があります。

ツアーは毎日、開催しています。

ニューヨーク市保存協会



新聞記事に書かれている内容

📝発行日
1899年12月19日

HARRISON HIGHTOWER RETURNING
FROM AFRICA    

見出しには
アフリカ(コンゴ遠征)から帰還したと
書かれていますね。


新聞記事の内容を見ていきましょう👀

来週、12月28日頃に
ハイタワー3世の船が
ニューヨークの造船所に戻る予定。


1899年12月31日。
新年前夜にパークアベニューで限られた
招待者のみ参加することが出来る
祝賀パレードが開催予定。

運がよければ「シリキ・ウトゥンドゥ」を
見ることが出来るだろう。

今から11カ月前。
ハイタワー3世は危険地帯といわれている
アフリカのコンゴ川流域の探査に向かった。

前人未到の地域に着いたハイタワー3世。

背筋が凍りつくような現地の話を聞くも
恐れず進み苦難に耐え、
ビクトリアフォールズの部族を退けた。

しかし、コンゴの熱帯気候や
ワニが出没して立ちはだかった。

このような危険を退ける装備は
万全な状態ではなかった。

1899年1月
ニューヨーク市が雪で覆われていた頃。

ハイタワー3世はアフリカの西海岸に沿って
ロアンゴからフランス、
コンゴの港へと向かった。

熱気が激しく
とても厳しい気候に見舞われた。

しかし、この先にはもっと熱く
もっと恐ろしいことが待っていると
従者達を高圧的に笑い飛ばした。

アフリカで最も危険な川の川上には、
原始的な儀式をする部族が支配していた。

ガイドは今すぐ撤退することを
ハイタワー3世に懇願する。

しかし、ハイタワー3世は耳を傾けず、
小さな「部隊」を組む。

さらに「お金」に物を言わせて
カヌーを漕がせ続けた。

ハイタワー3世(一行)は、
・従者スメルディング
・武装した18名の「部隊」
・カメラマン3名
他にはコックとポーターなど。

総勢30名を連れて進んだ。

突如現れた原住民族が
一斉攻撃を受けてしまう。

約10名が離脱。

この時点でようやく
ガイドの撤退する提案を聞きいれた。

結局、何も美術品を入手していなかったが
返すことを決定する。

7月16日
人数の減ったハイタワーの部隊は
怒り狂った部族に追われていた。

ボートを漕いで逃げる部隊に
槍が飛んできて、悲鳴が響いた。

原住民たちはカヌーで追いかけ、
叫びながら襲ってきていた。

しかし川の支流付近にある
ツイストツリーにあった緑の目を見ると、
恐れ去って行った。

通訳がムトゥンドゥ族の領土だと
ハイタワー3世に伝えた。

ムトゥンドゥ族は黒魔法を使う。
呪いを操る部族なので
通訳は早く引き返すように伝えた。

しかし、原住民族と戦い続けて、
疲弊した部隊には引き返す余地はなかった。

このまま不吉な雰囲気の河を
カヌーで進むしか選択肢はなかった。

しかしムトゥンドゥ族は
ハイタワー3世たちを
腕を広げて歓迎してくれたのだ。

祝いのために村に来るように伝える。

ムトゥンドゥ族は
火を使うことを許さなかった。

そのため葉巻に火を着けた
ハイタワー3世に慎重に注意を促した。

宴が行われる中、ハイタワー3世は
祭壇の上に置かれた古代の偶像
「シリキ・ウトゥンドゥ」を知った。

部族の呪術師が
大昔の古木を彫って作ったものだ。

黒魔術を増幅させるために
打ち砕かれた金属の破片や
無数の釘で覆われており、
偶像には呪術師の骨の一部も入っていた。

この地域全体の部族の中で、
この偶像は重要なもので
盗もうとする者もいるらしい。

ハイタワー3世は偶像に魅力を感じて
シリキ・ウトゥンドゥを手に取って眺めた。

そして首長のキジャンジに自分たちが持つ
「ビーズ」と交換して欲しい交渉するが
酋長キジャンジに断わられてしまう。

すぐにハイタワー3世の手から
偶像を取り返して、祭壇の上に戻した。

その顔には笑顔はなかった。

その後ハイタワーは武力で奪取するため、
部下たちに隠し持っていた武器を持たせ、
逃げ道を確保させた。

再び「シリキ・ウトゥンドゥ」を
祭壇から取る。

このときボロボロの金属片で
手を切ってしまった。

ムトゥンドゥ族はその様子を
一部始終“無表情”で見つめ、立っていた。

その目は憎しみに満ちていたが、
略奪を防ぐ素振りはなく、
しばらくすると歯を見せて笑いはじめた。

ハイタワー3世は
「シリキ・ウトゥンドゥ」を手に帰還。

途中で前に襲ってきた部族と遭遇するも、
その手に偶像を見ると、
部族たちは川に武器を捨てて逃げ出した。


以上が、簡単に抜粋した
新聞記事の内容です😅


ハイタワー3世が遠征して
偶像を手に入れるまでの経緯が書かれています。

部下が10人ほど犠牲になったことや

ムトゥンドゥ族が“わざと偶像”を
奪わせたことが解りますね。


呪いの偶像には
絶対遵守のルールがあります。


偶像を置き去りにしたり、
捨てたり、人に譲ってはならない・・・

ムトゥンドゥ族はルールを守るために
表向きは交換話を拒否して
ハイタワー3世の略奪を見逃したんですね。


もう1つの新聞記事も見てみましょう👀



Hotel HIGHTOWER
Gtand Opening

Glorious Celebration
ENSUES

見出しを訳すと

凄まじい栄光の祭典

ホテル・ハイタワーがグランドオープン

こんな感じでしょうか(苦笑)

小見出しにも
ハイタワー3世の最高傑作が遂にオープン
書かれていますね。

1892年1月24日
ニューヨークシティ。

マンハッタンに輝かしいホテル
ホテルハイタワーがオープン。


“パークプレイスの竜”こと
ハリソン・ハイタワー3世によれば、
オープンに3年の月日を費やしたが

ホテルハイタワーは
・美しさ
・力強さ
・優雅さ
このすべてを具現化したものと説明。

グランドオープンを祝うタウンパレードは
公園通りで開始。

様々な国の衣装を着た人々が行進。

最初に大きな地球儀のフロートが出発。

次にインドのマーチングバンドが続く。

さらに後ろには中国のドラゴンが
爆竹を鳴らして大通りの道を蛇行した。

その後ろをアラビアの
ベリーダンサーが続いていく。

アラビアの馬にゴーストダンサーと
ドラマーのグループが続いていた。

ニュージーランドは
マオリ族の戦士が詠唱し、

インドネシアは
アクロバットを披露した。

その後ろにはエレガントな
和服を着た日本の芸者が歩いた。

ホテルのオープンを祝うためだけに、
世界各国から沢山の人が集まった
一風変わったパレードが行われた。

その最後のグループは
ハイタワー3世だった。

伝統的なアフリカの服装をした人々が
マンハッタンの景色に圧倒され、
おびえながらもダンスや踊りをする後ろで、

ハイタワー3世はアフリカ象に乗って登場。
観衆に手を振って行進する。

ハイタワー3世が乗った像の周りには
女性が取り囲み、
その輝かしい姿を見て気絶した女性もいた。

別地区から来た
「4組」のブラスバンドが、
ハイタワー3世の登場に合わせて
耳をつんざくほどのボリュームで
ハイタワーマーチを演奏した。

ニューヨーク警察が群衆を抑える中、
ハイタワー3世は演台に登り、
歓声で声がかき消されながらも
スピーチを行った。

ハテープカットに参加し
偉大な功績をたたえられながら
ホテルへ入って行った。

祝賀会に招かれた招待客の中には
チャップリン市長や市議会関係者など。

社交界のエリートが多く集まっており、
大統領ベンジャミンハリソンの姿もあった。

ニューヨークの著名人が集まる中、
ニューヨーク中で2番目に富豪である
コーネリアス氏の姿はなかった。

宿泊台帳は招待客で溢れている。

ホテルスタッフは徹底したサービスを
提供することに従事していた。

夕方にはボールルームで祝宴が開かれた。

アトランティス・ボールルームでは
ジョエルN.キケロと
世界的に有名な楽団が演奏をした。

上流社会の女性たちは
最新ファッションを見せ合い、
男性たちとハイタワーワルツを踊った。

午後11時頃。
男性達が特別なナイトイベントを開催。
男性限定のため女性たちは部屋に戻った。

イベントに記者の参加は許されなかった。

後に聞いた話によると、
ハイタワー3世による“ホテル建設の裏話”や
ホテルの美術品に関する話をした模様。

今朝のニューヨーク新聞数紙には、
昨晩の祝宴出ダンサー女性と
酔った客によるお祭り騒ぎの
スキャンダラスな噂が掲載されている。

酔った客達の悪い様子が伝えられているが、
ホテルスタッフによって
それは事実ではないと否定された。

この噂は誇張された嘘だろう。

ハイタワー3世のビジネスライバルである
コーネリアスによって不名誉な噂もあったが
ホテルハイタワーは世界一のホテルである。

もしあなたが泊まりたいなら、
2ヶ月以上前に予約するする必要がある。

訪問予定があるなら
出来るだけ早く予約しよう。

しかし、そんな中
不十分な準備のためにある事件が起きた。

それが始まったのは招待客がドアの前で
招待状を提示し始めたときだった。

群衆に紛れ、ちんぴらや乱暴者たちが
祝賀会に侵入しようとしたのだった。

それから数分もしないうちに
玄関のドアを押しこまれた群衆は、
ロビーの許容を超える人数で溢れた。

彼らはエレガントなインテリアに見とれ、
貴重なランプをひっくり返して
メインエレベーターに向かった。

ハイタワーとニューヨーク警察は
彼らを何とか追い出したが、

ホテル前の通りは招待客の馬車が
通ることが出来ないほどに混雑していた。


この騒動を収めるのに時間がかかったため、
パレードの一部は忘れられてしまう。

エキゾチックな衣装に
身を包んだグループメンバーは
1日中寒い公園を彷徨っていた。

グランドオープンを迎えた
ホテルの祝宴の様子と騒動について
それらの詳細が書かれていました📝

男性だけのイベントがあったことや、
招待客以外の“乱暴者”がホテルに押し入ったことなど、

表立って語られないエピソードなのに
本当に細かく設定していますよね❣❣

あまりにも膨大なボリュームになってしまうので、
新聞記事のピックアップはここまでにします😅


パークのスタンバイ列には
他にもいくつか新聞記事のスクラップがあるので、
気なったらチェックしてみてくださいね🔍


緻密に作り込まれたアトラクション
総工費はいくら?

タワーオブテラーがオープンしたのは
2006年9月4日⏰

総工費は、約210億円。

莫大な費用が掛かっていますね😅


東京ディズニーリゾート全体の
アトラクション総工費で見ても
堂々のトップ3にランクインしています👑


ちなみに東京ディズニーリゾートの
アトラクションの「総工費 Top10」
このようになっています💴

【アトラクション総工費】

👑第1位
センター・オブ・ジ・アース(TDS)
💴約380億円


👑第2位
スプラッシュ・マウンテン(TDL)
💴285億円


👑第3位
タワー・オブ・テラー(TDS)
💴約210億円


👑第4位
ソアリン(TDS)
💴約180億円


👑第5位
カリブの海賊(TDL)
💴160億円


👑第6位
スターツアーズ(TDL)
💴140億円


👑第7位
トイ・ストーリー・マニア(TDS)
💴115億円


👑第8位
プーさんのハニーハント(TDL)
💴110億円


👑第9位
モンスターズ・インク(TDL)
💴約100億円


👑第10位
ビッグサンダーマウンテン(TDL)
💴約80億円

【総工費 – 番外編】

🏰美女と野獣エリア
💴約750億円


🚃ディズニーリゾートライン
💴約400億円



実写映画版🎬
タワー・オブ・テラー

タワーオブテラーは、テレビ映画として
90年代に映像化されています🎬

🎬ホーンテッドホテル
(1997年放映)

原題はTower of Terror

不可解なエレベーター事故の謎に迫る
「カメラマン」の謎解きという内容で
今でもディズニーファンに愛されています🎬


ここ最近、実写映画化に向けて
新たに動きがあるようですね😄

まだ現時点では
監督は決まっていないようですが

🎬トイ・ストーリー4(監督)
📝インサイド・ヘッド(脚本)

これらを手掛けたジョシュ・クーリー氏が、
現在、脚本を執筆中と報道されています📝


映画『ブラック・ウィドウ』の
主演を演じたスカーレット・ヨハンソン
出演交渉中という続報もありました🎬

ベアトリス役はスカーレット!?

最新実写映画となる
映画版『タワー・オブ・テラー』は
どんな作品になるのか気になります🔍



オープンから15年が経っても
連日大行列ができる人気アトラクション😄


バックグラウンドストーリーを知っていれば
アトラクションのスリルだけではなく
装飾品を眺めているだけでも楽しめます👑💎🗽

物語は謎が多いままなので、
オチがつけにくいという
難点はあるかもしれません💦


しかし、他のアトラクションに比べて、
バックグラウンドストーリーはかなり深めなので

掘り下げれば掘り下げるほど
魅力を感じられるでしょう💖

実際に英文を読み解いて
とことん世界観に浸ってみるのも楽しいですよ😄


私は、タワーオブテラーの
BGMも大好きです🎧

ゴッドファーザーのメインテーマが
サスペンス調になった雰囲気なのでオススメです♫



ディズニーパークについてはこちら🎡


壮大な物語設定を徹底深堀りした
BGS「第2弾」以降こちら❣


Imagining the Magic

Briar Rose